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猫の腸閉塞の症状は?原因と治療方法や手術費用、予防のポイントを解説!

猫の腸閉塞の症状は?原因と治療方法や手術費用、予防のポイントを解説!

猫の腸閉塞ってどんな病気?
腸閉塞になるとどんな症状が出る?

腸閉塞とは、異物などが腸に詰まってしまう命に関わる病気ですが、猫の健康を守るためにも腸閉塞になった時の症状や予防策を知っておきたいですよね。

今回は、猫の腸閉塞の症状と原因検査と治療方法や予防するポイント万一に備えられるペット保険などを詳しく解説していきます。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

猫の腸閉塞の症状と原因

腸閉塞とは、腸に異物などが詰まって塞がっている状態や通過障害を起こしてしまう病気です。

腸閉塞を起こすと、嘔吐や食欲不振、便秘や下痢などの症状がみられ、腸が完全に塞がっていたり異物で腸が損傷している場合などは命に関わる危険も。

特に何度も吐く・便が出ていないなどの症状が出ている場合はすぐに動物病院を受診する必要があります。

猫が腸閉塞を起こす原因

猫の腸閉塞の主な原因は、おもちゃのヒモや布を飲み込んでしまうなどの異物誤飲や、長毛種の場合では毛玉が腸内に溜まり体外に排出されない場合などです。

また、腫瘍や腸管の癒着、腸重積などの病気によって腸閉塞を起こすケースもあります。

特に若い猫は、毛糸などのヒモを誤飲して腸に張り付いてしまい腸閉塞を起こす事故も起きやすいため、おもちゃの管理や誤飲しないような対策をしておきましょう。

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猫の腸閉塞の検査・治療方法と費用

猫に腸閉塞の疑いがある場合、放置すると命に関わる危険性もあるため、できるだけ早い検査と治療が必要になります。

レントゲン検査・エコー検査

まずはレントゲン検査で腸閉塞が起きているかを確認します。

しかし、異物がヒモやプラスチック製品、毛玉や腫瘍の場合はレントゲンでは映し出されないため、腸内の状態がわからない場合はバリウム(造影剤)を飲ませてのレントゲン検査になる場合も

レントゲン検査ではっきりしない部分はエコー検査で見ていくと、リアルタイムで腸の動きを見られるので腸のどこで詰まっているのか、ヒモ上の異物や毛玉や腫瘍の確認も可能です。

ただし、エコー検査は腸にガスが溜まっているとうまく見られない場合があるため、レントゲン検査と併用して検査した方が安心でしょう。

治療方法

異物誤飲や毛玉が詰まっている場合は、手術で腸を切開して異物を摘出する必要があります。

腸閉塞を起こして時間が経過してしまい腸管が壊死している場合や、腸重積を起こして腸が変形・壊死している場合には腸管の部分的切除も必要です。

腸に一番多い腫瘍であるリンパ腫が原因の場合は、手術では切除できないため、抗がん剤を用いた化学療法となります。

また、神経麻痺など物理的に詰まっていない機能的閉塞に関しては、点滴などの内科的治療が選択されるでしょう。

腸閉塞の治療費用

腸閉塞は緊急性を要する場合が多く、診察に行ってそのまま手術のため入院となるケースも少なくありません。

検査を行い内科的治療で治る状態であれば費用はそこまで大きくはなりませんが、手術が必要になると全身麻酔や術後の入院費、予後の通院費などがかかるため費用は15万円~30万円など高額になります。

実際に手術が必要になった際には、入院日数や費用がどのくらいかかるかなど、しっかり獣医さんと相談しておきましょう。

ペットの医療費は全額自己負担となりますが、ペット保険に加入しておくと医療負担を軽減できるため、万一に備えてペット保険の加入も検討しておくのがおすすめです!

猫の腸閉塞を予防する方法

異物誤飲を防ぐ

異物誤飲は腸閉塞の原因となりやすいため、猫の手の届くところに誤飲してしまいそうな小さな物やヒモ状のアイテムを置かないようにしましょう。

特に若い猫は遊びで口になんでも咥えたり飲み込んだりしてしまう可能性が高いため、注意が必要です。

おもちゃには猫専用の安全な物を選び、猫の好奇心やストレス解消のためにも、適度な遊びや運動を提供してあげるのも良いでしょう。

定期的なブラッシング

猫の腸閉塞を予防するためには、定期的なブラッシングで飲み込んでしまう毛の量を少なくするのも重要です。

特に長毛種は短毛種と比べて毛が長く体内で毛玉ができやすいため、定期的なブラッシングやシャンプーなどで抜け毛を減らしたり、毛玉ケア用のフードやおやつなどで対策をするのもおすすめ。

できるだけ小さい頃からブラッシングに慣れさせておくと日頃のケアをしやすくなるため、猫の健康を維持するためにもこまめなケアを心がけましょう。

愛猫の万が一に備えられるペット保険

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。

ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。

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保険
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保険
対象
犬・猫
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
猫の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:800円
ライト:610円
ミニ:140円
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
【バリュー】
0歳:3,880円
1歳:3,540円
2歳:3,160円
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
100%
※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
全国の動物病院が対象
休日診療費・時間外診療費も補償
スマホでいつでも保険金請求ができる
見積
申込
B24-011(240717) JACAP202400079

猫のペット保険に加入する時のポイント

できるだけ若いうちに加入する

ペット保険への加入を検討している場合は、できるだけ猫の年齢が若いうちに加入しておくのがおすすめです。

高齢になると加入できる保険が限られてきたり、病気やケガなどの既往歴があると補償範囲が限定されたり加入を断られる可能性が出てきます。

病気・ケガなどの万一に備えるには、若くて健康なうちに加入しておく方が良いでしょう。

インターネットで加入する

ペット保険の多くはインターネットから加入が可能で、中にはインターネットからの加入限定の商品もあります。

インターネットのみで加入できるペット保険は種類が多く、保険料が安い商品や割引がある商品も。

インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。

割引が適用できるか確認する

ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。

【ペット保険の割引の一例】
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引

割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算 保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算 動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

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※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2024年12月01日~12月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

猫がペット保険に加入する時の注意点

ペット保険への加入は猫の医療費用の負担を軽減できますが、加入する際の注意点があるためチェックしておきましょう。

猫のペット保険加入時の注意点
✅ 持病や病歴は事前申告が必要
✅ 保険更新時には審査がある
✅ 動物病院で推定年齢を確認しておく
✅ 補償対象外の費用もある

持病や病歴は事前申告が必要

ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。

加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。

【告知内容例】
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況

【加入を断られる可能性がある病気の一例】
・糖尿病
・慢性腎臓病
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患

既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。

保険更新時には審査がある

ペット保険は1年ごとに更新が必要ですが、加入後にはそのまま終身継続が可能な商品が多いです。

しかし、中には一定年齢以上は更新できない場合や、保険加入中の病歴や保険金請求の有無に基づいた審査によって、更新時に保険料の増額や継続条件が追加されるケースも。

保険加入前に、補償対象の病気やケガ、更新時の条件などもしっかりと確認しておきましょう。

補償対象外の費用もある

ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。

【ペット保険の補償対象外の費用】
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント

上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。

猫の腸閉塞の症状と治療方法:まとめ

猫の腸閉塞は異物の誤飲や毛玉などが原因で起こる場合が多いですが、腫瘍や腸重積などの病気が原因で起こるケースもあります

腸閉塞になると、嘔吐・食欲低下・元気がない・便が出ない・下痢をする、などの症状がみられるため、何度も吐いたり便が数日出ていないなどの症状があればすぐに動物病院を受診しましょう

腸閉塞は命に関わる状態の場合は、緊急で外科手術が必要になる場合も少なくはなく、その場合は治療費用が高額になる可能性が高い病気です。

愛猫の万一に備えて、猫が若いうちにペット保険の加入も検討しておきましょう