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学資保険だけで大学費用は足りる?必要な大学費用と効果的な備え方を徹底解説
子どもが産まれてすぐ、将来に備え計画的に教育費を積み立てる家庭も少なくありません。
しかし、子どもが大学への進学を希望すると、入学金や初年度の授業料などまとまった出費を要するため、大学費用の備えとして学資保険は効果的な手段といえます。
この記事では、大学進学に向けて学資保険はどこまでカバーできるのか、備え方のコツも詳しく解説します。
この記事の監修者
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有岡 直希ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
学資保険で大学費用を準備すべき理由
学資保険の満期保険金は17歳から22歳頃に受け取り時期が設定されている商品が多く、ちょうど高校卒業から大学進学のタイミングです。
大学は高校までとは異なり、入学金や授業料、納付金などが高額であり、短期間にまとまった出費が集中しやすいため家計に大きな負担が。
教育費の中でも特に負担が大きくなるタイミングであるからこそ、学資保険に加入しておけば大学進学に合わせて一括または分割で保険金を受け取れる設計が可能です。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年12月01日~12月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
学資保険で準備できる大学費用の目安

一口に大学といっても、私立と国立、学部によって費用は大きく異なります。
学資保険への加入にあたっては、まずどの程度の大学費用が必要となるのか大まかな目安を知っておく必要があるでしょう。
私立・国公立で必要な大学費用の違い
文部科学省の「国公私立大学の授業料等の推移」※によると、4年間でかかる平均的な学費は以下の通りです。
(授業料:535,800円/年 入学料:282,000円)
私立大学:3,969,723円
(授業料:930,943円/年 入学料:245,951円)
私立大学の中でも医学部や歯学部、薬学部などの授業料はさらに高額で、4年間で数千万円にのぼる大学も珍しくありません。
進学先によって大きな差が出るため、ゆとりある準備が求められます。
学資保険でカバーできる金額の範囲
学資保険で受け取れる保険金は保障内容によっても幅がありますが、一般的には200〜300万円前後に設定している方が多く見られます。
手厚い保障は安心感がありますが、毎月の保険料とのバランスも考える必要があるでしょう。
大学進学にあたっては、授業料だけでなく生活費や教材購入にかかる費用もあるため、それらすべてを学資保険だけでまかなうのは現実的ではありません。
しかし、200〜300万円の保険金であれば、特にまとまった出費がかかる入学初年度の費用には十分対応できるでしょう。
学資保険で大学費用を賄うための受取設計
18歳満期型で入学時に備える

4年間の大学生活の中でも、特にまとまった出費を要するのが入学のタイミングです。
入学金や初年度の授業料、一人暮らしのための賃貸契約、生活費などを含めると貯蓄だけでは賄いきれないおそれもあるでしょう。
大学入学直前にまとまった金額を確保するためにも、高校卒業から大学入学に差し掛かる18歳を満期に設定しておき、保険金を一括で受け取れるようにしておくと安心です。
分割受取で在学中も支援

18歳でまとまった金額を受け取り、その後大学を卒業するまで毎年一定額を受け取る分割受取も可能です。
たとえば、18歳で50万円、19〜21歳に毎年30万円などと設定しておけば、授業料や教材費の支払いに備えられるでしょう。
計画的に資金を使いたい方にはおすすめの方法です。
一括受取と分割受取の選び方

一括受取は初年度の出費に対応できるのが強みですが、残額の管理は個人に委ねられます。
一方、分割受取は年度ごとの授業料支払いなどのタイミングに合わせやすい反面、想定外の出費に対応できないなど柔軟性に欠ける面も。
資金計画と進学時期に合った受取方法を選びましょう。
学資保険だけで大学費用が不足したら?
✅ 途中解約や支払い停止の影響に注意
学費の上昇に備える
大学の学費は長期的に上昇傾向にあり、たとえば平成10年と比較しても国立大学・私立大学共に授業料が値上がり※しています。
近年の物価高に伴い、学費は今後さらに上昇していく可能性は高いといえるでしょう。
契約時に想定した金額だけでは将来足りなくなるおそれがあるため、定期預金なども併用しながら余裕を持って設計しておくとベストです。
途中解約や支払い停止の影響に注意
毎月の保険料は家計にとって大きな負担になりがちです。
万が一、支払いが困難になって学資保険を途中で解約すると、それまで支払った保険料の総額よりも保険金の受取額が少なくなってしまうおそれも。
このような事態を招かないためにも、家計に無理のない保険料で設計し万が一にも備えておくと安心です。
大学費用を目的にした学資保険の選び方

返戻率と保障のバランス
学資保険には子どもの病気やケガに備える医療特約、契約者の死亡に備える育英年金、災害特約などさまざまな保障が用意されています。
しかし、これらの特約をつけすぎてしまうと返戻率が下がる傾向もあるため、保障内容とのバランスを慎重に検討する必要があるでしょう。
特に医療特約や育英年金特約は、すでに加入済みの生命保険の契約内容を確認しておくと判断しやすくなります。
入学時期に合わせた受取タイミング
入学金の納付は大学の合格発表直後など早い時期のため、保険金の受取時期が間に合うように設計しておきましょう。
満期が18歳でも「誕生日基準」と「学年基準」とでは受け取りのタイミングが異なるため、申込前の確認が必要です。
【まとめ】学資保険で大学費用を計画的に準備しよう
大学進学のタイミングでは、入学金や授業料、生活費などまとまった出費がかかり、家計に大きな負担となります。
進学時期に合わせて計画的に資金を準備するために、学資保険は有効な手段のひとつといえるでしょう。
ただし、授業料以外にも生活費や教材費などさまざまな費用がかかり、保険だけですべてを賄うのは難しいため、預金や他の積立と組み合わせて備えるのが現実的です。
返戻率や保障内容、受取時期を比較しながら、家族のライフプランに合った学資保険を選びましょう。
保険選びで迷ったら、ファイナンシャルプランナーに相談しながら最適な保険設計を組み立てるのもおすすめです。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年12月01日~12月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
















