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70歳以上でも生命保険に加入すべき?70歳以上の保険の選び方を徹底解説

70歳以上でも生命保険に加入すべき?70歳以上の保険の選び方を徹底解説

70歳以上でも生命保険に加入すべき?
70歳以上の保険の選び方は?

生命保険への加入を検討していても、70歳以上でも加入できるのか、70歳の保険の選び方がわからず悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、70歳以上の生命保険加入率や生命保険の選び方、70歳におすすめの保険を解説

生命保険への加入を検討している方は必見!

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/貯金/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。現役ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

70歳以上でも保険に加入すべき?

一般的に生命保険は満80歳を上限とする商品が多く、年齢や持病を理由に保険への加入が難しいと感じる70代は多いです。

昨今では、持病がある70歳以上の方でも加入しやすい保険が増え、病歴の告知項目が少ない・告知が不要な保険も充実しています。

まずは、70歳以上の生命保険加入率や受療(入院)率、70歳以上で保険が不要な人の特徴を詳しく見ていきましょう

70歳以上の生命保険加入率

生命保険文化センターの令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険・個人年金保険の年齢別加入率は下記の通りです。

生命保険・個人年金保険加入率

世帯主の年齢別にみると、70歳代前半の世帯では88.2%、70歳代後半の世帯でも85.0%が生命保険・個人年金保険に加入しています。

全世代の平均加入率が89.8%なので、70歳以上でも生命保険・個人年金保険に加入している人は多いと言えるでしょう。

70歳以上の受療(入院)率

厚生労働省の令和2年(2020)「患者調査(確定数)の概要」によると、性・年齢階級別にみた受療率(人口 10 万対)は下記の通りです。

年齢階級 入院 外来
60~64歳 895 6,113
65~69歳 1,207 7,951
70~74歳 1,544 9,649
75~79歳 2,204 11,527
80~84歳 3,234 11,847
85~89歳 4,634 10,728

年齢階級別にみると入院は65歳から、外来は70歳以上から受療率が高くなっています

高齢になればなるほど病気やケガのリスクが高まるため、70歳以上の方は生命保険や医療保険に加入して備えておくと安心です

70歳以上で保険が不要な人の特徴

生命保険や医療保険が不要だと感じる70歳以上の方は、以下の特徴が挙げられます。

【保険が不要な人の特徴】
・十分な貯蓄がある
・公的医療保険で医療費を賄える
・扶養する家族がいない

日本では高齢者の医療費自己負担額が抑えられているため、十分な貯蓄がある方は生命保険や医療保険の必要性が低いです。

しかし、公的医療保険では補えない費用もあるので、不足している部分は生命保険や医療保険を活用しましょう

持病があっても加入しやすい保険

引受基準緩和型・無選択型

生命保険への加入時は、保険会社に過去の病歴や現在の健康状態を告知する義務があります

過去に保険会社から契約を断られた方や健康状態に不安がある70歳以上の方でも、下記のような保険であれば加入しやすいです

引受基準緩和型(限定告知型)

引受基準緩和型保険は一般的な生命保険よりも告知項目が少なく、持病があっても入りやすい保険だと言われています。

【主な告知項目】
今後3か月以内に、入院または手術の予定がある。
過去5年以内に、がん(悪性新生物・悪性腫瘍)・上皮内がん・肝硬変で医師の診察・検査・治療・投薬(薬の処方を含む)または入院・手術を受けたことがある。
過去2年以内に、病気やケガで、入院したことまたは手術を受けたことがある。
※告知項目は保険会社により異なります。
※すべて「いいえ」の方が申込み可能です。

他の保険よりも保険料が割高に設定されていますが、定期型と終身型があり自分に合った保険を選択可能。

引受基準緩和型保険は持病の悪化・既往症の再発も保障対象なので、健康に不安を抱える70歳以上の方でも安心です。

無選択型(無告知型)

無選択型保険は、引受基準緩和型保険にも加入できない70歳以上の方でも、年齢などの条件を満たせば申込み可能

一般的な生命保険よりも保障内容は少額に設定され、持病の悪化・既往症の再発も基本的に保障対象にはなりません。

引受基準緩和型保険への加入が難しい70歳以上の方が、最後に検討すべき保険だと言えます。

高額の医療費発生時に自己資金で賄えるか不安な方は、自身の貯蓄や健康状態を踏まえて生命保険への加入を検討してみましょう

70歳以上の生命保険の選び方

昨今では、葬儀代やお墓の購入費など、遺された家族の負担を減らすために生命保険に加入したいと考える70歳以上の方も多いです。

ここからは、70歳以上の保険料の平均額や生命保険の選び方を解説していきます

現在加入している保険を見直す
公的医療保険の内容を把握する
ライフステージに合う保険を選択

現在加入している保険を見直す

70歳以上ですでに保険に加入している人は、下記項目を見直すのがおすすめ。

▶ 保障内容

生命保険の見直し方法は、主に以下の4つの種類が挙げられます。

①保障を増やす
②保険の種類を変える
・追加契約
・特約の中途付加
・転換
・転換
③保障の範囲を拡げる
④保障を減らす
・追加契約
・特約の中途付加
・転換
・保険金の減額
・特約の解約

経済的リスクを確認して、「死亡保障」「医療保障」「介護保障」「老後保障」など、保障の目的を明確にするのが保険見直しのコツです

▶ 保険料

生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」によると、70歳以上の世帯年間払込保険料(全生保)は下記の通りでした。

年間払込保険料は世帯年収に伴って高くなる傾向ですが、70歳代前半で33万7,000円、70歳代後半で31万4,000円となっています。

70歳以上で保険に加入している方の保険料は、月に2~3万円が一般的だと言えるでしょう

全世代の年間平均:37万1,000円(令和3年度)

▶ 保障期間(保険期間)

生命保険は、加入している保険の種類によって保障される期間は大きく異なります。

定期型
終身型
定期型 終身型
〇メリット
● 他の保険より少ない保険料で大きな保障 ● 保障が一生涯続く
● 解約返戻金がある
×デメリット
● 一定期間のみの保障
● 満期保険金がない
● 保険料が割高
● インフレに弱い

特に保障内容が加入当時のままの70歳以上の方は、保障の重複や不足が見つかりやすいです

自分の生活設計やニーズに合う保険かがわからない方は、保険のプロに相談してみましょう

公的医療保険の内容を把握する

70歳以上で貯蓄に余裕のある方・国の医療制度で医療費を賄える方は公的医療保険のみで十分だと考える人も多いです

高齢者の医療費の自己負担額は抑えられていますが、令和4年の自己負担割合の改正を踏まえて医療保険に加入すべきかを再検討しましょう。

後期高齢者医療制度

年金収入+その他の合計所得金額 自己負担割合
200万円未満
※世帯内に後期高齢者が2名:320万未満
1割
200万円以上383万円未満
※世帯内に後期高齢者が2名:320~520万未満
2割
383万円以上
※世帯内に後期高齢者が2名:520万以上
3割

2022年10月以後、公的医療保険制度の改正により、75歳以上でも一定の所得のある方は自己負担割合が「2割負担」に変更されました

平均的な受給額で年金収入のみでは自己負担額引き上げの対象にはなりませんが、月に約2万円年金額が増えれば200万円を上回ります。(※)

厚生年金の受給額が高い・夫婦で厚生年金を受給する・年金以外に収入がある70歳以上の方は、受給額を再確認しましょう

新たに2割負担となる75歳以上の後期高齢者は被保険者全体の約20%といわれており、約370万人が該当する見込みです

※ 引用:厚生労働省/令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

高額療養費制度(※)

高額医療費制度

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、月初め~終わりのひと月で上限額を超えると超過金額を支給する制度

70歳以上の加入者は所得水準によって分けられ、外来だけの上限額も設けられています。

保険適用される診療が対象になるので、「差額ベッド代」や「食事代」、「先進医療にかかる費用」などは高額医療費の支給対象にはなりません。

高額医療費は受診(申請)した月から支給までに少なくとも3ヶ月程度かかります。

※引用:厚生労働省/高額医療費制度を利用される皆さまへ

ライフステージに合う保険を選択

生命保険への加入を検討している人は、ライフステージに合わせてその都度保障内容を考えなければなりません

70歳以上の方が加入を検討すべき保険は、下記の通りです。

▶ 死亡保険

「死亡保険」とは、加入者である被保険者が何らかの理由で死亡した際に、遺された家族に対して保険金が支払われる保険を指します。

大きく分けて定期型と終身型の2種類があり、それぞれのおすすめの人は下記の通りです。

定期型がおすすめの人
・保険料を抑えたい子育て中の現役世代
・個人事業主や法人経営者

終身型がおすすめの人
・保障と貯蓄機能の両方を叶えたい方
・一生涯変わらず必要な保障額を確保したい方
(葬儀代やお墓代など)

家族構成やライフステージによって備えておくべき保障額は異なるので、自分の状況やニーズに合う保険を選びましょう。

被保険者の死亡だけでなく、所定の高度障害になっても保険金が支払われます

▶ 医療保険

「医療保険」は公的医療保険と民間の医療保険の2種類に分けられ、病気やケガで入院・手術・通院した医療費の負担を軽減する保険です

公的医療保険でも75歳以上は医療費の自己負担額が1割(※)なので負担は少ないですが、入院時の差額ベッド代や食事代、保険適用外の治療費などカバーされない費用もあります。

十分な貯蓄がある・現役並みの収入がある方は優先度が低いかもしれませんが、健康や貯蓄に不安のある方は検討してみましょう

※現役並みの所得がある人は3割負担
引用:全国健康保険協会/医療保険制度改正

▶ 介護保険

生命保険会社の介護保険は、所定の要介護状態になると現金を受け取れる保険で、「一時金(介護一時金)」「年金(介護年金)」「一時金と年金の併用」の3つがあります。

保障の対象となる要介護状態(※)
保険会社が定める所定の「寝たきり」と「認知症」状態
要介護状態が、保険会社が定める所定の期間継続している
公的介護保険の要介護認定に連動して給付を受けられる

いつどのような保障が受けられるのかを確認して、自分に合う介護保険を選択しましょう。

(※)引用:生命保険文化センター/民間の介護保険の仕組みについて知りたい

▶ 葬儀保険

葬儀保険は少額短期保険に含まれ、葬儀にかかる費用を賄うための保険です

一般的な保険よりも保険料がお手頃で、加入時に医師の診査が不要な保険も多く、持病がある70歳以上の方も申し込みやすくなっています。

掛け捨て型の保険なので解約返戻金などはありませんが、70歳以上で葬儀費用を備えたい方にはおすすめです

保険金額に上限があるため、長期間加入すると元本割れが発生します

▶ 傷害保険

「傷害保険」は、骨折や火傷、全身打撲などのケガで入院や手術・通院をしたり亡くなったりすると保険金が支払われる保険です。

傷害保険の保障内容例
・ 階段を踏み外して転倒
・ 自転車で転んでケガ
・ 料理をしていて火傷
・ 交通事故で死亡

傷害保険はケガを保障する保険なので、病気を治療するために入院や手術をしても保険金は支払われません

新たに保険へ加入する人は、現在加入している保険の保障内容や公的医療保険では不足している保障をカバーできる保険を選択しましょう

70歳以上の生命保険:まとめ

70歳以上で生命保険に加入できるのかわからず悩んでいる人は多いですが、高齢者でも加入しやすい保険は充実しています

すでに保険に加入している70歳以上の方は、保障内容が加入当時のままだと保障の重複や不足が見つかりやすいです。

自分のライフステージに合う保険がわからない方は、一度保険のプロに相談してみましょう