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自閉症でも生命保険に入れる?自閉症の人が加入しやすい保険と注意点を解説

自閉症でも生命保険に入れる?自閉症スペクトラム障害が加入しやすい保険と利用できる公的保障を解説

『自閉症だと保険加入できないってホント?』
『自閉症でも入れる保険はある?』

自閉症スペクトラム障害(ASD)は発達障害のひとつで、対人関係の困難や強いこだわりなどの特性を持つ病気です。

今回は自閉症でも加入しやすい生命保険の種類と、保険加入しにくい理由・利用できる公的保障について解説します。

生命保険への加入を検討している自閉症スペクトラム障害の人や家族は、参考にしていきましょう。

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自閉症でも保険に入れる?

自閉症スペクトラム障害(ASD)は、子どもの約20〜50人に1人に見られる発達障害で、対人関係が苦手・強いこだわりなどの特性があります。(※1)

自閉症スペクトラム障害は個人により程度の差が大きく、健康な人に比べて通常の生命保険に加入しにくいのが現状です。

ただし保険会社や商品によっては加入できるため、まずは自分の状況を把握したうえで検討しましょう。

※1 引用:こころの健康情報局すまいるナビゲーター/自閉スペクトラム症とは?

自閉症でも入りやすい生命保険の種類

自閉症スペクトラム障害の病歴があっても加入しやすい保険として、下記の3種類が挙げられます。

いずれも通常の生命保険より保険料が割高になりやすいため、加入前に通常の保険に加入できるか確認しておきましょう。

自閉症スペクトラム障害があると保険に入りにくいんだ…。今の自分でも加入できる保険はあるのかな。

病歴があっても加入できる保険はあります。症状の程度によって選択肢が変わるので、まずはどんな保険があるのか一緒に確認していきましょう。

引受基準緩和型の生命保険

自閉症スペクトラム障害の病歴があり通常の保険への加入が難しい人でも、引受基準緩和型医療保険なら加入しやすいです。

引受基準緩和型医療保険は病歴があっても加入しやすく、一般的に下記の内容が審査対象です。

健康状態に関する告知項目の例
過去2年以内に入院・手術をしたことがある
今後3カ月以内に入院・手術の予定がある
・現時点でがん・肝硬変と医師に診断または疑いがあると指摘されている など

通常の医療保険より保険料が割高になりやすいため、まず通常の保険に加入できるか確認したうえで検討しましょう。

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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2026年07月01日~07月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

無告知型の生命保険

無告知型(無選択型)の生命保険とは、健康状態の告知や医師による診査なしに加入できる保険の総称です。

自閉症スペクトラム障害などの病歴があっても加入しやすい反面、下記の制約があります。

無告知型保険の主な特徴
・死亡保険金は少額の設定が多い
・診査・告知が必要な保険より保険料が割高
・医療関係の特約を付加できない
・契約から一定期間は保険金の支払いが制限される商品もある
引用:告知や医師の診査なしで契約できる生命保険とは?

引受基準緩和型よりもさらに保険料が割高になりやすく、契約当初は払い込んだ保険料相当額しか受け取れません。

自閉症スペクトラム障害で通常の保険や引受基準緩和型への加入が難しい人の最終手段として検討しましょう。

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その他(症状に応じた追加保険)

自閉症スペクトラム障害の特性や併存する症状によっては、下記保険も選択肢になります。

その他(症状に応じた追加保険)

自閉症スペクトラム障害の特性や併存する症状によっては、下記保険も選択肢になります。

症状に応じた追加保険の例
・てんかんなど併存症状がある人向けの特定疾病保障保険
・子ども向けの学資保険(発達障害告知緩和タイプ)
・成人後の生活を支える個人年金保険(引受基準緩和型)

通常の生命保険や引受基準緩和型・無告知型だけでなく、併存症状や生活状況に合わせた保険も比較検討しましょう。

自閉症と保険審査の関係

症状の程度と審査の関係

生命保険では、自閉症スペクトラム障害と診断されただけで一律に加入を断られるわけではありません。

審査では診断名だけではなく、症状の程度や通院状況、服薬の有無、日常生活への影響などを総合的に判断します。

自閉症スペクトラム障害の程度と生命保険審査の目安

症状の程度 生命保険審査の目安
軽度 通院や服薬がなく、日常生活や仕事への影響が少ない人は通常の生命保険へ加入しやすくなります。
中度 通院状況や服薬内容、日常生活への支障などを総合的に審査されます。引受基準緩和型を案内される保険会社もあります。
重度 通常の生命保険への加入は難しい傾向がありますが、引受基準緩和型や無告知型が選択肢になります。

※上記は一般的な目安です。実際の審査は症状の程度だけでなく、保険会社ごとに総合的に判断されます。

保険会社ごとに審査基準は異なるため、一社で加入できなくても複数の商品を比較して自分に合う保険を探しましょう

早期加入の重要性

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自閉症スペクトラム障害の人の中には、成長や生活環境の変化に伴い通院状況や服薬内容が変わる人もいます。

症状が軽く通院や服薬がない段階であれば、通常の生命保険へ加入しやすい傾向です。

将来的に治療内容が変わり審査が厳しくなる前に、早めに加入を検討しておくのが安心でしょう。

就業不能保険の必要性

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自閉症スペクトラム障害の特性により、対人関係や環境の変化でストレスを受けやすく、就労の継続が難しくなる人もいます。

長期間の休職による収入減に備えて引受基準緩和型の就業不能保険を検討しておくと、生活費や医療費の負担を軽減しやすいです。

公的保障だけでは収入減少を十分に補えない状況もあるため、民間の就業不能保険とあわせて備えを検討しましょう。

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自閉症だと生命保険に加入しにくい理由と注意点

告知義務があるため審査が厳しい

生命保険は加入者が保険料を出し合い相互に保障し合う制度であるため、契約時に「告知義務」が設けられています。

事前告知(告知義務)とは
契約にあたって、過去の傷病歴・現在の健康状態・職業などについて、事実をありのまま告げる義務のことです。
※告知は生命保険会社が指定する方法のみ有効で、営業担当者への口頭説明は告知義務とみなされません。
引用:告知義務

誤った内容の告知は告知義務違反になり、契約・特約が解除され保険金や給付金を受け取れなくなります

担当者から「告知しなくていい」と指示されても従わず、告知書には必ず事実を正確に記載しましょう。

断る理由は健康リスク以外もあり得る

自閉症スペクトラム障害の病歴があっても加入できる保険はありますが、症状の程度・収入状況・職業など複数の要素を総合的に判断して審査されます

一社の審査結果がすべてではないため、複数の保険会社に相談しながら自分に合った保険を探しましょう

病名診断がなくても受診歴は告知が必要

病名が確定していなくても、医療機関を受診した事実は告知の対象になる保険商品があります。

加入前の受診歴を告知せず、加入後に自閉症と診断されると、告知義務違反と判断されるおそれがあります。

受診歴や健康状態は正確に申告したうえで、生命保険への加入を検討しましょう。

自閉症スペクトラム障害の症状や状況によって、合う保険は変わります。「自分に合う保険がわからない」と感じたら、FPへ気軽に相談してみてください。

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自閉症で利用できる公的保障

生命保険への加入が難しい人でも、自閉症スペクトラム障害の症状や状態によって利用できる公的保障があります。

自閉症で利用できる主な公的保障

制度名 内容
自立支援医療 精神疾患で通院する場合、医療費の自己負担を1割に軽減できる制度。継続通院中の自閉症スペクトラム障害も対象となる。
精神障害者保健福祉手帳 一定程度の精神障害がある人に交付される手帳。税制優遇・公共交通機関の割引・福祉サービスなどが利用できる。
障害年金 障害等級表に該当する場合に受給できる年金。障害基礎年金・障害厚生年金・障害手当金の3種類がある。

公的保障は制度ごとに要件が異なるため、詳細はお住まいの担当窓口に事前確認しましょう。

自閉症でも加入できる生命保険はある

自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断されても、症状や健康状態によっては生命保険へ加入できます

通常の保険への加入が難しければ、引受基準緩和型や無告知型、公的保障も活用しながら自分に合った備えを検討するのがベスト。

保険会社によって審査基準は異なるため、複数の商品を比較し、自分に合った生命保険を選んでいきましょう。

自閉症スペクトラム障害の症状や状況によって、合う保険や使える公的保障は変わります。「自分に合う備えがわからない」と感じたら、FPへ気軽に相談してみてください。

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この記事の監修者

  • 延田 圭司

    ファイナンシャルプランナー

    2011年より保険業界にて、個人・法人向けの保険営業に従事。生命保険・損害保険など幅広い保険商材を扱い、2023年・2024年にはMDRT基準に該当。保険募集の現場で培った知識と経験をもとに、保険選びやお金に関する情報を分かりやすくお届けします。
    <保有資格>
    2級フィナンシャル・プランニング技能士、損害保険プランナー、MDRT会員(2023年・2024年)
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