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【とりあえず1年?】すぐ辞めていい職場の特徴&1年未満の転職が不利な理由

1年未満の転職は不利?短期間の転職でも後悔しないコツ

「入社1年未満だけど転職したい…!」
「1年未満で転職すると不利になる?」

一般論として「とりあえず3年働いてから転職」とよく言われていますが、勤務期間が1年未満だと本当に不利になるのでしょうか?

今回は、1年未満の転職が不利とされる理由や1年未満でも早く転職した方がいい事例、1年未満の転職でも成功させる方法を解説。

今の仕事を辞めようか悩んでいる方や、1年未満で仕事を辞めて不安を感じている方は要チェックです!

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グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

短期間の転職が不利とされる理由

採用担当者の信頼を得にくい

社内の体制整備、求人広告費や研修、面接の準備など、企業は多大な労力と資金をかけて人材を採用します。

新しく入った人材が1年未満で退職してしまうと今までの投資が無駄になってしまうので、すぐに辞めるリスクのある人材の採用は極力避けたいと考える企業が多いでしょう。

短期間での転職を繰り返していて「また1年未満で辞めてしまうのでは?」と思われてしまうと、採用担当者から信頼を得るのが難しくなってしまいます。

履歴書・職務経歴書は第一印象を左右する重要な書類なので、採用担当者の心証が悪いと書類選考を通過するのが難しくなるかもしれません。

スキルを習得しづらい

即戦力が求められる中途採用では、十分なスキルが身についていないと判断された人材の評価が低くなってしまいます。

新しい業務内容や社内ルールに慣れるまでにも一定の時間がかかるため、1年未満の転職だと十分なスキルを身につけられていないと判断されがち。

何度も短期離職を繰り返すと専門性や経験・スキルが勤続年数の長い同世代と比べて浅くなりやすく、転職市場での競争力が低下するおそれがあるでしょう。

1年未満の転職は本当に不利?

第二新卒は1年未満の転職も不利ではない

マイナビ転職の「今後1年間の第二新卒の採用見通し調査」によると、60%以上の企業が積極的に第二新卒を採用したいと答えています。

第二新卒とは
新卒後1~3年以内に転職活動をしている人を指す用語。

第二新卒には「熱意・ポテンシャル」「入社意欲の高さ」が求められ、経験やスキルは重視されにくい傾向にあります。

若手の採用において経験やスキルをあまり重視しない企業は多くあるので、経験不足が大きな不利になる心配はないでしょう。

中途採用者は経験・知識が重視される

厚生労働省が行った企業調査によると、転職者の採用理由としては「専門知識・能力があるから」「経験を活かし即戦力になるから」の割合が高くなっていました。

何度も短期離職を繰り返している方が不利になってしまうのは、残念ながら事実と言えるでしょう。

直近の職場を1年未満で辞めていても、今までの職歴から即戦力になれる人材だと判断されれば採用のチャンスはあります。

職務経歴に自信のない方は、応募先で役立てるスキルや今までの経歴の一貫性を考えてアピールしましょう。

参考:厚生労働省/平成27年転職者実態調査の概況

1年未満でも転職した方が良い状況

パワハラ・いじめ等が横行している

職場でハラスメントが常態化していて、身体的・精神的なストレスを感じているといずれ心身の健康に影響が出るでしょう。

「短期離職になると次の仕事が見つかるか不安」と感じる気持ちも当然ですが、体を壊してしまっては元も子もありません。

辞める判断ができるうちに、早めに退職を検討した方が良いでしょう。

ハラスメントの一例

身体的・精神的な攻撃
身体的な暴力、暴言、他の社員の前で怒鳴りつける など
人間関係からの切り離し
無視、明らかに冷淡な態度、故意に孤立させる など
過小な要求
仕事を与えずに放置、本来の業務ではなく掃除をさせる など
個の侵害
勤務時間外の不必要な電話、個人の生活への口出し など

仕事が原因で健康を害している

過重労働や過度なプレッシャーが原因で健康を害しているなら、1年未満の転職もやむを得ません。

労働契約書に記載されていない業務内容法定労働時間を超えた残業給料の未払いなど企業の職場環境に大きな不安がある方も同様です。

自分を守るために決断する転職は、長期的なキャリアにとってもプラスとなるでしょう。

短期間での転職でも成功するためのポイント

自己分析を徹底

1年未満での転職の場合、自分の強みや適性、転職市場での価値を把握しておくと、転職理由を問われた際に魅力的な自己アピールを考えやすくなります。

転職回数が多くても、自分の適性を理解して今後のキャリアプランを考えていると示せれば、「すぐに辞めそう」なイメージを払拭できるでしょう。

おすすめの自己分析サービス

自己分析をする際には、ツールやサービスを利用するのが効果的です。

ミイダスとリクナビNEXTは、20代におすすめの自己分析ツール。

リクナビNEXTの「グッドポイント診断」では簡単な質問に答えるだけで、自分の強みと仕事の適性を細かく診断可能。

「ミイダス」は、あなたの本当の価値を見いだす転職アプリです。質問に答えると想定年収が算出され、自分の今の市場価値がわかります。

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転職エージェントを活用

転職エージェントでは、転職市場や業界に詳しいプロからのサポートが無料で受けられます。

前職を1年未満で辞めている不安要素を担当者に伝えると、個々の状況に応じた具体的なアドバイスを得られるでしょう。

転職エージェントを2~3社併用すると、求人の選択肢やサポートの幅が広がり、就職成功率がアップ

多方面からアドバイスが欲しい、よりスムーズに転職を成功させたい方は、転職サイトを併用しましょう。

1年未満の転職に強いエージェント

DYM就職 就職カレッジ
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サポート対象者 第二新卒、既卒、女性も歓迎 フリーター、ニート、中退者
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定着率93.6%
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幅広い層におすすめの転職エージェント

リクルート
エージェント
LHH転職
エージェント
転職エージェント
年齢層 20~50代 20~40代
サポート対象者 経験やスキルがある全転職者 関東、東海、関西の専門職
支援実績 採用成功実績は
54万人超
大手企業への紹介実績多数
特徴 業界最大手
転職実績No.1
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専門分野に精通
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1年未満での転職を成功させる方法

退職理由を前向きに変換

「仕事が合わなかった」「人間関係がしんどかった」など、ネガティブな理由をストレートに伝えるのは避けるのがベター。

新しい仕事に対する熱意や入社への意欲が伝わるよう、転職後の前向きな姿勢に焦点を当てると良いでしょう。

例文
・元々志望していた業界(職種)への思いを捨てきれず、御社に応募しました。
・ルーチンワークが中心の前職から、スキルアップの機会がある企業に転職したいと思いました。

希望とマッチしないまま長く働くより、「自分に合った企業でキャリアアップを目指す」姿勢を伝え、退職に対するネガティブな印象を払拭しましょう。

転職回数不問の企業を選ぶ

転職回数が不問の企業では1年未満での転職に対する偏見も少なく、転職活動がスムーズに進みやすくなります。

ただし、転職回数不問の募集には「不人気業種・職種」「低賃金」「離職率が高い」「ブラック企業」などの裏があるかもしれません。

求人内容や企業の情報を十分に調査し、信頼できる企業を選ぶようにしましょう。

1年未満の転職では「ネガティブ感」を払拭しよう!

1年未満の転職にはネガティブなイメージを持たれやすいですが、仕事探しやアピールの方法次第では不利を覆して転職に成功できます。

面接時に転職理由を尋ねられた時は、面接担当者が納得できる具体的な理由を準備してやる気や熱意、仕事に活かせる経験値について伝えましょう。

転職エージェント無料診断サービスを利用して自己分析を深め、自分に合ったやり方で転職活動を効率よく進めてくださいね。