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20代でも生命保険に入るべき?20代向けの保険や加入するメリットを解説
20代でも生命保険に入るべき?
20代で生命保険に加入するメリットは?
本記事では、20代で生命保険に加入するメリットや20代の保険の選び方を解説。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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この記事の目次
20代で保険に入るべきか?
生命保険に入るべきか迷っている20代は多いですが、ケガや病気のリスクが低い20代のうちに生命保険に入るのがおすすめです。
生命保険に入るには、自分の健康状態や既往歴などの告知義務がある(※)ため、持病のある方は選択肢が少なくなります。
また、20代は就職したばかりで貯金が少なく、収入が安定していません。
万が一の医療費に貯蓄だけで備えるのは厳しいため、社会保障制度や資産状況を考慮して保険に入るべきかを検討しましょう。
※加入時に健康状態の告知義務がない「無選択型保険」もあります。
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20代の生命保険加入状況
20代の生命保険加入率(※1)
生命保険文化センターの令和4年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、20代の生命保険・個人年金保険加入率は下記の通りです。
20代男性 | 20代女性 | |
加入している | 46.4% | 57.1% |
加入していない | 53.6% | 42.9% |
20代は「なんとなく面倒だから」「保険料を払う余裕がない」などの理由で、保険加入率が全年代で最も低くなっています。
保険に入るべきか悩んでいる20代向けのお手頃な生命保険は豊富なので、保険に興味のある人は一度保険のプロに相談してみましょう。
20代の平均保険料(※1)
生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」によると、男女別年間払込保険料は下記の通りです。
男性 | 女性 | |
21.5万円 | 平均 | 16.6万円 |
30.1% | 12万円未満 | 42.2% |
28.5% | 12~24万円未満 | 31.8% |
17.5% | 24~36万円未満 | 12.1% |
6.5% | 36~48万円未満 | 3.4% |
3.0% | 48~60万円未満 | 1.5% |
4.8% | 60万円以上 | 2.5% |
年間払込保険料はどの年代も世帯年収に伴って高くなる傾向ですが、20代のみでは男性が11万9千円、女性が9万6千円となっています。
20代で生命保険に加入している人の保険料は、月々1万円程度が一般的だと言えるでしょう。
20代の平均保険金額(※1)
生命保険文化センターの令和4年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険加入金額は下記の通りでした。
生命保険加入金額 (全生保) |
男性 | 女性 |
全年代 | 1,632万円 | 739万円 |
20代 | 1,001万円 | 751万円 |
30代 | 2,065万円 | 768万円 |
40代 | 1,883万円 | 807万円 |
50代 | 1,629万円 | 737万円 |
60代 | 1,071万円 | 507万円 |
70代 | 582万円 | 395万円 |
女性は全年代で400万円程度しか変動がないのに対し、男性は20代から30代の間で1,000万円増加し、最大で1,500万円程度の変動があります。
近年は、コロナ禍の行動制限や世帯年収の減少、女性の就労状況の変化による男性の保障需要の引き下げにより保険金額は減少傾向です。
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20代で保険に入るメリット・デメリット
20代で保険加入するメリット
20代で生命保険に入るメリットは、下記の点が挙げられます。
✅ 保険の選択肢が多い
✅ 将来に向けての資産形成ができる
生命保険の保険料は、被保険者(保障の対象になる人)が若いほど負担が軽くなるように設定されているのが一般的です。
過去の病歴や現在の健康状態を保険会社に告知しなければならないため、健康状態を損ねてからでは選択肢が少なくなります。
貯蓄型保険は、満期保険金や解約返戻金などを受け取れて資産形成に活用できるのも保険に入るメリットだと言えるでしょう。
20代で保険加入するデメリット
20代で生命保険に入るデメリットは、下記の点が挙げられます。
✅ 保険の見直し期間が短くなる
20代は比較的ケガや病気のリスクが低く、公的医療制度のみで医療費を賄える人は生命保険の必要性を感じにくいです。
家賃や食費などの生活費だけでなく、奨学金の返済などを抱えている20代は保険料の支払いで生活が苦しくなる人もいます。
20代は保険加入後に結婚や転職などのライフステージの変化が起こりやすいため、保険の見直し期間が短くなるのも特徴です。
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【状況別】20代の保険の選び方
20代独身 | 20代既婚(夫婦のみ) | 20代既婚(子持ち) |
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①20代独身
✅ 病気・ケガのリスクに備える
✅ 収入減少のリスクに備える
✅ 死亡保険は葬儀代を賄える程度でOK
20代独身の人は、働けなくなるリスクに備えるための生命保険に加入すべきだと言えます。
保障内容や保険期間、負担する保険料のバランスを考えながら保険を検討しましょう。
・低解約返戻金型終身保険 ・女性保険
②20代既婚
✅ 家族(パートナー)の生活保障を考える
✅ 病気・ケガのリスクに備える
夫婦のみの20代は、パートナーの生活への影響や負担を減らせる保険を選ぶのがおすすめ。
共働きであれば高額な保障は不要ですが、公的医療制度で不足している保障をカバーできる保険に加入しましょう。
・低解約返戻金型終身保険 ・収入保障保険
③20代子持ち
✅ 子供の教育費・養育費を備える
✅ 保険料をできるだけ安くする
子供がいる20代夫婦は、子供の教育資金の準備に適した保険を選ぶのがおすすめ。
独身や夫婦のみの人よりも備えておくべき保障は多いですが、生活に支障が出ないように自分に合う保険に加入しましょう。
・学資保険 ・収入保障保険
・低解約返戻金型終身保険
20代におすすめの入るべき保険
公的医療保険でも医療費の自己負担額が軽減されているため、十分な貯蓄がある人は優先度が低く感じやすくなっています。
しかし、健康面に不安を感じてから保険への加入を検討すると、加入時の条件によっては希望する保険に申し込めません。
将来的に保険への加入を検討している人は、ニーズに合う保険を選びやすく保険料の負担が軽い20代のうちに加入するのがおすすめです。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
「短期(早期)就業不能給付金」「長期就業不能給付金」「就業不能給付金」などがあり、受取期間で短期と長期が分かれています。
就業不能状態となってから60日間などの支払対象外期間経過後に給付金を受け取るタイプが一般的で、保険期間は定期が多いです。
・入院している状態 ・在宅療養している状態
・国民年金の障害等級1・2級に該当する状態
・公的介護保険の要介護2以上に該当する状態
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
昨今では、国民年金や厚生年金の受給開始年齢が引き上げられており、早い段階で老後資金を準備しておかなければなりません。
受け取り期間や保障期間で「終身年金」「有期年金」「確定年金」の3種類に分かれていますが、ほとんどの商品が確定年金タイプです。
個人年金保険に加入する人はそれぞれの特徴を把握して、自分に合う保険を選びましょう。
「低解約返戻金型終身保険」とは、保険料払込期間中の解約返戻金が低く抑えられている終身保険です。
保険料払込期間中に解約すると解約返戻金が低くなる代わりに、お手頃な保険料で一生涯の保障を準備できます。
払込期間は保険料を払い終えるタイプと一生涯にわたって払い続けるタイプがありますが、どちらも解約しない限り保障は一生涯が対象。
保険料を支払っている間は解約返戻金が少ないため、短期の貯蓄を目的とした保険選びにはおすすめできません。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
収入保障保険は死亡保険の一種で、保険期間中に被保険者が死亡もしくは高度障害状態になると満期まで毎月保険金を受け取れる保険です。
毎月決まった金額を受け取れるので、遺された家族は生活費や教育費として計画的に使いやすくなっています。
最低支払保証期間を設定できるのが一般的ですが、保険期間を65歳までにすれば保険期間終了後すぐ、老齢年金の受給が始まるので最低支払保証期間は短くても問題ありません。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
将来の受取額が同じであれば、早い段階で加入するほど保険料が安くなる傾向です。
親などの契約者が亡くなるとその後の保険料は免除され、保障内容もそのまま継続されます。
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20代でも保険に入るべきか?:まとめ
20代でも生命保険に入るべきか、20代で生命保険に入るメリットがわからず悩んでいる人は少なくありません。
生命保険の保険料は、被保険者が若いほど負担が軽くなるように設定されているため、20代のうちに入るのがおすすめです。
『ひとまず保険に入れそうか知りたい!』そんな方はぜひグッドカミングのLINE相談で無料診断してみましょう!
自分の収入やニーズに合う保険がわからない方は、一度保険のプロに相談してみましょう。
引用(※1):生命保険文化センター/令和4年度生活保障に関する調査