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20代にがん保険はいらない?20代からがんに備える必要性とおすすめのがん保険を解説
『20代が備えやすいがん保険は?』
今回は20代ががん保険に加入した方が良い理由や、20代からがんに備える時の注意点、20代から備えるのにおすすめのがん保険などを詳しく解説します。
がん保険への加入を検討している20代の方は必見です。
この記事の監修者
-
有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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20代はがん保険で備えた方が良い?
がんは誰でもなる可能性がある病気です。
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。がんは、すべての人にとって身近な病気です。
引用:がんの基礎知識
これだけ高い割合で発症する病気なので、保険会社でも様々な病状に合わせたがん保険が取り扱われており、その中から自分に合った保険をひとりで探し出すのは至難の業でしょう。
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そもそもがんとは?
血液のがん |
---|
白血球の一部であるリンパ球が循環するリンパ節から発生するがん。主には白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫がこれに当たります。 |
上皮細胞から発生するがん |
上皮とは組織の最も上に位置する(消化管などでは粘膜)細胞です。上皮組織より発生したがんを狭い意味での癌と表現します。代表的なものは咽頭喉頭がん、食道がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん、肝細胞がん、膵がんなどがあります。 |
非上皮細胞から発生するがん |
非上皮とは組織の内部の細胞で脂肪や筋肉由来のがんがこれに当たります。主なものは骨肉腫、横紋筋肉腫、GIST、平滑筋肉腫、脂肪肉腫などあります。 |
がんになり得る細胞がこれだけ多岐にわたるので、日本人の約2人に1人が生涯のうち何らかのがんになるとされているのも頷けますね。
20代のがん罹患率は?
年代ごとに10年後のがん罹患率を調べました。
若年層は10年後にがんに罹る確率が男女ともに1%未満。
ですが、30代女性~40代は1.5%を超える確率でがんの罹患リスクがあるようです。
◆現年齢から10年後のがん罹患率
現在の年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
10歳 | 0.1% | 0.1% |
20歳 | 0.3% | 0.5% |
30歳 | 0.6% | 1.6% |
40歳 | 1.6% | 4.2% |
50歳 | 5.2% | 6.7% |
60歳 | 15.7% | 10.4% |
70歳 | 31.3% | 15.9% |
生涯※ | 66.0% | 50.4% |
※がん情報サービス/グラフデータベース/年齢階級別罹患率より抜粋
※生涯での罹患率は40歳時点での確率を記載しています。
男性は40代から、女性だと30代から罹患率が上昇傾向。
また、がん保険は加入申請したときの健康状態に保険料が左右され、加入時の保険料が継続されるため、安い保険料のまま維持したい方は20代のうちに加入しておく方がよいでしょう。
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がん保険に加入する時の注意点
保険金が給付されないケースもある
がん保険に限らず保険商品は契約時に定めた保障内容と実際の症状・状況・治療内容などが合致していなければ給付金が受け取れません。
がん保険では以下の主な給付金が保障内容となりますが、受け取れる状況や金額は加入する保険によって様々。
・診断給付金(一時金)
・治療給付金
・入院給付金
・手術給付金
・通院給付金
がん治療の費用は罹患したがんの種類やステージ・受ける治療などで異なり、一般的ながん保険ではカバーしきれない症例もああります。
加入時はそれらも念頭に置き『どんな契約内容のがん保険が向いているか』検討していきましょう。
大まかな仕組みを知っておこう
がん保険の検討するなら大まかにどんな仕組みなのか知っておくのが重要です。
がん保険の大枠となる仕組みを解説しますので参考になさってください。
契約してから90日間の待ち期間を経てから保障が開始されるのが一般的です。
待ち期間経過後(責任開始日以降)の保険期間中に『はじめてがんと診断確定された』際に給付対象となります。
がん保険は扱う疾病の特性上、『特定の人(がんの疑いがある人など)』への給付金支払いを避け、他契約者との公平性を保つために待ち期間を設けているようです。
✅がん保険の給付内容
主に『がん入院給付金』『がん手術給付金・がん放射線治療給付金』『がん診断給付金』『がん死亡給付(保険)金』『死亡給付(保険)金』などの保険金支給・給付がなされます。
❗高度障害状態になった時の扱いもチェックしておこう
がん保険加入者が高度障害状態になってしまった時の扱いは生命保険会社により違います。
主に下記、3パターンのうちいずれかとして扱われるようです。
①がん死亡給付金と同額のがん高度障害給付金を受け取り契約が消滅します。ただし、がん以外が原因で高度障害状態に該当したときは、死亡給付金と同額の高度障害給付金となります。
②保険料が払込免除となり契約が継続します。
③契約がそのまま継続します(保険料の払込みも継続します)。
引用:高度障害状態になった場合の取扱い
がん保険商品によってその際の細かな決まりが違うため、がんに備えて保険加入を検討するなら高度障害状態になった時に保険がどう扱われるのかまで含めてリサーチしておきましょう。
どう備えるか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
20代におすすめのがん保険
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
がんのリスクは40代から上昇!20代から備えておいた方がリスクヘッジできる
今回は20代からがん保険で備えた方が良いのか、がん保険の仕組みや注意点と合わせて解説しました。
がんは女性は30代から、男性は40代から罹患リスクが上昇するため、できれば20代から備えていく方がよいでしょう。
もし、どのがん保険に入ろうか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめですよ。