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転職で年収アップはどれくらい可能?年収アップ相場と成功のポイントを解説

どれくらいの年収アップが目指せる?
年収アップのために何をすべき?
転職を考える際、「年収はどれくらい上がるの?」と気になる人は少なくないですよね。
業界や職種、スキルによって年収アップの幅は異なりますが、正しい戦略を立てれば大幅な収入増加も可能です。
この記事では、転職による年収アップの相場や年収アップが狙いやすい職種・業界、年収アップのポイントについて解説します。
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- グッドカミング編集部
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この記事の目次
転職で年収アップはどれくらい可能?

平均的な年収アップ率は10〜20%
年齢や性別、業界や職種などによって異なりますが、転職で年収アップできる人はおよそ30~40%で、年収アップ相場は10〜20%程度とされています。
dodaのエージェントサービスを利用して転職し、年収アップした人の平均アップ金額は90万円以上。※1
また、年収アップに成功した人の割合は20代後半に多く、40代前半までは年代とともに年収・給料額が高まる結果になりました。
社会人としての経験やスキルを積むにつれ、転職時の年収・給料も大幅にアップすることが分かります。
異業種・異職種への転職でも年収アップは可能ですが、スキル・経験が不足していると年収が下がるケースもあるので注意が必要です。
ハイクラス転職なら30〜50%アップも
マネジメント経験がある、専門的なスキルを持っているなら、転職によって年収30〜50%アップも十分可能。
dodaの調査によると、メーカー業界や金融系専門職、技術職、企画・管理などでは、転職によって年収が100万円アップした人も多数います。※1
転職回数が多くても年収アップ可能?
dodaの調査によると、年収アップに成功した人の転職回数は0回が最も多く、転職回数が増えるごとに割合は減少傾向にあります。※1
短期離職を繰り返していると、企業側が「長く働いてもらえないのでは?」と判断し、給与交渉が難しくなるケースも少なくありません。
一方、年収・給料の平均アップ金額は、転職回数が0回よりも2回目の人の方が増加傾向に。
転職回数が多くてもスキルや経験の向上によって、年収がアップする可能性は高いため、年収アップにはスキルの積み上げが重要です。
転職で年収アップを狙う人向けサービス
経験がある人向けエージェント
リクルート エージェント |
LHH転職 エージェント |
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---|---|---|
転職エージェント | ![]() |
|
年齢層 | 20~50代 | 20~40代 |
サポート対象者 | 経験やスキルがある全転職者 | 関東、東海、関西の専門職 |
支援実績 | 採用成功実績は 54万人超 |
大手企業への紹介実績多数 |
特徴 | 業界最大手 転職実績No.1 面接対策が充実 |
専門分野に精通 転職後の年収平均101万円アップ |
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ハイクラス転職したい人向け
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
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年齢層 | 20~50代 | 25歳~50代 |
サポート対象者 | 現年収 600万円以上 |
現年収 500万円以上 |
入会審査 | なし | あり |
支援実績 | 転職決定年収 平均925万円以上 |
導入企業数 31,700社(累計) |
特徴 | 年収800万~2千万の求人多数 一流ヘッドハンター指名可能 |
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年収アップが狙いやすい職種・業界

IT・エンジニア職
IT業界では、エンジニアやデータサイエンティスト、クラウド関連の技術者が特に高年収を得やすいです。
プログラミングスキルやプロジェクトマネジメントの経験があると、転職時に有利になり、年収アップも狙えます。
コンサルタント
コンサルタントは企業や組織が抱える課題を解決するために、専門的な知識や分析力を活かしてアドバイスを提供する仕事です。
戦略コンサルやITコンサル、人事コンサルなどのコンサルタント職は年収が高めに設定されています。
特に外資系コンサルティングファームでは、転職時に年収が大幅に上がるケースが多いです。
外資系企業の営業・マーケティング
営業・マーケティング職の中でも、外資系企業はなら個人の実績次第で年収が大きく変わるため、高収入を狙いやすいです。
英語力があるとさらに選択肢が広がり、給与交渉もしやすくなります。
専門職(弁護士・税理士・医師など)
弁護士、税理士、医師、ファイナンシャルプランナー(CFP)など、資格を活かせる仕事では、転職による年収アップが狙いやすいです。
専門性の高いスキルや経験がある人は即戦力になるため、好条件で転職できるでしょう。
転職で年収を上げるためのポイント
✅ スキルや経験をアピール
✅ 転職活動前にスキルアップする
✅ 転職タイミングを見極める
✅ 転職エージェントを活用する
自分の市場価値を知る
転職で年収アップを実現したいなら、自分の適性や転職市場価値を把握しましょう。
自身の転職市場価値を知っておくと、『どのスキルが評価されるのか』『自身の経歴ではどのくらいのポジションが狙えるのか』など転職の可能性を把握できます。
自己分析やキャリアの棚卸のやり方がわからない場合は、適性診断ができるサービスの利用がおすすめです。
適性を診断したい全年代向け
ミイダス | リクナビNEXT | |
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年齢層 | 20~50代 | 20~40代 |
サポート対象者 | 学歴職歴経歴 すべて不問 |
学生のみ不可 転職者向け |
支援実績 | 業界30年の採用成功実績 | 大手企業への紹介実績多数 |
特徴 | 登録するだけで市場価値がわかる。企業からのオファーも◎ | 強みと適性がわかる本格診断が無料。企業からのスカウトも◎ |
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スキルや経験をアピール
年収アップを実現するためには、「自分が企業にどのような価値を提供できるか」を明確に伝えましょう。
過去の実績や成果を具体的な数値で伝え、企業の課題を解決できるスキルや即戦力として活躍できる根拠を示すのが効果的です。
特に、管理職や専門職への転職では、具体的な実績を示すとより高い給与を交渉しやすくなります。
転職活動前にスキルアップする
転職前に資格取得やスキルアップしておくと、より高収入の転職先を見つけやすくなります。
業務に活かせるマネジメントスキルの向上や資格の取得も、年収アップ転職を成功させる有効な方法です。
転職タイミングを見極める
転職市場が活発になる年度末や上半期の始めに転職活動をすると、求人数が増え、好条件のオファーを受けやすくなります。
特に企業の決算時期(3月・9月)は、新しい人材を採用する動きが活発になるため、転職のチャンスが広がるでしょう。
転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用すると、自分では探せない非公開求人や高収入案件に出会えるケースがあります。
また、エージェントによっては年収交渉のサポートもしてくれるため、年収アップを狙うなら積極的に活用するのがおすすめです。

転職エージェントの登録・利用は完全無料で、最適な求人紹介や面接対策・条件交渉の代行などのサポートが豊富。
取り扱う職種や業界、求人の質、サポート内容はエージェントによって様々なため、比較して自分に合うサービスを選びましょう。
転職で年収アップできないケース

未経験の職種へ転職するケース
新しい業界や職種に挑戦すると、経験やスキルがなくゼロからのスタートになるため、年収が下がる場合が多いです。
ただ、将来的に成長できる分野なら、一時的な年収ダウンを許容できるケースもあるので、キャリアアップも見据えて検討しましょう。
人材の供給が多い職種へ転職
転職市場に求職者が多く、競争が激しい職種では、企業側が高い給与を提示しにくい傾向があります。
例えば、一般的な事務職や販売職は、転職による年収アップが難しいため、経験を活かせる他職種への転職も視野に入れましょう。
転職回数が多すぎる
短期間で何度も転職していると、企業側が「すぐ辞めてしまうのでは?」と判断し、高い年収を提示しにくくなります。
安定したキャリアを築きながら、適切なタイミングで転職するのが大切です。
年収アップ転職の際に注意すべきポイント

✅ なぜ給与が高いのか確認しておく
✅ 社風や職場環境を確認する
✅ すぐに成果を求められるケースがある
✅ キャリアアップに繋がるか考える
総支給額だけで判断しない
転職時に提示される年収は「総支給額」であり、企業によって年収の構成が「基本給+ボーナス」か「基本給のみ」か異なります。
ボーナスの割合が大きい企業では、業績によって支給額が変動しやすいため、安定した収入を求めるなら基本給が高めの企業を選ぶのがポイント。
以下の点を確認せずに転職すると、年収が増えても手取りは思っていたほど増えないケースがあるため、注意しましょう。
● 固定残業代が含まれているか
● 交通費や各種手当の計算方法
また、給与額だけでなく手当や福利厚生を重視して、実質的な年収アップを目指すのも一つの方法です。
なぜ給与が高いのか確認しておく
転職で年収アップを目指すなら、雇用条件については必ず確認しておき、年収が高い理由を把握しておくべきです。
労働時間が長い、成果主義で実績が上がらないと給与が下がる、業績が不安定で人材確保のために高い給与を提示している企業も。
特に、異業種からの転職で大幅な年収アップを提示された際は、なぜ給与が高いのかを確認しましょう。
社風や職場環境を確認する
年収が高くても、職場の環境が合わなければ長く続けるのは難しくなります。
また、スキルや経験があっても年功序列の企業に転職すると、相場額ほど年収アップできないケースも。
退職者の口コミや転職エージェントなどで情報収集し、働きやすさや評価基準・給与体系をチェックしておきましょう。
すぐに成果を求められるケースがある
年収アップを狙う転職では、即戦力としての期待が高いため、入社後すぐに結果を求められるケースがあります。
特に、以下のような職種では、短期間で成果を求められる場合が多いです。
● コンサルタント(クライアント案件を即担当)
● 管理職(チームの成果が評価に直結)
年収がアップしてもプレッシャーが大きくなりやすいため、転職前に自分のスキルや経験が活かせる環境かを慎重に判断するのが重要です。
キャリアアップに繋がるか考える
専門性の低い仕事や将来性が不透明な企業への転職は、一時的に年収が上がっても、長期的にキャリアが停滞するリスクも。
年収アップだけを目標にせずに、転職先が自分の今後のキャリアアップに繋がるかどうかも考えましょう。
転職による年収アップの相場は10〜20%

年齢や性別、業職種などによって異なりますが、転職で年収アップできる人はおよそ30~40%で、年収アップ相場は10〜20%程度とされています。
マネジメント経験がある、専門的なスキルを持っているなら、転職によって30〜50%年収アップも十分可能です。
転職で年収アップするには、スキルアップや給与交渉、転職エージェントの活用がおすすめ。
転職市場の動向を把握し、自分に合った方法でキャリアアップ&年収アップ転職を成功させましょう。