0120-839-127 11:00~18:00(土日祝日除く)

  • 生命保険

乳がん再発に備えられる保険はある?乳がん経験者でも加入できる保険を解説

乳がん再発に備えられる保険はある?乳がん経験者でも加入できる保険を解説

乳がん再発に備えられるのはどんな保険?
乳がん経験者でも加入できる保険は?

生命保険への加入を検討していても、乳がん再発に備えられる保険があるかわからず悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、乳がん再発に備えられる保険や乳がん再発時に受け取れる給付金について解説。

乳がん再発に備えられる保険や乳がん経験者におすすめの保険を知りたい方は必見です!

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • この記事の編集者
  • 最新記事
グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

そもそも乳がんとは?

乳房にはりめぐらされている乳腺に悪性の腫瘍ができるのが乳がんで、40~50歳代の女性に多いですが男性も発症します。

乳がんは約90%が乳管から発生し、小さいうちに見つけると治る確率が高く、早期発見では完治が期待できる病気です。

進行すると脇の下のリンパ節や血流によって肺や骨など全身に転移しやすいので、定期検診の受診を心がけましょう

『ひとまず保険に入れそうか知りたい!』そんな方はぜひグッドカミングのLINE相談で無料診断してみましょう!

がん保険加入率

生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、男女別のガン保険・ガン特約の加入率は下記のとおりです。

年代 男性 女性
20歳代 14.0% 21.9%
30歳代 42.9% 46.4%
40歳代 46.4% 50.6%
50歳代 45.5% 49.2%
60歳代 45.0% 38.2%
70歳代 30.0% 27.3%
全年代 38% 40%

令和4年度の死因順位は男女ともに「悪性新生物(がん)」が1位となっており(※1)ガン保険・ガン特約の加入率は年々上昇傾向にあります

近年の推移からみても、がんへの備えに対する意識が高まっていると言えるでしょう

乳がんの発症率・再発率

女性の乳がんはがんの部位別罹患数が最も多く、2019年度は97,142人とおよそ9人に1人が乳がんを発症しています(※2)

乳がんは早期発見であれば完治すると言われていますが、手術5年以内の再発率は全ステージをまとめると約30%です。

30〜64歳の女性のがんによる死亡数は乳がんが1位となっているため、早期発見のためにも定期的な検診を心がけましょう

【乳がん手術5年以内の再発率】
・Ⅰ期:10%
・Ⅱ期:15%
・Ⅲ期:30〜50%

乳がんに罹患する前に加入すべき保険

乳がん再発に備えられる保険は多数ありますが、そもそも病気になる前であれば保険料の負担が少ない医療保険に加入できます

公的医療保険制度があるので保険の必要性をあまり感じない人も多いですが、公的医療保険ではカバーしきれない費用もあるので加入しておいて損はありません。

乳がんは再発に備えるだけでなく、罹患する前に女性疾病の保障が手厚い医療保険への加入を検討してみましょう

✅LINEで手軽に保険加入できるか確認できる

『ひとまず保険に入れそうか知りたい!』そんな方はぜひグッドカミングのLINE相談で無料診断してみましょう!

グッドカミング公式LINEに登録すると、持病や既往症があっても保険に加入できるか無料で診断できます。

乳がん経験者もがん保険に申し込める

生命保険への加入時は、乳がんの経験の有無にかかわらず、保険会社に過去の病歴や現在の健康状態を告知しなければなりません

ここでは、加入時の審査基準や乳がん経験者も加入できる保険をみていきましょう

乳がん経験者の加入時審査基準

告知項目 告知内容
A社 2つ [1]3ヶ月以内に入院/手術/放射線治療をすすめられたか
[2]1年以内に入院/手術/放射線治療を受けたか
B社 3つ [1]3ヶ月以内に入院/手術/放射線治療をすすめられたか
[2]2年以内に入院/手術したか
[3]5年以内にガンで診察/検査/治療/投薬のいずれかを受けたか
C社 2つ [1]3ヶ月以内に入院/手術/放射線治療をすすめられたか
[2]1年以内に入院/手術/放射線治療を受けたか
D社 3つ [1]3ヶ月以内に入院/手術/検査をすすめられたか
[2]2年以内に入院/手術したか
[3]5年以内にガンで診察/検査/治療/投薬のいずれかを受けたか
E社 3つ [1]現在入院している、または3ヶ月以内に入院/手術/検査をすすめられたか
[2]1年以内に入院/手術したか
[3]5年以内にガンや糖尿病、その他臓器や精神障害で診察/検査/治療/投薬のいずれかを受けたか

※引受基準緩和型保険での審査基準

乳がんでも入れる引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険-イメージ図

引受基準緩和型保険は一般的な生命保険よりも告知項目が少ないので、持病があっても入りやすい保険だと言われています。

【主な告知項目】
今後3か月以内に、入院または手術の予定がある。
過去5年以内に、がん(悪性新生物・悪性腫瘍)・上皮内がん・肝硬変で医師の診察・検査・治療・投薬(薬の処方を含む)または入院・手術を受けたことがある。
過去2年以内に、病気やケガで、入院したことまたは手術を受けたことがある。
※告知項目は保険会社により異なります。
※すべて「いいえ」の方が申込み可能です。

他の保険よりも保険料が割高に設定されていますが、定期型と終身型があり自分に合った保険を選択可能。

引受基準緩和型保険は持病の悪化・既往症の再発も保障対象なので乳がん経験者も安心です。

引受緩和型医療保険 人気比較ランキング 2024年11月度
※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

『ひとまず保険に入れそうか知りたい!』そんな方はぜひグッドカミングのLINE相談で無料診断してみましょう!

乳がんでも入れる無選択型保険

無選択型保険-イメージ図

無選択型保険は、引受基準緩和型保険にも入れない乳がん経験者も、年齢などの条件を満たせば申し込みできます

一般的な生命保険よりも保障内容は少額に設定され、持病の悪化・既往症の再発も基本的に保障対象にはなりません。

引受基準緩和型保険への加入が難しい乳がんの方が、最後に検討すべき保険だと言えます。

高額の医療費発生時に自己資金で賄えるか不安な方は、自身の貯蓄や健康状態を踏まえて保険への加入を検討してみましょう

がん保険でがん再発時に受け取れる給付金

乳がんの人が受け取れる給付金には、以下のような種類があります。

がん診断給付金
がん入院給付金
がん手術給付金
抗がん剤治療給付金
放射線治療給付金
通院給付金
がん先進医療給付金

一般的に、病気を保障する保険に入っている人は、治療のために入院すると入院給付金、手術を受けると手術給付金の対象です。

女性特有の病気を保障する特約を付加していれば、乳がんはほとんどの保険会社で女性疾病の対象となるので女性疾病給付金も受給可能

乳がんの再発で先進医療の対象となる手術・医療技術を利用すると、先進医療特約の給付対象にもなります

乳がん再発に備える保険の保障内容

各保険会社によって保障内容は異なりますが、乳がんの再発に備えるための保険は豊富です

ここでは、どのような保障があるのかを確認していきましょう。

30代女性の場合 入院給付金 支払限度 手術給付金 支払限度 放射線治療給付金 支払限度 骨髄ドナー給付金 支払限度
A社
月額2,315
1日につき5,000円 1入院につき60日
(通算1,095日)
入院中:5万円
外 来:2.5万円
回数無制限 1回につき5万円 回数無制限 1回につき5万円 支払回数無制限
B社
月額3,475
1日につき5,000円 1回の入院につき60日
(通算1,095日)
入院中:5万円
外 来:2.5万円
通算回数無制限
C社
月額3,490
1日につき5,000円
(削減支払期間中:2,500円)
1入院につき60日限度
(通算1,000日限度/
三大疾病:通算無制限)
内容により1回につき
20・10・5・2.5万円
回数無制限
D社
月額2,697
1日につき5,000円 1入院につき60日
(通算1,095日)
入院中:5万円
外 来:2.5万円
回数無制限

乳がん再発に備える保険に加入しよう

乳房にはりめぐらされている乳腺に悪性の腫瘍ができるのが乳がんで、全ステージをまとめた再発率は約30%です

他部位のがんは治療から5年経過して再発しなければ完治とされますが、乳がんは治療後5年以上経過しても継続した検査を推奨されています。

乳がんでも入れる・再発に備えられる保険について詳しく知りたい人は、一度保険のプロに相談するのもおすすめです

引用(※2):全国がん登録/国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)/全国がん罹患データ(2016年~2019年)