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イオンカードに旅行保険はある?海外・国内の保険内容&コスパの良いカードを紹介
クレジットカードに申し込む際、商品の破損や不正利用、旅行時のトラブルなどをカバーしてくれる保険の実用性も気になりますよね。
イオンカードは特典やポイント還元率の良さで主婦層を中心に多くの方から人気を集めていますが、保証面が手厚いとは言えません。
万が一に備えた保険をクレジットカードに付帯させたいなら、「イオンゴールドカードを目指す」または「他社カードを併用する」のがおすすめ。
今回は、イオンカードに付帯している保険の種類や補償内容、保険が気になる方向けのカード情報を解説します。
イオンカードが気になっている方や、万が一に備えられるクレジットカードが欲しい方は要チェックです!
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この記事の目次
イオンカードの基本的な付帯保険
イオンカードには、基本的な保険としてショッピングセーフティ保険とカード盗難保障が付帯されています。
- ショッピングセーフティ保険
- クレジット決済で購入した1品5,000円以上の商品が破損、火災、盗難などで購入日から180日以内に被害を受けた際に補償※1制度
- カード盗難保障
- 紛失・盗難による不正使用の損害を補填する保険。イオン銀行と最寄りの警察署に届け出※2後、受理日を含めて61日前までに発生した損害額を全額補填する
※1 補償には限度額あり。イオンカード・提携カード:年間50万円/イオンゴールドカード:年間300万円
※2 紛失・盗難時専用ダイヤルの確認はこちら
海外・国内の旅行保険がついているイオンカードは「イオンSuicaカード」「KNTカード」、そしてインビテーション(招待)制の「イオンゴールドカード」のみ。
イオンゴールドカードはインビテーション(招待)制のため、任意での入会申し込みはできません。
イオンカードで国内・海外旅行に関する保険を求めるなら、「イオンSuicaカード」か「KNTカード」の2択になるでしょう。
イオンカード(一般券種)の旅行保険
新規申し込みがいつでも可能で、海外・国内の旅行保険が付帯するカードは下記の2種のみです。
- イオンSuicaカード
- KNTカード
イオンSuicaカード
● カード盗難保障
● ショッピングセーフティ保険
● 海外旅行傷害保険(利用付帯 最高500万円)
● 国内旅行傷害保険(利用付帯 最高1,000万円)
イオンSuicaカードは、その名の通りSuica機能が付属したイオンカード。
たまった「WAON POINT」をイオンSuicaカードやリンク設定した記名式のSuicaへ入金(チャージ)※できます。
※1,000ポイント=1,000円相当分単位ずつSuicaに入金(チャージ)可能
海外旅行・国内旅行の双方に対応していて、補償額は控えめですが海外旅行での疾病治療や個人賠償責任、国内での通院なども補償しているのが強みです。
海外旅行傷害保険(利用付帯)
保険項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療条件 | 50万円限度 |
疾病治療条件 | 50万円限度 |
個人賠償責任 | 3,000万円 |
国内旅行傷害保険(利用付帯)
保険項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
手術 | 入院保険金日額の10倍または5倍 |
入院 | 3,000円/日 |
通院 | 2,000円/日 |
KNTカード
● カード盗難保障
● ショッピングセーフティ保険
● 海外旅行傷害保険(自動付帯 最高2,000万円)
● 国内旅行傷害保険(利用付帯 最高2,000万円)
対象店舗※で、パッケージツアー・宿泊料金などを支払うと、WAON POINTが基本の3倍たまる「KNTカード」。
※対象店舗:近畿日本ツーリスト株式会社、株式会社近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、株式会社近畿日本ツーリスト沖縄
旅行保険として対応しているのは国内外問わず傷害死亡・後遺障害のみですが、近畿日本ツーリストとイオンをどちらもよく利用する方にはぴったりでしょう。
たまったWAON POINTは、旅行券やJALマイル※のほか、様々な商品との交換が可能です。
※1,000ポイント=1,000円相当分単位ずつ交換可能。JALマイルは2 WAON POINT=1マイルで1,000ポイントから500ポイント単位の移行ができます。
イオンカード以外も共通!旅行保険に関する知識
保険が利用できる条件
一口に旅行保険と言っても、保険が適用される条件や補償内容はカード会社や券種によって異なります。
保険が利用できるようになる条件は、大きく分けて2種類。「付帯」と書かれている部分に着目しましょう。
- 自動付帯
- クレジットカードを持っているだけで補償の対象になる
- 利用付帯
- 事前に搭乗する公共交通機関の代金や旅行代金を該当クレジットカードで支払う必要がある
保険の大まかな補償内容
- 死亡・後遺障害
- 旅行中に万一死亡事故・重篤な障害などが発生した際に支払われる保険
- 障害・疾病による治療費用
- 海外で発生した病気・怪我の治療費用に関する保険
- 個人賠償責任
- 個人またはその家族が、誤って他人・他人の物品に危害を加え、法律上の損害賠償責任を負った際に損害を補償する保険
- 救援者費用
- カード保有者が病気などで入院した際に親族が現場に駆け付ける費用を補償
最も補償が高額になりやすい死亡・後遺障害に関する保険はイオンSuicaカード、イオンゴールドカード、KNTカードに付帯しています。
KNTカードは死亡・後遺障害以外には対応していないので、重大な事故等が発生した際のお守り程度に考えておくと良いでしょう。
旅行に行く機会が多い方は、年会費無料で手厚い補償を受けられるイオンゴールドカードか、少額ながら幅広い補償に対応しているイオンSuicaカードがおすすめ。
保険の内容に不安があるなら、他社の旅行に関する特典が多いクレジットカードを利用するのも一つの手段です。
保険内容で選ぶならイオンゴールドカード
海外旅行・国内旅行どちらも補償を受けたい方におすすめなのが、年会費無料で充実した保険が付帯するイオンゴールドカード。
● カード盗難保障
● 海外旅行傷害保険(最高支払限度額5,000万円)
● 国内旅行傷害保険(最高支払限度額3,000万円)
● ショッピングセーフティ保険
イオンゴールドカードは、インビテーションが送られない限り作れない特別なカードです。
通常のイオンカードの補償に加え、海外・国内旅行保険の一部として「賠償保険」「携行品保険」「救援者費用」なども付帯しています。
一般的なクレジットカード会社はインビテーションの条件を公開しませんが、イオンカードは「年間ショッピング利用金額50万円以上」と基準の一部を明示しているのが特徴です。
月あたり4.1万円の買い物をイオンカードで決済するとゴールドカードが貰えるのは、かなり現実的な金額と言えるでしょう。
イオン店内※や空港にあるカードラウンジも利用できるようになるので、イオン系列店のヘビーユーザーにとってはお得なカードです。
※イオンラウンジは年間ショッピング利用金額100万円以上から利用可能
保険が手厚いイオン以外の他社カード
JCBカード W plus L
●海外旅行傷害保険(利用付帯 最高2,000万円※)
●ショッピングガード保険(海外)
●女性疾病保険
※JCBカード W plus Lで事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払うと適用される
JCBカード W plus Lは18~39歳限定で入会できる、年会費無料のクレジットカードです。
海外旅行傷害保険(利用付帯)が利用でき、ショッピングガード保険もあるので海外旅行をする機会があるなら要チェック。
乳がん、子宮がん、子宮筋腫、妊婦の合併症など、女性特有の疾病にかかる入院費や手術費をリーズナブルな保険料(月額290円~)で手厚くサポートしてくれます。
旅行の頻度はあまり高くなく、健康リスクが気になる女性向けのカードと言えるでしょう。
ANA JCB 一般カード
●旅行傷害保険(自動付帯 最高1,000万円)
●国内・海外航空機遅延保険
●乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)
●出航遅延費用等保険金(食事代)
●寄託手荷物遅延費用保険金(衣類購入費等)、寄託手荷物紛失費用保険金(衣類購入費等)
●ショッピングガード保険
ANA JCB 一般カードは自動付帯の海外旅行保険が魅力で、乗継遅延や手荷物遅延にも対応。
2,200円(税込)の年会費が発生しますが、支払いに利用しなくても補償を受けられるので2枚目にもおすすめです。
貯まったポイントはANAマイルに移行できるので、マイルを貯めたい方はぜひ利用してみてください。
JCBゴールド
●海外旅行傷害保険(利用付帯 最高1億円)
●国内旅行傷害保険(利用付帯 最高1億円)
●国内・海外航空機遅延保険
●ショッピングガード保険
●JCBスマートフォン保険
JCBゴールドは利用付帯の旅行傷害保険のほか、国内主要空港などのラウンジ利用、手荷物無料宅配券サービスなど豊富な特典が付いてくるハイクラスカードです。
日常生活の事故・トラブルも考慮したい方は、月々210円から必要な補償を選べる「JCB トッピング保険」も要チェック。
年会費は11,000円(税込)ですが、新規入会でオンラインから申し込むと初年度の年会費が無料になります。
一般的なクレジットカードよりも充実した補償を受けたい方は試してみてください。
イオンカードの旅行保険は券種をチェック
イオンカードでは「イオンSuicaカード」「KNTカード」「イオンゴールドカード」以外には旅行関係の保険が付帯しません。
イオンSuicaカードは補償額こそ低いですが、死亡・後遺障害だけでなく入院・通院や手術にも対応しているのが強み。
KNTカードが対応しているのは旅行での傷害死亡・後遺障害のみですが、近畿日本ツーリストとイオンをどちらもよく利用する方にはおすすめできます。
どちらも一長一短なので、バランスよく充実した保険が欲しいなら、イオンゴールドカードのインビテーション(招待)を目指しましょう。
旅行に関する補償をとにかく手厚くしたい方は、イオン系列ではない他社カードに申込むのも一つの手段です。