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手取りの何割を貯金すべき?目安は10〜20%|実際の貯蓄率データも紹介

手取りの何割を貯金すべき?目安は10〜20%|実際の貯蓄率データも紹介

「手取りの何割を貯金すればいいの?」
「みんなはどれくらい貯金しているの?」

現在の手取りに対する貯金割合が合っているのか、気になっている人は少なくありません。

本記事では、手取りに対する貯金割合の目安や実際の貯蓄率データについて詳しく解説します。

今の貯金額が平均的か知りたい人は必見です

手取りの何割を貯金すべき?目安は10〜20%

手取りに対する貯金割合は約半数が「1〜10%未満」

株式会社LENDEXが20〜60代の男女300名に実施した調査によると、手取りに対する貯金額の割合で最も多かったのは「1〜5%未満」で25%、次いで「6〜10%未満」が24%でした。

手取りに対する貯金割合

※引用:株式会社LENDEX「月々の手取り額と貯金実態」に関するアンケート調査

1〜10%未満の人は約半数、つまり2人に1人は手取りの10%未満しか貯金できていないのが実情です。

貯金の割合が0%の人も少なくないんですね…!

手取りに対する貯金の割合は10〜20%が理想ですが実際はなかなか貯金できない人も多いです。

毎月の貯金額は1万〜3万円が最多

同じ調査では、毎月の貯金額は「1万円以上3万円未満」が21%で最多でした。

毎月の貯金額 割合
1万円以上3万円未満 21%
0円 19%
3万円以上5万円未満 17%
10万円以上 16%
1円以上1万円未満 15%
5万円以上7万円未満 9%
7万円以上10万円未満 3%

コツコツ型が中心にいながら、まったく貯金できていない層と月10万円以上を積み立てる層が同時に存在し、貯金額の二極化が起きている状態です。

月10万円なら年間120万円だから、年々差が開きますね。

ちなみに月の手取り額は「20万円以上30万円未満」が最多で、仮に手取り25万円で毎月2万円貯金しているなら、貯蓄率は8%の計算になります。

理想は手取りの10〜20%

手取りに対する貯金の目安は10〜20%が理想です。

手取り20万円なら2〜4万円、30万円なら3〜6万円が一つの基準になります。

ただし、あくまで目安なので、家族構成やライフステージに合わせて自分の適正値を決めましょう

一人暮らし・独身
固定費を抑えやすく、20〜30%も狙える
夫婦のみ
子どもが生まれる前は貯めどき。20%前後が目標
子育て世帯
教育費と支出が重なる時期は10%前後でもOK

手取りの貯金割合は増やすべき?

貯金割合を増やしたほうがいい人

目安に届いていないと焦りますが、今すぐ増やしたほうがいい人と、タイミングでない人はいます。

貯金割合を増やしたほうがいい人 理由
独身 比較的貯金に回しやすい時期
子どもが小さい人 教育費が増える前に備えやすい
住宅購入や結婚を予定している人 まとまった資金が必要になりやすい
老後資金の準備が十分でない人 早めに始めるほど準備期間を確保できる
毎月の収支に余裕がある人 余剰資金を貯金に回しやすい

反対に、毎月赤字が続いている人や、病気やケガでの休職、育児休暇中など収入が一時的に下がっている人は、今は増やすタイミングではありません。

高金利の借金が残っている人などは、返済を先に終わらせるほうが手元に残ります。

生活を圧迫する必要はない

食費を極端に削る、必要な医療費を我慢する、友人との交際を全部断る——こうした貯め方は長続きせず、反動でまとめて使ってしまいがちです。

貯金は数十年続ける前提なので金額の大きさより、続けられるかどうかが大切です。最初は少しずつ1%上げるところから始めれば問題ありません。

まず優先したいのは、病気や失業に備える「生活防衛資金」。生活費の3〜6か月分が現金で確保できていないなら、そこを最初のゴールにしましょう。

手取りの貯金割合を増やす4ステップ

①貯金の目的を明確にする

手取りの貯金割合を増やすには、まず目的と目標額を決めてモチベーションを上げましょう。

なんとなく将来のためでは、貯める意義をなかなか見出せず、つい使ってしまいがちです。

    貯金の目的(例)
    ・生活防衛費を用意するため
    ・結婚や出産にかかるお金を準備するため
    ・子どもの学費や習い事に備えるため
    ・マイホームを購入するため
    ・車を購入、買い替えるため
    ・旅行や趣味を楽しむため
    ・老後の生活費を準備するため
    ・家族の介護に備えるため

結婚や住宅の購入など、大きな目標が思いつかない人は、達成しやすい身近な目標を設定するのが◎

「来年韓国に行くために8万円貯める」「スマホを買い替えるために10万円貯める」など、目的と目標金額を具体的に決めると貯金を続けやすいです。

小さな目標を達成して成功体験を積み重ね、貯金する習慣が身についてから、教育費や老後資金など長期間の貯金に挑戦するのも一つの手でしょう。

②現在の収支を洗い出す

次に、今の収入と支出を把握します。ここを飛ばして貯金額だけ決めると、必ず途中で挫折します

家計簿アプリを使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で集計できるのでおすすめ。

まずは1か月、正確に記録してみましょう。

③先取り貯金を設定する

記事内画像

収支が見えたら、いくら貯金できるかを計算し、その分を先に取り分けるようにしましょう。

余ったら貯金ではまず余らないので、先取りが有効です。

給料日に自動で別口座へ移す設定にすれば残ったお金だけで生活し、意志の力に頼らず貯まります。

財形貯蓄や自動積立定期預金・NISAなど、引き出しにくい仕組みを使うとより確実です。

④貯金の方法を選択する

最後に、お金の置き場所を決めます。用途によって適した手段が違います。

目的 適した方法
生活防衛資金・数年以内に使うお金 預貯金
教育費・住宅購入など時期が決まったお金 預貯金・積立など
10年以上先に使うお金・老後資金 NISAを活用した投資など
病気や死亡など万一への備え 預貯金・保険

すぐ使う予定のお金を投資に回すと、必要なときに元本割れしている可能性がゼロではありません。

まず預貯金で生活防衛資金を確保し、それを超えた分から投資や保険を検討するのが基本の順番です。

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毎月の生活費、今の貯蓄状況、加入中の保険、活用できる公的保障をFPと一緒に洗い出し、将来に向けて毎月いくら・どう貯めればいいのかを具体的に知れます。
「なんとなくお金の不安があるけどどうしたらいいか分からない」段階でも相談OKです。

手取りの貯金割合を増やすコツ

固定費から順に無駄な支出を削る

手取りに対する貯金の割合を増やすには、固定費から無駄な支出を削減するのが鉄則です。

固定費 見直しやすい固定費の例
通信費 スマホを格安SIMへ切り替える
インターネット回線を見直す
サブスクリプション 使っていないサービスを解約する
保険料 利用頻度の低い保険特約を見直す
光熱費 電気・ガスの料金プランを比較する

スマホ料金、保険料、サブスク、光熱費などは、一度見直せば節約効果がずっと続きます

格安SIMへの切り替えや、サブスクの見直しなど取り掛かりやすい項目から始めて、加入している保険の見直しや住宅ローンの借り換えなど徐々に大きな固定費にも手をつけるのが現実的な進め方です。

保険の見直しや住宅ローンの借り換えまで取り掛かりたい人は、FPに相談しましょう。

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ささいな消費グセを見直す

    ・なんとなくコンビニに立ち寄る
    ・「2個買うと割引」で予定より多く買う
    ・送料無料にするために商品を追加する
    ・セールだからと必要のない商品まで買う
    ・毎日のようにコーヒーや飲み物を買う
    ・ネット通販で少額の商品を頻繁に購入する
    ・ポイントアップを理由に予定外の買い物をする
    ・外出のたびに外食やテイクアウトを利用する
    ・ATMや振込などの手数料を気にせず支払う

どれも1回は大きな金額ではないですが、毎日のように繰り返せばまとまった金額になります。

すべて我慢する必要はないものの、「安いから」「せっかくだから」と予定外の買い物をしていないかを一度振り返ってみましょう。

浮いたお金を使わず貯金に回せば、生活水準を大きく変えなくても手取りに対する貯金の割合を少しずつ増やせます

シミュレーションで先の見通しを立てる

貯金を無理なく続けるには、ゴールまでの道筋を具体的にしておくのがおすすめです。

「いつまでに・いくら貯めるか」を決めて毎月必要な貯金額をシミュレーションすれば目標までの距離が分かり、モチベーションも維持できます

ただし、収入や支出、家族構成などは時間とともに変化するため、一度決めた貯金割合をずっと続ける必要はありません。

半年~1年など期間を定めたり、最低でもライフイベントのタイミングでシミュレーションし直して、目標額や毎月の貯金額を調整しましょう。

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FPに相談するとできること
家計の収支や貯蓄状況を整理し、毎月いくら貯めればいいのかをFPがシミュレーション!
貯金割合やNISAに回す金額など、自分だけでは判断しづらいお金の配分も相談できます。

4ステップで手取りの貯金割合を増やそう

記事内画像_イラスト_女性_家計

手取りに対する貯金割合の理想は10〜20%ですが、実際は10%未満の人が約半数でした。

貯金の割合を増やすには目的を決め、収支を把握し、先取り貯金で仕組み化する順番を意識すると◎

預貯金だけでなく、NISAを活用した投資や保険など、どのお金の置き場所が自分に合ってるかはお金の専門家であるFPに相談するのがおすすめです。

現在の収支・貯蓄状況・加入中の保険などをFPと一緒に見直して、無理なく手取りの貯金割合を増やしていきましょう。

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