• クレジットカード豆知識

JAL・ANAマイラーに朗報!様々な可能性を生み出すJRキューポ

ANAマイル、JALマイルを貯めている人にとってお得な「JRキューポ」。

JR九州が提供しているポイントサービスで、さまざまなポイントやマイルがJRキューポになり、交換先も豊富。

JRキューポは今までマイラーの間で使われてきた「ソラチカルート」や「LINEルート」などに匹敵する力を持っています。

本記事では、そんな「JRキューポ」の活用方法やおすすめのカードを紹介します。

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グッドカミング編集部
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JRキューポの概要

JRキューポって何?

JRキューポは、JR九州の発行している電子マネー「SUGOCA」を利用するときに付与されるポイントです。

「SUICA」のJREポイントと同じようなものと考えてください。

「SUGOCA」はJR九州が発行するカードなので、JR九州を利用する人にしか恩恵がない…わけではありません。

九州地区以外に住んでいても、大きな恩恵があります。

JRキューポが提携しているポイントサイトをあわせて活用するのが、お得にマイルを貯めるコツです。

JRキューポを貯めるのに必要なもの

まず、何もない状態でJRキューポを貯めることはできません。

JRキューポを貯めて、動かすためにはJRキューポの機能を持つカードが必要です。

現在は、5枚のカードが発行されています。

いずれかのカードを作成すると、JRキューポを貯める準備が完了します。

  1. JQカード セゾン
  2. JQ SUGOCA  ANA
  3. JMB JQ SUGOCA
  4. ビックカメラJQ SUGOCA
  5. JQエポス・JQエポスゴールド

JRキューポの活かし方

JRキューポを活用する準備

JRキューポをフルに活用するには、JRキューポが貯まるカードの発行だけでは足りません。

JRキューポを貯める準備をすると同時に次の2つを用意します。

  1. G-Pointのアカウントを作成す
  2. ソラチカカードを作り、LINEポイントとソラチカポイントを提携(「ソラチカルート」の作成)

JRキューポの81%がANAマイルに

まず、JRキューポになっているポイントは、81%がANAマイルに交換可能です。

81%の数字からピンと来る人も多いと思いますが、交換ルートにはLINEポイントを使います。

①JRキューポをG-Pointに交換(交換率100%)
②G-PointをLINEポイントに交換(交換率100%)
③LINEポイントからメトロポイントへ(交換率90%)
④メトロポイントからANAマイルへ交換(交換率90%)

この手順を踏むと、JRキューポの実質81%がANAマイルに変わります。

Tポイントの81%交換が実現

これまでANAマイルを貯めるルートとして多くの人に利用されてきた「Tポイント」。

TポイントをANAマイルに交換するなら、公式サイトからの交換で2ポイントが1マイルに交換(50%交換)が定番ルートでした

しかし、JRキューポさえあればルートを変えるだけで81%の交換率になります。

TポイントはJRキューポに等価で交換できて、そのままG-Pointまで等価で交換可能です。

そして、LINEポイントからメトロポイントを経由するLINEルートでANAマイルにしましょう。

10,000Tポイント→(100%)→10,000JRキューポ→(100%)→10,000G-Point→(100%)→10,000LINEポイント→(90%)→9,000メトロポイント→(90%)→8,100ANAマイル

ルートは複雑になりますが、交換率が50%から81%に大幅にアップします。

TポイントからJALマイルへ

これまでTポイントの使い道はANAマイルに交換するのが定番でした。

しかし、JRキューポによって、ANAマイルだけでなく、JALマイルに交換できるルートもできました。

10,000Tポイント→(100%)→10,000JRキューポ→(100%)→10,000Pontaポイント→(100%)→5,000JALマイル→(50%)

JRキューポはPontaポイントと等価交換でき、PontaポイントとJALマイルは、50%の交換率で交換可能です。

LINEルートを使ったANAマイルへの交換に比べると効率が下がりますが、JALマイルへの交換もできると知っておいて損はありません。

JRキューポの裏技的な使い方

JALマイルが現金化できる

JRキューポが誕生したことによる変化の1つとしてJALマイルの現金化が可能になります。

JALマイルをJRキューポに、そこから現金化ができるG-Pointに交換すると、10%の手数料(※特定の条件下では5%)で現金化が実現。

10,000JALポイントは10,000JRキューポになり、10,000G-Pointに。ここで現金化すると9,000円が手に入ります。

現金化するとマイル単価が0.9円と他の電子マネーより悪くなってしまうので、オススメとは断言できません。

しかし、マイルを使わず期限切れになりそうなら「現金化」も1つの手段です。

JALマイルとANAマイルの相互交換もOK

以前からJALマイル・ANAマイル間の交換は可能でしたが、途中でレートが非常に悪くなり、交換するメリットがありませんでした。

現在はJRキューポの存在によりレートが改善し、交換するハードルは多少下がっています。

JALマイル→ANAマイル

JRキューポからLINEポイントを経由すると、JALマイルの81%をANAマイルに交換OK。

JALマイルを多く持っていて、ANAマイルを増やしたいなら便利なルートです。

10,000 JALマイル→(等価)→10,000 JRキューポ→(等価)→10,000 G-Point→(等価)→10,000 LINEポイント→(90%)→9,000メトロポイント→(90%)→8,100 ANAマイル

ANAマイル→JALマイル

こちらももJRキューポを利用しますが、交換率が悪く、最大でも52%しかありません。

具体的にはANAマイルを等価でJRキューポにしてから、クレディセゾンの永久不滅ポイント(2,000ポイント)に交換。

永久不滅ポイントをドットマネーに交換して10,000ポイントを得て、JALマイルに交換すると5,200JALマイルになります。

JALマイル→ANAマイルの交換よりもレートが悪いので、選ぶメリットは薄いでしょう。

10,000 ANAマイル→(等価)→10,000 JRキューポ→(等価)→2,000 永久不滅ポイント→(等価)→ドットマネーの10,000 ポイント→(等価)→5,200 JALマイル→(90%)
ANAマイル→JRキューポへの交換は、等価で交換できるのは年間2回まで。3回目以降は半分になってしまうので、さらに交換率が悪くなります。

旅行好きマイラーにおすすめのカード

旅行好きな人は、旅行に関する保険や特典が付帯されているカードを利用しましょう。

海外旅行中に発生する様々なトラブルや損害もカバーしてくれるだけでなく、空港ラウンジの利用などのサービスも受けられます。

お得にマイルやポイントも溜まりやすいので、利用して損はありません。

JCBゴールド JCB GOLDEXTAGE
JCB
カード
JCBゴールドカード
JCB GOLD EXTAGE
対象年齢
20歳以上
20~29歳以下
年会費
11,000円(税込)
※オンラインで新規入会の方のみ初年度無料
3,300円(税込)
※初年度無料
特徴 空港ラウンジの利用が無料
最短5分で即時発行
1名分の家族カードが無料
入会後3カ月間ポイント3倍
空港ラウンジの利用が無料
入会5年後にゴールドへ切り替え可
申し込み
サービスの利用には条件があります。詳細はHPをご確認ください。

JRキューポを経由してお得にマイル獲得

JR九州の運営する「JRキューポ」は、ANAマイル、JALマイルと相互のマイル交換ができるポイントプログラムです。

JRキューポによって従来より他社ポイントの使い方や還元率を上げるルートも広くなり、JALマイルからTポイントへの交換ルートもできました。

また、裏技的な使い方にはなりますが、JALマイルをG-point経由で現金化するルートも実現できるように。

すべてのルートでお得になるわけではありませんが、マイルの価値を高く維持するための選択肢が増えるのは嬉しいですね。