自動売買は危ない？詐欺の手口と見分け方を知って自動売買で手間なく資産運用

「自動売買したくても詐欺に遭わないか心配」
「詐欺に遭わずに自動売買するには？」

FXを手間なく自動売買で取引したくても、詐欺的なツールを使ってしまわないか心配な人も少なくありません。

詐欺的な自動売買ツールもありますが、信頼できるサービスを利用すれば余計な心配をせずに利益を狙えます。

本記事では、詐欺的な自動売買ツールの典型的な手口や自動売買ツール選びで詐欺に遭わないための方法を紹介していきましょう。

なぜ自動売買は詐欺に使われやすいのか？

楽して稼げるに惹かれる

FX自動売買ツールに使われる「完全放置で稼げる」「誰でも利益が出る」などのうたい文句は、多くの人にとって魅力的に映ります。

楽して儲かる構図がターゲットを引き寄せやすく、詐欺師にとって悪用しやすいといえるでしょう。

データの根拠や論理を示さずに宣伝が行われてしまう現状も、悪用されやすい要因です。

正体不明でも販売できてしまう

自動売買ツールはネット上で簡単に販売でき、販売元の身元や所在地が明らかでない商品も少なくありません。

実態のない個人でも「誰でも稼げる」といった宣伝文句を使い、契約内容も曖昧なまま高額で販売できてしまっています。

こうした匿名性と不透明さが、詐欺に悪用されやすい要因のひとつです。

正規のFX会社では外部ツールは禁止されている

実は、金融庁に登録されたFX会社の多くは、外部の自動売買ツールの使用を明確に禁止しています。

FX会社が自社で提供している自動売買機能以外を使用すると、規約違反となり、口座凍結や出金拒否など重大なトラブルになりかねません。

つまり、正規のFX会社が禁止しているにもかかわらず外部ツールの利用を勧める業者は信頼できない存在であり詐欺的な手口であると考えるのが自然です。

FX自動売買を使った詐欺の典型的な手口

開発型システムトレードの高額販売

詐欺の典型的な手口として、開発型システムトレードを高額で販売する事例があります。

数十万円の価格での販売や月額課金のサブスクモデルで料金を徴収する形です。

「最初の月で回収できる」と言われて購入しても、結果的に損失が膨らむトレーダーが後をたちません。

必ず○万円稼げるなど、実態を誇張した表現をする業者には注意してください。

コピートレードでの運用を謳う詐欺

個人投資家のFX取引を反映して自動売買する「コピートレード」での運用を謳い、資金を集める詐欺事例です。

実際には取引されておらず、投資したお金は返ってこないトラブルもあるので、実績などを確認してから、慎重に運用会社を選びましょう。

詐欺に遭わないコピートレード

自動売買のなかでも「コピートレード」は詐欺に悪用されやすい手口のひとつですが、すべてが危険ではありません。

金融庁に登録されたFX会社が提供する自動売買であれば、不透明なサービスとは異なり運営元が明確で管理体制なども整っています。

代表的なサービスは、優秀なトレーダーを選んで自動売買できる「みんなのFX」や「インヴァスト証券のトライオートFX」です。

^{【みんなのFX公式】https://min-fx.jp/}

^{【インヴァスト証券公式】https://min-fx.jp/}

偽の実績や口コミで信用させる

SNSやレビューサイトに「完全放置で稼げた」「年利500％」などの体験談が大量に投稿され、あたかもツールや運用元に実績があるように見せかける手口があります。

実際には、同じ顔写真や体験談の使い回し、捏造データによる宣伝も多く、信憑性は極めて低い実態がある商品も少なくありません。

こうした投稿で信頼感を演出し、高額なツール販売や怪しい運用先に誘導するのが目的です。

見かけの評価だけで判断せず、情報の出どころや販売元の正体をしっかり確認しましょう。

SNSでの副業紹介

フォロワー数の多いインフルエンサー風アカウントが、「簡単に稼げる副業」などと投稿し、DMやLINE誘導する手口が多発しています。

DMやLINEから閉じたコミュニティへ招待され、そこで高額な自動売買ツールを紹介するのが一般的です。

SNS上での有名人を騙るニセの広告から詐欺被害にあった人もいるので、外見だけで信頼しないようにしましょう。

自動売買ツールで詐欺に遭わないために

過剰な宣伝に注意する

「必ず利益が出る」「勝率100％」など、金融商品取引法に違反する表現を使用している広告は危険です。

このような表現があれば、業者の信頼性を疑いましょう。

実績開示があるか確認する

信頼できるツールは、過去の運用実績やバックテスト・フォワードテストのデータを公開しています。

利益だけでなく、損失やリスクについてもきちんと説明されているかをチェックしましょう。

FX会社公式ツールを選ぶ

自動売買を安心して使いたいなら、金融庁に登録されたFX会社が提供する公式ツールを選ぶのが賢明です。

登録業者は、誇大広告の禁止や情報開示など、利用者を守るための体制が義務づけられており、不正リスクが大きく下がります。

詐欺のリスクを減らすうえでも、「誰が提供しているか」に注目して選びましょう。

詐欺に遭わない！自動売買できるFX会社

FX会社によって、自動売買のスタイルや機能には大きな違いがあります。

ヒロセ通商や松井証券は、あらかじめ設定されたルールで繰り返し売買する「リピート型」が中心。

みんなのFXは、優秀なトレーダーを選んで運用を任せる「選択型」に加えて、リピート型も利用可能です。

インヴァスト証券では、選択型から細かなカスタマイズまで対応しており、自由度の高い運用ができます。

まずは2〜3社で少額から始めてみて、自分に合ったサービスを見極めてから、徐々に取引を広げていきましょう。

自動売買に強いFX会社
タップで詳細	特徴
みんなのFX	選んで運用「みんなのシストレ」
	✅ トレーダー選択型の自動売買 ✅ 難しい設定なしでスタート可能
ヒロセ通商	テクニカルのサインを使った自動売買
	✅ 取り扱い通貨ペアが50を超えている ✅ スプレッド・キャンペーンも豊富
松井証券	100円から自動売買可能
	✅ 設定したルール通りの注文を繰り返す ✅ リスクを抑えたい初心者に最適
インヴァスト証券	投資経験に合わせた自動売買
	✅ トレーダー選択、オリジナルルール ✅ 値動きを描いてルールの作成も可能

FX自動売買詐欺にあったときの対処法

自動売買をめぐって詐欺被害が疑われるなら、焦らずに以下のような対応を取りましょう。

・取引を停止する
・クレジットカード会社に利用停止連絡をする
・記録を残す(契約書・取引画面・メールなど）
・消費生活センター・警察・弁護士・金融庁などに報告

一人で抱え込まず、なるべく早く信頼できる公的機関や専門家に相談してください。

詐欺に遭わない会社で自動売買で資産形成

自動売買は、相場を見続けなくても取引できる便利な手法です。

しかしその利便性につけ込んで、「簡単に儲かる」「誰でも月収○万円」などと煽る詐欺的なサービスも少なくありません。

被害を避けるにはツールを購入するのではなく、自動売買機能を備えた金融庁登録のFX会社を通じて資産形成をしましょう。