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終身保険に満期保険金はない?解約返戻金と満期保険金の違いについて解説

終身保険に満期保険金はない?解約返戻金と満期保険金の違いについて解説

終身保険には満期保険金がないの?
終身保険で解約返戻金は受け取れる?

終身保険は満期がなく、満期保険金は受け取れません

この記事では、終身保険の満期保険金がない理由と終身保険で受け取れる解約返戻金の解説していきます。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/貯金/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。現役ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

終身保険に満期保険金はない?

終身保険は生命保険の死亡保険の一種で、加入してから一生涯に渡り死亡保障・高度障害保障が継続する保険です。

解約するまで保障が一生涯続く終身保険には満期がないため、満期保険金は受け取れません

満期保険金はありませんが、保険期間の途中で解約した際には解約返戻金が受け取れます。

満期保険金があると勘違いされる理由

終身保険は保障が一生涯続きますが、保険料払込期間は保険契約ごとに異なります。

一定年齢で保険料の支払いを終えるケースや、15年や20年のように一定年数で保険料の支払いを終えるタイプも。

生命保険の満期は、一般的に契約時に定めた「保険期間の満了」を指しますが、「保険料払込期間の終了」を満期と混同しているケースが多いようです。

生命保険の満期保険金とは?

生命保険の満期保険金とは、生命保険が満期を迎えた時に契約者が生存していた場合に受け取れるお金です。

生命保険の満期は、一般的に契約時に定めた「保険期間の満了」を指しますが、保険の種類によって保険満期の意味が異なります。

掛け捨て型保険の中でも更新型の商品は、満期を迎えても契約更新すれば一定期間の保障が継続可能ですが、満期保険金は受け取れません

一方で、貯蓄性のある保険が満期を迎えると、保険期間中に払い込んだ保険料に応じた満期保険金が受け取れます

満期保険金の金額は保険商品によって様々ですが、払込んだ保険料以上の金額を受取れるケースもあります。

終身保険で受け取れる解約返戻金とは?

解約返戻金(かいやくへんれいきん)とは、生命保険を途中解約した時に支払われるお金。

解約するまでに払い込んだ保険料に対する返戻率によって受け取れる金額が決まります。

解約返戻金の返戻率とは?
契約者が払い込んだ保険料の総額に対して受け取れる解約返戻金の割合。主契約・特約の種類、契約年齢、性別、経過年月数、保険料払込月数などによって変動する。

契約年数が長いほど返戻率が高くなり、場合によっては支払った保険料以上の解約返戻金が受け取れる可能性も。

解約返戻金がある保険は『貯蓄型保険』とも呼ばれ、万が一に備えながら資産形成もできる保険です。

保険会社によっては『解約払戻金』『解約返還金』とも呼ばれます。

解約返戻金には2つのタイプがある

終身保険の解約返戻金には、『従来型』と『低解約返戻金型』の2種類あります。

保険料や解約返戻金の有無が異なるので、生命保険に加入する際にはどのタイプに該当するのか確認しておきましょう。

✅従来型

従来型は、払い込んだ保険料とともに解約返戻金の金額も増えていくタイプです。

保険料が比較的高めですが、保険料払込期間中は返戻率も高くなるのが特徴。

保険料を払い終わった頃には、支払った保険料の総額と解約返戻金が同額程度になります。

【従来型の終身保険のイメージ図】

✅低解約返戻金型

低解約返戻金型は、保険料払込期間中の解約返戻金が低い分、従来型よりも保険料の負担が抑えられるタイプです。

払込が完了しない限り、解約返戻金が低いままなので払込期間中に解約してしまうと大きく元本割れするケースも。

【低解約返戻金型の終身保険のイメージ図】

ただ、保険料の払い込みが完了すると返戻率が上がり、受け取れる解約返戻金が従来型よりも多く受け取れる保険商品もあります。

終身保険の解約返戻金はいくら受け取れる?

解約返戻金の返戻率とは、契約者が払い込んだ保険料の総額に対して、受け取れる解約返戻金の割合

返戻率の計算式
解約返戻金 ÷ 払込保険料総額 × 100(%)

例えば、払い込んだ保険料の総額が100万円で返戻率が110%だった場合、満期には110万円を受け取れます。

契約期間が長いほど返戻率も高くなりますが、短期間だと100%を下回るのが一般的です。

返戻率と解約返戻金は、契約時に保険会社が作成する設計書に記載されているので、あらかじめ確認しておきましょう。

終身保険の解約返戻金の受取時の注意点

解約前に解約返戻金の金額を確認する

生命保険に加入してすぐに解約しても、解約返戻金は受け取れます。

ただ、早期解約してしまうと受け取れる解約返戻金が支払った保険料を下回ってしまうので、解約のタイミングはしっかり見極めましょう。

解約返戻金が元本を上回らない保険なら、戻ってくる金額がもっとも多いタイミングで解約をするのも一つの方法です。

加入期間と解約返戻金の金額は、生命保険証券の目安額表で判断できます。

解約返戻金は税金がかかる場合がある

解約返戻金は「一時所得」扱いになり、所得税の課税対象となります。

契約者と解約返戻金の受取人が同じ場合、以下の計算式で一時所得が20万円を超えると確定申告しなければなりません

解約返戻金の課税対象額の計算式
(解約返戻金 - 払込保険料総額 - 50万円(特別控除額))× 1/2 = 課税対象金額

契約者と受取人が別の場合は贈与税の課税対象になるので、解約返戻金から贈与税の基礎控除の110万円を引いた額が課税対象額です。

契約者と受取人が別の場合
解約返戻金 – 110万円(基礎控除) = 課税対象額

満期保険金が受け取れる生命保険

満期保険金が受け取れる生命保険には、主に以下のような保険があります。

✅学資保険
✅養老保険
✅個人年金保険

学資保険

学資保険は、将来の子どもの教育資金を貯めるための保険で、子供が所定の年齢に達すると、保険金や祝金などを受け取れます

学資保険

学資保険の多くは、契約者(一般的に親)が死亡または高度障害状態になった際、それ以降の保険料の払い込みが免除される保険料払込免除特約も付帯できます。

養老保険

養老保険とは、保険期間内に死亡した時は死亡保険金、満期時に生存していた時は満期保険金と、加入すれば何らかの形で保険金を受け取れる保険です。

養老保険

契約期間は10年・20年など一定期間で定められていて、まとまったお金が欲しいときを満期に設定する人が多いようです。

他の保険と比べると保険料が高めで、満期保険金をもらうと保障も終了しますが、年金型で受け取れる商品もあります。

分割にするともらえる総額が増えるので、比較して自分に合ったタイプを選びましょう。

近年の低金利下では満期までおいても返戻率が100%を超えにくいものの、為替リスクはありますが外貨建(米国ドル建)の養老保険ならドルベースで返戻率が100%を超えやすいです。

個人年金保険

個人年金保険は、国民年金・厚生年金などの公的年金とは別に老後の年金を準備できる貯蓄型の生命保険。

保険料払込期間中に万が一のことがあった時は死亡給付金、契約時に定めた受取期間になったら満期保険金を年金または一時金として受け取り可能です。

生命保険料控除を上限まで利用しても、さらに個人年金保険料控除が適用されるので、貯蓄しながら住民税や所得税が軽減できます。

終身保険の保険料はいつまで払う?

終身保険には満期がありませんが、保険料はいつまで払うのか気になる方もいますよね。

終身保険の保険料の払込方法は、3種類あり、払込方法によって、保険料の払い込む期間が異なります。

・終身払い
・有期払い(短期払い)
・一時払い

終身保険の終身払い

終身払いは保険料を被保険者が死亡するまで支払い続ける方法です。

終身払いは、短期払いと比較して毎月支払う保険料の金額を抑えられます

終身保険の短期払い(有期払い)

短期払いは、保険料払込期間を何年間や何歳までなど期間を設定し、保障期間よりも短い期間で保険料を払い終える方法です。

一回あたりに支払う保険料の金額は終身払いと比べて高くなりますが、保険料払込累計額を低く抑えられます

終身保険の一時払い

一時払いは、契約時に保険料を1回で全て支払う方法です。

まとまったお金が必要になりますが、一時払いによる保険料の割引があるので終身払いや短期払いよりも保険料が抑えられます。

終身保険の満期保険金:まとめ

保障が一生涯続く終身保険には満期がないため、満期保険金は受け取れません

満期保険金はありませんが、保険期間の途中で解約した際には解約返戻金が受け取れます。

解約返戻金を受け取った後は保障が一切なくなってしまうので、まとまったお金が必要でも慎重に考えてから解約するか判断しましょう。