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シングルマザーの転職を成功させるコツとは?シングルマザーの就業状況と転職成功法

シングルマザーが転職するには?シングルマザーの就業状況と転職成功法

シングルマザーでも転職できる?
シングルマザーの転職の注意点は?

シングルマザーでも転職できるのかわからず、悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、シングルマザーの就業状況や各種給付金、転職成功法について詳しく解説。

転職を成功させたい
シングルマザーは必見です
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グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

シングルマザー向けの転職支援サービス

仕事と子育てで多忙なシングルマザーが、一人で転職活動をするのは大変です。

負担を軽減させるため、転職サービスやハローワークなどを積極的に活用しましょう

シングルマザー向け転職エージェント

リクルート
エージェント
LHH転職
エージェント
転職エージェント
年齢層 20~50代 20~40代
サポート対象者 経験やスキルがある全転職者 関東、東海、関西の専門職
支援実績 採用成功実績は
54万人超
大手企業への紹介実績多数
特徴 業界最大手
転職実績No.1
面接対策が充実
専門分野に精通
転職後の年収平均101万円アップ
簡単登録
(無料)
doda リクナビNEXT
転職エージェント
/サイト
年齢層 26~35歳 20~40代
サポート対象者 関東、東海、関西の大卒以上 学生のみ不可
転職者向け
支援実績 業界30年の採用成功実績 大手企業への紹介実績多数
特徴 求人が幅広い
営業職に強い
丁寧なサポート
強みと適性がわかる本格診断が無料。企業からのスカウトも◎
簡単登録
(無料)
【転職エージェントがおすすめな人】
・1人での転職活動は不安
・3ヶ月以内に転職したい
・自分に合った職場に転職したい
【転職サイトがおすすめな人】
・自分のペースで転職活動を進めたい
・様々な求人を見比べたい

シングルマザー向けスカウトサービス

リクルートダイレクトスカウト ビズリーチ
スカウトサービス
年齢層 20~50代 25歳~50代
サポート対象者 現年収
600万円以上
現年収
500万円以上
入会審査 なし あり
支援実績 転職決定年収
平均925万円以上
導入企業数
31,700社(累計)
特徴 年収800万~2千万の求人多数
一流ヘッドハンター指名可能
求人の1/3が年収1000万円超
面談確約スカウトも◎
簡単登録
(無料)
【スカウトサービスがおすすめな人】
・経験やスキルに自信がある
・現在の年収が400万円以上
・多忙で転職活動に時間を割けない
・効率良くキャリアアップしたい

マザーズハローワーク

全国のハローワークには、子連れでも利用しやすいマザーズハローワーク・マザーズコーナーがあります

子育て世代の転職・就職支援を専門としていて、子育てと両立しやすい求人を紹介してもらえるでしょう。

一般的なハローワーク マザーズハローワーク
対象者 全求職者 子育て世帯
ひとり親世帯
求人情報 ハローワークに申込んだ全ての企業 子育てに理解がある企業に厳選
求人検索項目 通常の求人票に記載のある項目のみ 子育て関連の項目も検索可能

効率よく転職したいシングルマザーは、ハローワークと転職支援サービスを併用するのがおすすめです。

シングルマザーでも転職できる?

シングルマザーの就業状況

厚生労働省の調査によると、母子世帯の就業状況は下記の通りでした。

母子世帯 父子世帯
就業状況 86.3% 88.1%
正規の職員・従業員 48.8% 69.9%
自営業 5% 14.8%
パート・アルバイト 38.8% 4.9%

令和3年度 全国ひとり親世帯等調査の結果

前回調査(平成28年度)の81.8%よりも、シングルマザーの就業中の割合は86.3%と高くなっています。

しかし、正規の職員・従業員として働く割合は父子世帯と比較すると48.8%と決して高いとは言えません

また令和2年の母子世帯のシングルマザー自身の平均年間収入は272万円でした。

母子家庭自立支援給付金とは?

こども家庭庁では自治体と協力して、母子家庭の母や父子家庭の父の経済的な自立を支援するため就業支援に取り組んでいます。

母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業について

自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金とは、母子家庭の母又は父子家庭の父の主体的な能力開発の取組みを支援するための給付金です。

対象教育訓練を受講して、修了した場合にかかった経費の60%が支給されます。

対象者
・母子家庭の母又は父子家庭の父
・20歳に満たない者を扶養している
必須条件
・児童扶養手当の支給を受けているor同等の所得水準にある
・就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して自立支援教育訓練が適職に就くために必要であると認められる
対象となる講座
・雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座
・都道府県等の長が地域の実情に応じて対象とする講座

高等職業訓練促進給付金

高等職業訓練促進給付金は、母子家庭の母又は父子家庭の父に修業期間中の生活の負担軽減として支給される給付金です。

看護師や介護福祉士等の資格取得のため6月以上養成機関で修業する場合や、入学時にも支給されます。

対象者
・母子家庭の母又は父子家庭の父
・20歳に満たない者を扶養している
必須条件
・児童扶養手当の支給を受けているor同等の所得水準にある
・養成機関において6月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれる
・仕事または育児と修業の両立が困難である
対象となる資格
・就職の際に有利となるもの且つ養成機関において6月以上のカリキュラムの修業が予定されているもの
    対象資格の例
    看護師、介護福祉士、保育士、歯科衛生士、理学療法士、保健師、助産師、シスコシステムズ認定資格、LPI認定資格等

資格の取得は転職に有利で、職場での評価も上がり、資格手当で給料アップ、キャリアアップしやすくなるなど、メリットが多いです。

参照:介護職の資格のなかで唯一の国家資格|介護福祉士を取得する4つのメリット/しんぶろぐ〜介護ノート〜

シングルマザーの転職成功法

    シングルマザーの転職成功法
    子どもの預け先を決める
    自己分析をする
    優先順位を定める
    企業調査を徹底する

子どもの預け先を決める

子どもがまだ小さいシングルマザーは、子どもの預け先を決めておきましょう。

面接時に子どもの預け先が既に決まっているかを確認する企業は少なくありません。

転職前に預け先を決めると転職活動がしやすく、企業側の懸念点も事前に払拭できます

保育園や両親など子どもの預け先を複数確保しておくと◎

多忙で子供との時間がない人は

ただでさえ仕事に家事に子育てにと多忙なシングルマザーが転職活動を始めると、自由に使える時間も体力もなくなってしまいます

子どもとの時間を作れずやりたいことをやらせてあげられていないなら、無料体験レッスンがあるオンラインイラスト教室がおすすめです。

自宅から受講できて送迎の負担がなく、時間がないシングルマザーでも子どもが得意な分野や能力を伸ばすサポートができるでしょう。

参考:私たちの想い/ATAM ACADEMY

自己分析をする

シングルマザーは、求人を探す前に自分の適性や強みを的確に把握しておきましょう。

適性を把握すれば自分に合った求人を探しやすく、転職活動がスムーズに進みます。

また自分の強みが明確になるため、納得感のある自己PRが可能です。

リクナビNEXT

「自分の強みや適性がわからない…」と感じる人にはリクナビNEXTのグットポイント診断がおすすめ!

グッドポイント診断は簡単な質問に答えるだけで、自分の5つの強みや仕事の向き不向きを知れます。

リクナビNEXTは求人を多数保有しているので、診断だけでなくシングルマザーの転職活動にも有効です。

【グッドポイント診断のメリット】
    ・会員限定で本格診断が無料
    ・どこでも手軽に診断可
    ・自分の強みを客観的に把握できる
    ・診断結果は求人応募時に添付OK
    ・自己分析の負担を軽減→転職効率UP

優先順位を定める

転職先に求める条件として、シングルマザーがよく挙げる希望条件は下記の通りです。

【転職先の条件】
・正社員での採用
・転勤なし
・残業が少ない 
・休みが取りやすい
・女性が多い
・時短など融通が利きやすい
・完全週休2日制
・住宅手当など福利厚生が充実

全ての条件に当てはまる企業は少ない&あったとしても競争率が高いため、入社は簡単ではありません。

転職活動を成功させたいシングルマザーは、希望条件に優先順位を定めましょう。

優先順位に悩む人は「絶対に譲れない」「譲歩できる」「こだわらない」の3グループに分けるだけでも求人が探しやすくなります。

希望条件に優先順位をつけないと、沢山の求人を見ているうちに転職の目的を見失いかねません。

企業調査を徹底する

志望企業について知らないと、なぜこの企業で働きたいのか志望動機を答えられません

シングルマザーの転職成功率を上げるなら、企業理念や具体的な業務内容などをリサーチしましょう。

また転職前に職場の雰囲気等を調査しておけば、「子どもが体調不良なのに突発的な休みが取りにくい職場だった」などの後悔を回避しやすいです。

シングルマザーの転職でよくある質問と答え方

質問「お子様が急に病気になったら看てもらえる人はいますか?」

質問の意図は“子どもが病気の際に仕事にどの程度影響が出るか”になります。

何かしらの対策を設けているのであれば、そのまま伝えればOKです。

    【答え方の例】
    ・近くに看てもらえる家族や親戚がいる
    ・病児保育を利用する予定で、既に預け先を見つけている
    ・自治体のファミリーサポートを利用する予定

対策している旨を自信を持って伝えれば、前向きに働く意思のアピールになります。

休む可能性がある人も、「都合がつかない場合はお休みを頂きますが、ベビーシッターに登録しているので基本的にはお願いする予定です」など具体的な対応策を示しましょう。

土日出勤の会社なら土日の預け先も確保し、質問に備えておくのが賢明です。

質問「残業はできますか?」

子どもがまだ小さいシングルマザーだと、どうしても残業ができない日もあるでしょう。

残業できるかどうかの質問へは「できません」ではなく、「~ならできる」と条件をつけて答えると前向きな印象をアピールできます。

    【答え方の例】
    ・保育園のお迎えが〇時までなので、〇時までは残業できます
    ・繁忙期などで事前に残業有無が分かるなら、ファミリーサポートを利用できるので可能です
    ・残業は〇時までが希望ですが、追いつかない業務は朝の出勤時間を調整して対応できます

どうしても残業が無理なら「出勤時間を早める/自宅に仕事を持ち帰るのは可能ですか?」など代替案を提案するのも一つの手です。

シングルマザー転職の注意点

正社員にこだわりすぎるのは×

シングルマザーの転職では正社員採用の企業だけではなく、パートや派遣社員も視野に入れましょう。

正社員でもサービス残業が多ければ、時給換算するとパートや派遣社員よりも給料が低くなりかねません

正社員と非正規雇用それぞれにメリット・デメリットがあるため、正社員にこだわって結果的に転職先が決まらなければ本末転倒です。

非正規雇用から正社員を目指すなら、社員登用制度があるだけでなく正社員登用の実績がある会社を狙うのが◎

シングルマザーは自分を決めつけがち

「資格がないから無理」「未経験だから無理」と初めから諦めてしまうシングルマザーは少なくないです。

無理と自分で決めつけてしまうと、自分や母子家庭のライフスタイルに合った仕事があっても自ら手放してしまいかねません。

一人で転職活動をするのは不安と感じているなら、転職サービスを利用して転職のプロのサポートを受けながら転職を成功させましょう。

シングルマザーは時間を確保

家事に育児に仕事に、多忙なシングルマザーが転職活動を始めると、時間の確保がかなり難しいです。

子どもとの時間をなかなか取れずに苦労するシングルマザーも一定数います。

子どもの受験を意識しているものの家族のサポートがないシングルマザーは、塾(※A)やオンライン学習も検討しましょう。

シングルマザーは副業も◎

家事に子育てに仕事にと多忙なシングルマザーは、副業で生活費や転職活動の費用を補う方法もあります。

アンケートモニターやポイ活、フリマアプリなど、時間に縛られない副業も多いです。※1

ブログやプログラミング、動画編集など、ある程度スキルは求められますが、まとまった金額を稼げる副業も少なくありません。※2

転職活動には交通費やスーツ代、書類関連の雑費もかかるため、副業を上手に活用して負担を減らしましょう。

※1参考:シングルマザーにおすすめの副業13選!注意すべき点も含めて徹底解説!
日本デザイン|副業の知りたい!知りたかった!が見つかる情報サイト

※2参考:【実証済み】地味に儲かる副業17選!副業がばれない方法とは?/地味に儲かる副業

もし副業が軌道に乗って収入が安定するようなら、起業して本業にする選択肢もあります。

起業初期には、自身のビジネスを際立たせてターゲット市場に効果的にリーチするオウンドメディアの活用がおすすめです。※3

※3参考:オウンドメディアで差をつける!これから起業する人のためのスタートダッシュガイド/札幌市のWEB制作会社DREEXY

WEB制作会社DREEXYとは?
ECサイト・求人サイトの制作や、オウンドメディアの制作及び運用を行う札幌市のホームページ制作会社。

WEB制作を通じたSEO対策でアクセス数を最大化し、顧客数を最大化させてくれます。

シングルマザーでも転職は可能!

20代から40代まで年齢を問わず、シングルマザーでも転職は十分可能です。

シングルマザーは転職支援サービスをフル活用して、子育てと両立できる職場への転職を成功させましょう。

(※A 引用:日本最大級規模の塾検索サイト、塾選(ジュクセン))
塾選(じゅくせん)は、目的に合った塾・予備校を全国約4万教室から探せる日本最大級の塾検索サイトです。