0120-839-127 11:00~18:00(土日祝日除く)

  • 保険
  • がん保険

卵巣がんで使われる抗がん剤って?卵巣がんの抗がん剤治療について流れや薬の種類を解説

卵巣がんで使われる抗がん剤って?卵巣がんの抗がん剤治療について流れや薬の種類を解説

「卵巣がんは抗がん剤でどう治療する?」
「卵巣がんで使う抗がん剤は?」

抗がん剤による卵巣がんの治療の流れがわからず、不安を感じている人は少なくありません。

本記事では、卵巣がん治療の進め方や卵巣がんで使われる抗がん剤の種類を解説します。

抗がん剤治療の不安を減らしたい人は必見

サイト上部、サイト下部導線バナー_005

おすすめのがん保険

まずはおすすめのがん保険をご紹介します。「保険に入れるかわからない」「そもそも保険は必要?」と悩んでいる人はFPに相談しましょう。

がん保険 人気比較ランキング 2026年07月度
※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2026年06月01日~06月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

卵巣がん治療にも使う抗がん剤とは

抗がん剤治療の仕組みと目的

抗がん剤治療とは
細胞の増殖を防ぐ抗がん剤を用いた治療法。
・がんがふえるのを抑えたり
・成長を遅らせたり
・転移や再発を防いだり
・小さながんで転移しているかもしれないところ
を治療するためなどに用いられます。

引用:がん情報サービス/薬物療法(抗がん剤治療)のことを知る

がん細胞には非常に早いスピードで分裂する特徴があり、抗がん剤はその特徴を狙って細胞分裂が活発な細胞に強く働きかけます。

飲み薬や点滴などで体内に入り、血液に乗ってがん細胞へ到達する抗がん剤は転移したり広い範囲に広がったがんに対して有効です。

    抗がん剤治療が検討されやすいケース
    ●手術でがんを取りきるのが難しい
    ●進行がんに対し手術前後に再発を防ぎたい
    ●手術が難しい高齢者や持病がある

卵巣がんの抗がん剤治療の進め方

卵巣がん治療の大まかな流れ

卵巣がんの治療-流れ-フロー

卵巣がんの抗がん剤治療は、基本的に上記のような流れで進んでいきます。

初回治療のスケジュールと進行の目安

卵巣がんだけに限らずがん治療では、まず最初に手術可能かを確かめます

手術可能なら……
おおよそ三週間おきに一度の抗がん剤投与を6~8サイクル。
手術が難しければ……
まずはおおよそ三週間おきに一度の投与を3サイクル行ってから様子を見ます。

体調や血液検査の結果に合わせて投与の間隔が調整され、治療開始から数か月の間にがんの縮小が見込めるかを医師が判断します。

手術の有無によってその後の流れが多少前後するので、細かいスケジュールは主治医に確認しましょう。

抗がん剤を使うタイミング

卵巣がんでは手術後の薬物療法が多いです。

しかし、中にはがんが進行し手術では取り切れないと判断した結果、がんを小さくする目的で手術前に薬を投与するケースもあります。

治療方針や投与タイミングなど疑問・不安を感じたら遠慮なく医師に伝えましょう。

卵巣がんと抗がん剤治療のタイプ

抗がん剤のタイプの違い

基本的な抗がん剤のタイプは「細胞障害性抗がん剤」「分子標的薬」「免疫チェックポイント阻害薬」の3つです。

細胞障害性薬は
細胞の分裂を妨げてがん細胞を壊します。
分子標的薬は
がん細胞に特有のタンパク質や遺伝子異常に狙いを定めて働きかける薬剤です。
免疫チェックポイント阻害薬は
免疫細胞ががん細胞を攻撃しやすい状態へと導き、体内の防御機能を高めます。

がんの種類や進行度に応じて抗がん剤を細かく使い分けたり、他の薬剤と併用したりします。

卵巣がんで使われる主な抗がん剤の種類

プラチナ製剤とは白金(プラチナ)を含む構造を持つ抗がん剤の総称で、がん治療における細胞障害性抗がん剤の中心的存在です。

項目 内容
一般名 プラチナ製剤
分類 白金(プラチナ)製剤・アルキル化剤に分類される抗がん剤
代表的な
薬剤
・シスプラチン(CDDP)
・カルボプラチン(CBDCA)
・オキサリプラチン(L-OHP)
作用機序 DNA塩基(特にグアニン)と共有結合を形成し、DNAの架橋(クロスリンク)を引き起こして、DNA複製・転写を阻害し、アポトーシスを誘導。
主な適応がん種 ・肺がん(小細胞・非小細胞)
・胃がん
・大腸がん(オキサリプラチン)
・食道がん
・卵巣がん
・子宮頸がん
・膀胱がん
・精巣腫瘍 など幅広く使用
投与経路 主に静脈投与(IV)
(オキサリプラチンなどでは中心静脈カテーテル使用も)
主な副作用 ◉共通:
・骨髄抑制
・悪心・嘔吐(特にシスプラチンで高度)
◉ シスプラチン特有:
・腎障害(腎毒性)
・聴覚障害(耳鳴り、難聴)
・強い吐き気
◉ カルボプラチン:
・骨髄抑制(好中球・血小板減少)が中心
・腎毒性や嘔吐は比較的軽度
◉ オキサリプラチン:
・末梢神経障害(冷感過敏・手足のしびれ)
現在の位置づけ がん化学療法の中核を担う細胞障害性抗がん剤群の1つ。
ほとんどの固形がんで第一選択または併用治療の要となっている。

タキサン系抗がん剤

タキサン系抗がん剤とはイチイ科の植物(例:アメリカイチイ)から発見された天然由来の成分をもとに作られた抗がん剤を指します。

項目 内容
一般名 パクリタキセル、ドセタキセル、ナブパクリタキセル
分類 タキサン系抗腫瘍薬(微小管安定化剤)
代表的な
薬剤
・パクリタキセル
・ドセタキセル
・ナブパクリタキセル
作用機序 微小管を安定化させて分裂を停止させ、アポトーシス(細胞死)を誘導。特に有糸分裂(M期)を阻害。
主な適応がん種 ・乳がん
・卵巣がん
・非小細胞肺がん
・胃がん
・前立腺がん
・食道がん
・頭頸部がん など
投与経路 静脈内点滴(IV)。
ナブパクリタキセルはアルブミン結合製剤で溶剤不要なため過敏症リスクが低い。
主な副作用 ・末梢神経障害(しびれ・感覚異常)
・骨髄抑制(白血球・好中球減少)
・脱毛
・関節
・筋肉痛
・アレルギー反応(特にパクリタキセル)
現在の位置づけ 多くの固形がんにおける一次または二次治療の標準レジメンの一部。免疫療法や分子標的薬との併用も増加。ナブ製剤で使いやすさも向上。

ベバシズマブ

ベバシズマブは血管新生を抑えてがんへの栄養供給を遮断する薬で、ほかの抗がん剤と併用して活用されるのが基本です。

項目 内容
一般名 ベバシズマブ
分類 分子標的治療薬(抗VEGF抗体)
作用機序 血管内皮増殖因子(VEGF)に対するヒト化モノクローナル抗体。VEGFの働きを阻害して、腫瘍新生血管の形成を抑制し、腫瘍の成長や転移を防ぐ。
主な適応がん種 ・大腸がん
・非小細胞肺がん
・乳がん(限られた条件下)
・卵巣がん
・子宮頸がん
・膠芽腫(GBM)
・肝細胞がん
・腎細胞がん など
投与経路 静脈内点滴(IV)
主な副作用 ・高血圧
・出血(鼻出血、消化管出血)
・血栓塞栓症
・タンパク尿
・創傷治癒遅延
・消化管穿孔(稀だが重篤)
現在の位置づけ 多くのがん種で化学療法との併用による標準治療薬。特に転移性がんや再発例での使用が多く、免疫チェックポイント阻害薬との併用療法でも重要な位置を占める。

卵巣がんと抗がん剤の副作用

副作用が起こる仕組み

がん細胞には非常に早いスピードで分裂する特徴があり、抗がん剤はその特徴を狙って細胞分裂が活発な細胞に強く働きかけます。

ただし、抗がん剤はがん細胞と分裂が活発な正常細胞の見分けができません

正常細胞も含めて攻撃するため、結果的に吐き気や脱毛などの副作用が生じてしまいます。

副作用が出るタイミングの目安
●抗がん剤投与直後
吐き気・だるさ・頭痛など
●治療中盤〜後半
脱毛・味覚の変化・皮膚の乾燥など
●治療終了後
倦怠感・手足のしびれなど

日常生活でできる対処法

毎日の生活習慣を見直すだけでも、副作用をやわらげる効果は見込めます。

    ✅十分な睡眠を取る
    ✅消化に優しいメニューを選ぶ
    ✅吐き気を和らげるため食事を小分けにして摂る
    ✅無理のない範囲での散歩やストレッチ
    ✅マスクの着用と手洗い・うがいの徹底

胃腸の負担を減らしたり、気分転換できる時間を用意すると体調やメンタルの安定につながって副作用の軽減も期待できるでしょう。

抗がん剤による副作用が強く出ているなら薬の種類や投与量の見直しが検討されるので、つらいときは遠慮なく伝えましょう。

卵巣がん抗がん剤治療を乗り越えるために

卵巣がんはまず手術が可能か否かを判断してから、治療方針が決められます。

手術を受けるなら術後の抗がん剤投与が多いですが、手術前の投与もゼロではありません。

抗がん剤の目的は「がんの根絶を目指す」「病気の進行を遅らせる」「再発の抑制」など様々ですが、投与する目的も含めて治療方針等に不安・疑問があれば、主治医に相談しましょう

がん治療に備えて保険に加入しておきたい人は、一度FPに相談するのがおすすめです。

サイト上部、サイト下部導線バナー_005

この記事の監修者

  • 延田 圭司

    ファイナンシャルプランナー

    2011年より保険業界にて、個人・法人向けの保険営業に従事。生命保険・損害保険など幅広い保険商材を扱い、2023年・2024年にはMDRT基準に該当。保険募集の現場で培った知識と経験をもとに、保険選びやお金に関する情報を分かりやすくお届けします。
    <保有資格>
    2級フィナンシャル・プランニング技能士、損害保険プランナー、MDRT会員(2023年・2024年)
  • この記事の編集者
  • 最新記事
グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。
関連記事