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ビットバンクvsコインチェック!違いを比較して暗号資産をムダなく効率的に運用

ビットバンクvsコインチェック!違いを比較して暗号資産をムダなく効率的に運用

「ビットバンクとコインチェックの違いは?」
「手数料を比較したい」
「サービスの違いを比較したい」

ビットバンクとコインチェックのどちらで暗号資産の取引を始めるべきか、迷っている人も少なくありません

どちらも人気のある取引所ですが、サービスや使い勝手には大きな違いがあり、上手に運用すれば効率的に暗号資産を運用できます。

この記事では、ビットバンクとコインチェックの主な違いやそれぞれの特長、どんな人に向いているか解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

ビットバンクとコインチェックを比較

下記の項目を比較するとビットバンクとコインチェックの違いがよりはっきりと分かります。

ビットバンクとコインチェックの違い
取り扱いコイン
コスト
手数料
操作性
サービス

最後まで読んで、自分が求めている資産運用方法に合うFX口座を選びましょう。

ビットバンクとコインチェックの取扱通貨を比較

ビットバンクとコインチェックは、どちらも人気のある暗号資産取引所ですが、取り扱っている通貨・銘柄数には違いがあります。

取扱銘柄数
ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
販売所 43銘柄 33銘柄
取引所 43銘柄 24銘柄

取り扱い銘柄数はビットバンクの方が多いのが特徴です。

また、ビットバンクは板取引に対応している銘柄も多くアクティブトレーダー向けに優れた環境が整っています

反対に、コインチェックは取扱数こそやや少なめですが、アプリの使いやすさ積立機能など初心者にやさしい設計が魅力です。

コインチェックにはない銘柄

ビットバンクでは、コインチェックにはない以下のような銘柄も取り扱っています。

コインチェックにはなくビットバンクで取り扱っている通貨ペアの例
・SOL(ソラナ)
・BNB(ビルドアンドビルド)
・TRX(トロン)
・ADA(カルダノ)

これらの銘柄を取引したいなら、ビットバンクを使いましょう。

ビットバンクにはない銘柄

コインチェックでは、ビットバンクにはない以下のような銘柄も取り扱っています。

ビットバンクにはなくコインチェックで取り扱っている通貨ペアの例
・SHIB(シバイヌ)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・WBTC(ラップドビットコイン)
・XEM(ネム)

これらの銘柄を取引したいなら、コインチェックを使いましょう。

▶ 取り扱い通貨の詳細な比較
取り扱い通貨の比較
ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
コイン 販売所 取引所 販売所 取引所
BTC
ビットコイン
ETH
イーサリアム
ETC
イーサリアムクラシック
LSK
リスク
XRP
エックスアールピー
XEM
ネム
LTC
ライトコイン
BCH
ビットコインキャッシュ
MONA
モナコイン
XLM
ステラルーメン
QTUM
クアンタム
BAT
ベーシックアテンショントークン
IOST
アイオーエスティー
ENJ
エンジンコイン
SAND
ザ・サンドボックス
DOT
ポルカドット
FNCT
フィナンシェトークン
CHZ
チリーズ
LINK
チェーンリンク
MKR
メイカー
DAI
ダイ
POL
ポリゴン
IMX
イミュータブル
APE
エイプコイン
WBTC
ラップドビットコイン
AVAX
アバランチ
SHIB
シバイヌ
BRIL
ブリリアンクリプトトークン
BC
ブラッドクリスタル
DOGE
ドージコイン
PEPE
ぺぺ
MASK
マスクネットワーク
MANA
ディセントラランド
GRT
ザ・グラフ
ADA
カルダノ
ARB
アービトラム
ASTR
アスター
ATOM
コスモス
AXS
アクシーインフィニティ
BCC
ビットコインキャッシュ
BNB
ビルドアンドビルド
BOBA
ボバネットワーク
CYBER
サイバー
FLR
フレア
GALA
ガラ
KLAY
クレイトン
LPT
ライブピア
OAS
オアシス
OMG
オーエムジー
OP
オプティミズム
RENDER
レンダー
SOL
ソラナ
TRX
トロン
XYM
シンボル

※ 2025年6月13日時点の情報です。最新情報は公式ホームページでご確認ください。

ビットバンクとコインチェックのコストを比較

暗号資産を売買できる取引サービス(暗号資産交換業者)には、販売所と取引所の2種類の取引方法があります。

どちらも同じサービス内に併設している会社が多いですが、仕組みやコストの考え方が大きく異なります。

販売所
・運営会社との直接売買
・表示された価格ですぐに買える(初心者向け)
買値と売値の差(スプレッド)が実質的なコスト
スプレッドが広め=割高になりやすい
取引所
・ユーザー同士が板で注文を出し合って売買
価格は需要と供給で決まる
取引ごとに手数料が発生
慣れが必要だがコストを抑えやすい

それぞれのコストについて具体的に比較していきましょう。

①販売所スプレッドの違い

販売所では売値と買値に差がありスプレッドと呼ばれ、実質的な取引コストにあたります。

スプレッドはコインやタイミングで変わるため、取引したいコインの実際の買値と売値を見比べるのが確実です。

ビットバンクもコインチェックも口座開設・維持は無料なので、今のうちに口座を申し込んで、どちらが有利かチェックしましょう。

②取引所の手数料の違い

板取引が可能な取引所では、スプレッドは存在せず、代わりに売買手数料(メイカー/テイカー)が発生します。

🔸 メイカー
・ 板に新しい注文を出すと発生
・ 市場に流動性を増やす
🔸 テイカー
・ 板にある注文をすぐ約定させると発生
・ 市場の流動性を減らす動き
取引所の売買手数料
取引所名 ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
Maker Taker Maker Taker
BTC -0.02% 0.12% 0.000% 0.000%
ETH -0.02% 0.12% 0.000% 0.000%
XRP -0.02% 0.12% 0.000% 0.000%

ビットバンクは、メイカー注文を出すと手数料が引かれるどころか、逆に少し戻ってくる(-0.02%)のが特徴です。

ただし、注文が成立しないリスクもあるため、流動性が高いタイミングでの取引が効果的

一方、コインチェックでは多くのコインが手数料無料で、コストがわかりやすいため初心者や少額から始めたい人にも適しています。

ビットバンクとコインチェックの手数料を比較

暗号資産取引所では、日本円を入金してから暗号資産を取引する方法と、既に持っている暗号資産を移動させる方法があります。

今回は、それぞれの方法には異なる手数料がかかるため、日本円での入出金手数料と暗号資産での入出金手数料を比べてみましょう。

①日本円の入出金手数料

日本円の入金および出金にかかる手数料は、取引所ごとに異なります。

ビットバンクとコインチェックの日本円の入出金手数料は、以下の通りです。

日本円の入出金手数料
取引所名 ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
入金 無料 銀行:無料
コンビニ/クイック入金
770円~
出金 3万円未満:550円
3万円以上:770円
407円

ビットバンクとコインチェックは、日本円の銀行振込による入金手数料はどちらも無料です。

しかし、コインチェックではコンビニやATM支払いを利用すると770円以上の手数料がかかります。

出金手数料は、ビットバンクが3万円未満550円、3万円以上770円で、コインチェックは一律407円です。

自分の取引予定量に応じて最適な暗号資産取り扱い業者を選びましょう。

ポイント
日本円の入金は、ビットバンクは銀行振込のみ対応ですが、コインチェックは銀行振込・コンビニ入金・ペイジー決済に対応しています。銀行振込が面倒に感じる人には、選択肢が多いコインチェックが向いています。

※ 振込手数料は、ユーザー負担

②暗号資産の入出金手数料

暗号資産の入出金手数料とは、コインを外部のウォレットや他の取引所に送金する際にかかる費用です。

ビットバンクとコインチェックの暗号資産の入出金手数料を比較すると、以下の通りになります。

暗号資産の入出金手数料
取引所名 ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
入金 送金 入金 送金
BTC 無料 0.0006BTC 無料 0.0005BTC
ETH 無料 0.005ETH 無料 0.005ETH
XRP 無料 0.1XRP 無料 0.15XRP

送金手数料は通貨によって異なるため、「この業者が安い」と一概には言えません。

将来的に送金する可能性がある通貨が決まっているなら、該当通貨の出金手数料が低い取引所を選べば、無駄なコストを抑えられます。

ポイント
Coincheckユーザー同士の送金は完全無料なので、家族や友人と暗号資産を送り合う機会が多い人にはコインチェックが便利です。

※ ネットワーク:Ethereum

ビットバンクとコインチェックの操作性を比較

取引画面のわかりやすさや操作感は、使いやすさに直結する大事なポイントです。

以下は、ビットバンクとコインチェックのリアルタイムチャート画面(※1)なので、比較してみましょう。

ビットバンクとコインチェックのリアルタイムチャート左:ビットバンク 右:コインチェック

両社ともローソク足チャート・板(オーダーブック)・注文フォームなど、基本的な操作はどちらも使いやすく設計されています。

ビットバンクは端末のダークモード設定が自動で反映されるため、暗めの画面で落ち着いて取引したい人におすすめです。

コインチェックは白を基調とした柔らかいデザインで、初めての人にも抵抗感なく使用できるでしょう。

ビットバンクとコインチェックの積立サービスを比較

ビットバンクとコインチェックの違いで特に注目したいのが、自動でコツコツ買い続ける積立サービスの有無です。

以下の表で、対応を比較・確認しましょう。

サービス
ビットバンクのイメージビットバンク コインチェックimgコインチェック
積立 ×

ビットバンクでは、積立サービスは提供されていません

一方、コインチェックでは「コインチェックつみたて」サービスがあり、毎月一定額で暗号資産を自動的に購入可能です。

積立は価格が高い時期には少なく、安い時期には多く買い価格変動の影響を平均化できるドルコスト平均法の効果が期待できます。

毎月コツコツ買いたいけれど、自分でタイミングを見て購入するのが面倒に感じる人には、自動で積立できるコインチェックがぴったりの選択肢と言えるでしょう。

ビットバンクとコインチェックの違いを感じにくい点

大手&金融庁の認可を受けている

暗号資産取引を提供するには、金融庁への登録(暗号資産交換業者としての登録)が法律で義務付けられています。

しかし、無登録の業者を利用してしまい、トラブルに巻き込まれる人も少なくありません。

トラブル例
・ 出金が急にできなくなる
・ 法外な手数料を請求される
・ サポートとの連絡が突然取れなくなる

ビットバンクとコインチェックは、いずれも金融庁に正式登録された暗号資産交換業者です。

顧客資産の管理やセキュリティ体制など、投資者保護の観点でも一定の基準を満たしており、信頼性は比較しても大きな差はないでしょう。

貸暗号資産サービスを提供

ビットバンクとコインチェックは、どちらも暗号資産を一定期間預けると利息が得られる「貸暗号資産サービス」を提供しています。

取引をしない期間でも、資産を有効に活用したい人にとって便利な選択肢です。

また、より柔軟な運用方法として注目されている「ステーキング」も両社で利用可能ですが、GMOコインも対応しており、通貨の種類や利回りの面で人気があります。

ステーキングに興味がある人は、GMOコインも含めて比較してみましょう

詳しくは下記の記事をご覧ください。

【コインチェックと比較】ビットバンクの特徴

ビットバンクの特徴

ビットバンクTOP
【ビットバンク公式】https://bitbank.cc/

ビットバンクは、オリコン顧客満足度調査「暗号資産取引所 現物取引部門」で2年連続第1位を獲得しており、利用者からの信頼が厚い取引所です。

ビットコインは500円から購入できるため、少額で始めたい人にも使いやすいと評判です。

また、アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)の取引量が国内No.1とされ、多くのユーザーに選ばれています。

ビットバンクでの取引がおすすめの人

以下のような人には、ビットバンクの利用が特におすすめです。

ビットバンクの利用がおすすめの人
🔸 取扱銘柄が多く、珍しい通貨も取引したい
🔸 手数料を安く抑えたい中級者〜上級者
🔸 板取引で細かく価格を設定して売買したい
🔸 TradingViewでチャート分析をしたい

メイカー手数料がマイナス(-0.02%)になる設定もあるため、取引するほど有利に進めやすくなっています。

複数の通貨を幅広く取引したい、分析しながら本格的に資産運用をしたい人には、ビットバンクが使いやすいでしょう。

ビットバンクの口座開設の流れ

まずは、ビットバンク公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをタップします。

次に、メールアドレスを登録し、スマホで本人確認書類のICチップを読み取るだけで手続きは完了です。

口座開設は無料なので、気になる人は登録して取引画面を確認しても損はありません。

【ビットバンクと比較】コインチェックの特徴

コインチェックの特徴

コインチェックTOP
【コインチェック公式】https://coincheck.com/ja/

コインチェックは、国内最大級のユーザー数を誇る暗号資産取引サービスで、初心者にも選ばれやすい取引所です。

スマホアプリは操作が直感的でわかりやすく、はじめての暗号資産でも迷わず取引できると高評価。

ビットコインのほか、多数のアルトコインも取り扱っており、積立や貸暗号資産など資産運用サービスも充実しています。

コインチェックでの取引がおすすめの人

次のような人には、コインチェックの利用が特におすすめです。

コインチェックの利用がおすすめの人
🔸 初めて暗号資産を購入する初心者
🔸 アプリで直感的に操作しながら取引したい
🔸 積立や貸暗号資産など資産運用も検討中
🔸 コンビニやペイジー決済で日本円入金したい

コインチェックは、操作がシンプルで初心者にもやさしい設計になっているのが最大の魅力。

積立やステーキング、貸暗号資産などの資産運用サービスも充実しているため、長期的に資産を増やしたい人にも向いています。

コインチェックの口座開設の流れ

まずは公式サイトから登録はこちらをタップします。

アカウントの作成と本人確認が終われば、申し込みは完了です。

18歳以上75歳未満で日本に在住している人なら申し込めます。

ビットバンクとコインチェック以外の口座

ビットバンクとコインチェックを比較してもどっちを使うか決めきれない人は、他の暗号資産取引業者を検討するのもおすすめです。

GMOコインなら上記2社と比較しても、手数料の安さや、積立や貸暗号資産以外にもステーキングにも対応しているなど使いやすい条件も少なくありません。

GMOコインサイトトップ
【GMOコイン公式】https://coin.z.com/jp/

ビットバンクとコインチェックを比較して効率的に運用

ビットバンクは取引所形式によるコストの安さが魅力で、手数料を抑えて取引したい人に向いています。

コインチェックは長期運用に便利なサービスが充実しており、コツコツ資産を増やしたい人に使いやすい設計です。

暗号資産の運用スタイルは人それぞれなので、自分に合った取引所を選んで、効率的に利益を上げていきましょう

(※1 リアルタイムチャート引用:bitbank,coincheck)

このサイトで紹介している暗号資産交換業者は、金融庁 暗号資産取引業者の登録を確認済みです。個人の感想から推測される要因を記載していますが、その内容を保証するものではありません。投資を行う際は、リスクを踏まえてご自身で判断してください。