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持病ありでも入れる海外旅行保険はある?旅行保険の特徴や注意点を徹底解説
持病ありでも入れる海外旅行保険はある?
持病は海外旅行保険では補償されない?
海外旅行保険への加入を検討していても、持病ありでも海外旅行保険に入れるのかわからず悩んでいる人は少なくなりません。
本記事では、持病ありの人向けの海外旅行保険の加入方法や加入時の注意点を解説します。
を探している人は必見です!
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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この記事の目次
持病ありだと海外旅行保険に入れない?
持病とは?既往症と何が違う?
● 既往症:現在は治癒している病気
「持病」は法律や医学的な定義はありませんが、慢性的・継続的に長期にわたり患っている病気を指すのが一般的です。
一方、今までにかかった病気で現在治癒した病気を既往症といい、アレルギーや交通事故、出産経験なども既往症(既往歴)に含まれます。
持病や既往症があると選択肢が少なくなるのは事実ですが、保険に加入できないわけではないため、持病があっても入れる保険を知りたい人は保険のプロに相談するのもおすすめです。
海外旅行保険とは?
海外での旅行中に発生した病気やケガ、盗難や破損などのトラブルに対する補償が受けられる保険
海外旅行保険は海外滞在中だけでなく、住居を出発してから帰着するまでの日本国内で発生した事故などについても補償対象になります。
様々なリスクを総合的に補償する商品や必要な補償だけを選択できる商品もあるため、万が一に備えて加入しておいて損はありません。
海外旅行保険は、海外での治療費が高額になる実情を考慮して、契約時に設定した保険金額を限度として治療のために要した実費が支払われるのが特徴です。
持病ありでも入れる保険はある
海外旅行保険は、旅行期間中に発生した病気やケガなどの治療に要した費用が補償対象なので、海外旅行前に発症している病気の治療費は保証対象外になる商品が多いです。
基本的に海外旅行中の持病の悪化は補償されませんが、「応急治療・救護費用担保特約」を付帯しておけば、海外旅行中の持病に関する治療費を保障してもらえます。
治療内容や旅行の目的・保険期間に制限がある商品も多いので、旅行保険に加入する前に補償内容や条件をしっかりと確認しましょう。
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持病ありの人の旅行保険の入り方
持病ありの人が海外旅行保険に加入するには、下記の方法が挙げられます。
✅ インターネット
✅ 保険代理店の窓口
✅ 保険会社の店舗
インターネットは手軽で保険料負担も抑えられるので人気がありますが、持病ありの人は加入しにくいのがデメリットです。
持病のある人は絶対にインターネットで保険に加入できないというわけではありませんが、病気やケガで治療中の人や薬を服用している人は基本的に加入できません。
持病があっても加入できる海外旅行保険を効率よく探したい人は、保険代理店の窓口や保険会社の店舗を利用しましょう。
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持病ありの人の加入時の注意点
持病ありの人が海外旅行保険に加入する際は、確実に補償を受けるためにも事前に確認しておかなけれならないポイントがあります。
ここでは、2つの確認すべきポイントを紹介していきましょう。
持病は正直に告知する
旅行保険に加入する際は、持病の有無にかかわらず、現在の健康状態について正確に保険会社に告知しなければなりません。
万が一、告知義務違反に該当してしまうと以下のようなリスクが発生してしまいます。
■ 保険金や給付金が支給されない
保険会社や代理店の人に口頭で伝えても告知にはならないので、保険会社に正確な持病を記入した告知書を提出しましょう。
現地での持病の治療が補償対象か
一般的に海外旅行前に発症している持病は対象外とする商品が多く、内容を確認せずに加入すると治療費が全額自己負担になる人もいます。
特約を付帯して備えるのも1つの方法ですが、持病が内服で対応できるのであればかかりつけ医に相談して余分に薬を処方してもらって備えるのもおすすめです。
自分に合う海外旅行保険を知りたい人や備えるべき補償を相談したい人は、海外旅行を楽しむためにも保険のプロに相談してみましょう。
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持病の悪化が不安な人の対処法
海外旅行期間中に、持病の急激な悪化によって必要になった医療費に備えられる特約を「応急治療・救援費用担保特約」といいます。
医師の治療を開始した日から30日以内で、1回の病気につき治療費用・救援費用の合計で300万円の支払いを限度とする保険会社が多いです。
海外旅行前に旅行先の医療機関での受診が決まっていた人だけでなく、持病の症状が出る可能性を予測できた人も補償されない商品があるので注意しましょう。
あらかじめ予想できず、注意をしていても避けられない急激な持病の悪化のこと
海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどにより、やむを得ず現地で診療等を受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度
日本国内で保険診療として認められている医療行為のみが支給対象となるため、日本国内で保険適用となっていない医療行為や薬が使用された人は給付の対象になりません。
日本国内で同じ傷病を治療した際にかかる治療費を基準に計算した額から、自己負担相当額を差し引いた額が支給されます。
ただし、日本と海外では医療体制や治療方法等が異なるため、支給金額は海外で支払った総額から自己負担相当額を差し引いた額よりも大幅に少なくなる人が多いです。
渡航先の国によっては、医薬品の持ち込み数量の制限や診断書の携帯が求められたり、事前の許可申請を求められたりします。
薬剤証明書があっても容器を移し替えると持ち込みできなくなるため、病院や薬局で交付された容器・包装のままで持参するのがおすすめ。
万が一、旅行先で医薬品が不足してしまったらすぐに日本から郵送するのではなく、渡航先の国のルールがどのようになっているかを確認しましょう。
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クレジットカード付帯の保険は持病の医療費も補償される?
クレジットカードの付帯保険はクレジットカードの会員が利用できる保険で、自分で保険料を負担しなくても一定の補償が受けられます。
「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、旅行傷害保険だけでなく盗難・紛失保険やショッピング保険が付帯しているのが一般的です。
自動付帯
|
クレジットカードに加入しているだけで、自動的に適用される |
---|---|
利用付帯
|
クレジットカードを利用し、クレジットカード会社が指定する条件を満たした時のみ利用できる |
クレジットカード会社やカードの種類によって補償内容や適応条件は異なりますが、持病を起因とする旅行先での医療費はほぼ対象外になっていると考えておきましょう。
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持病ありの人の海外旅行保険:まとめ
海外旅行保険は、旅行期間中に発生した病気やケガなどの治療に要した費用が補償対象なので、海外旅行前に発症している病気の治療費は保証対象外になる商品が多いです。
インターネットでも保険に加入できますが、持病のある人は加入しにくいので保険代理店の窓口や保険会社の店舗を利用するのがおすすめ。
持病があっても海外旅行を楽しみたい人は、自分に合う補償を知るためにも一度保険のプロに相談してみましょう。