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生命保険の月額平均は?年代別の生命保険の月額と生命保険の加入率を解説

生命保険の月額平均は?年代別の生命保険の月額と生命保険の加入率を解説

生命保険の月額平均を知りたい!
年代別の生命保険の月額は?

生命保険の月額平均がいくらかわからず、悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、年代別の生命保険の月額や生命保険の月額を抑える方法について解説。

生命保険の月額の目安を
知りたい人は必見です

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

【年代別】生命保険の加入率

生命保険文化センターの調査によると、年代別の生命保険の加入率は下記の通りでした。※1

年代別の生命保険の加入率

※全生保とは、民間の生命保険会社・郵便局・JA(農協)・県民共済・生協等で取り扱う生命保険(個人年金保険や生命共済を含む)を指しています。

他の年代と比べると20代の加入率は低いです。

ただし30代以降の加入率は約80~90%と高く、多くの人が保険に加入していると言えます。

【年代別】生命保険の月額

生命保険や個人年金保険加入者の年間払い込み保険料と月額の保険料(年間払い込み額を12で割った金額)は下記の通りです。※2

年間払い込み保険料 月額
20代男性 119,000円 9,916円
20代女性 96,000円 8,000円
30代男性 199,000円 16,583円
30代女性 140,000円 11,666円
40代男性 224,000円 18,666円
40代女性 186,000円 15,500円
50代男性 255,000円 21,250円
50代女性 190,000円 15,833円

20代は男女ともに月額1万円以下、月額が2万円を超えたのは50代男性のみでした。

結婚や子どもの有無・住宅購入などライフステージごとに必要な生命保険は異なりますが、保険料の月額目安は約1~2万円と言えます

年齢が若いと死亡や病気にかかるリスクが低いため、一般的に保険への加入年齢が若いほど保険料は安くなりやすい。

1世帯あたりの保険料の月額

世帯年間払込保険料と月額

世帯年間払込保険料
12万円未満 19.3%
12~24万円未満 17.6%
24~36万円未満 16%
36~48万円未満 9.3%
48~60万円未満 6.4%
60~72万円未満 4.7%
72~84万円未満 2.5%
84万円以上 5.4%

1世帯あたりの年間払込保険料は、12万円未満の割合が19.3%と最多でした。※3

24万円未満・36万円未満の世帯も多く、保険料を月額約1~3万円支払う世帯が多いです。

年収と生命保険の比率

生命保険に加入している世帯の年収に対する年間払込保険料の割合は下記の通りです。※2

年収 年収に対する保険料の比率
200万円未満 11.7%
200~300万円未満 11.6%
300~400万円未満 9%
400~500万円未満 6.8%
500~600万円未満 5.8%
600~700万円未満 5.1%
700~1000万円未満 5.2%
1000万円以上 4.2%

全体の平均は6.7%で、年収が高くなるほど年収に対する保険料の割合は低くなっています。

生命保険への加入を検討している人は、年収に対して5~10%の保険料を目安にしましょう

▶支払い可能な保険料の平均は?

生命保険文化センターの調査によると、現在支払っている生命保険の保険料を含めて世帯で1年間に最大いくらまでの保険料なら支出できるかについて尋ねたところ平均31.8万円でした※3

年齢 支出可能保険料(万円)
29歳以下 21.8
30~34歳 31.1
35~39歳 34.7
40~44歳 34.5
45~49歳 34.2
50~54歳 38
55~59歳 35.2
60~64歳 37.3
65~69歳 32.9
70~74歳 26.2
75~79歳 19
80~84歳 20.8
85~89歳 23.2
90歳以上 14.4

年齢によって支払えると答えた保険料は異なるものの、月額はだいたい1~3万円代で実際に支払っている年間払い込み保険料と同じです。

保険料の負担が大きいと家計が圧迫されるので生命保険への加入を検討している人は、自分にとって無理のない月額負担額を考えましょう。

生命保険の月額を抑える方法

生命保険の月額を抑える方法
①掛け捨て型と貯蓄型を使い分ける

生命保険には、貯蓄型生命保険と掛け捨て型生命保険の2種類があります。

貯蓄型
生命保険
掛け捨て型
生命保険
保険料 掛け捨て型より
割高
貯蓄型より
割安
解約返戻金 ×
(あっても少額)
満期保険金
(終身保険など満期がないものはなし)
×
主な保険の種類 ・終身保険
・養老保険
・学資保険
・個人年金保険など
・定期保険
・医療保険
・収入保障保険など

貯蓄型生命保険は死亡や病気・ケガに備えながら、貯蓄もできるのが魅力の保険商品です。

一方掛け捨て型は満期時等に受け取れるお金はない分、保険料の月額負担が軽減されます。

貯蓄型生命保険のメリット
・万一に備えつつ貯蓄できる
・支払った保険料より満期保険金等が上回るケースがある
・資産形成としても活用できる
掛け捨て型生命保険のメリット
・比較的保険料が割安
・定期的に保険の見直しができる

それぞれメリットは異なるので、自分に必要な保証内容や保証期間に合わせて2つのタイプの保険を使い分けると保険料を抑えやすいです。

生命保険の月額を抑える方法
②生命保険の保障内容を見直す

生命保険の月額保険料を抑えたい人は、ライフステージの変化ごとに保険を見直しましょう

保険の見直しでチェックする点
・保険料は無理のない金額か
・保険料の支払いはいつまでか
・保障期間はいつまでか
・万一に支払われる保険金額は十分か
・解約返戻金はいくらか
・保険金の受取人に誤りはないか

独身や子どもの有無、反対に子どもの独立などライフステージが変化するのに合わせて必要となる生命保険も変わっていきます。

定期的に保険の見直しをしないと、今の自分には大して必要ではない保障内容に月額保険料を支払い続ける事態になりかねません

どうやって保険の見直しをしたらいいかわからない人は、専門家に今後のライフプランも含めて相談するのも一つの手です。

生命保険の月額を抑える方法
③生命保険の特約はつけない

生命保険の特約とは
ベースとなる主契約の保障内容を充実させるために任意で付加できる契約。
一般的に特約のみでは契約できない。

例えば子どもの独立まで一定期間保障を手厚くしたい人は、一生涯の死亡保障(主契約)に60歳までの死亡保障を特約として付加します。

他にも終身タイプの医療保険に先進医療特約(先進医療による治療への費用負担に備えられる)を付加したりなど特約の種類は様々です。

ただし特約をつけると保険料は高くなります

特約をつける
複数の生命保険を組み合わせる
必要最小限の生命保険のみ加入する

少しでも保険料を抑えたい人は、それぞれの保険料の月額負担額を計算して自分に最適な形で生命保険に加入しましょう

種類によっては特約のみの解約不可な保険商品もあるので契約前に確認する。

生命保険の月額について:まとめ

生命保険の保険料の月額負担は約1~3万円がだいたいの目安と言えます。

生命保険への加入を検討している人は、貯蓄型と掛け捨て型を上手く使いわけて無理のない保険料の月額負担を実現しましょう。

自分一人で最適な生命保険を選ぶのが不安なら、ぜひ保険のプロに相談してみてください

※1引用:生命保険文化センター/生命保険の加入状況
※2引用:生命保険文化センター/令和4年度「生活保障に関する調査」
※3引用:生命保険文化センター/生命保険(個人年金保険を含む)の加入状況
※4引用:生命保険文化センター/令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」