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猫に多い病気ランキング!年齢別で気を付けるべき病気と予防するポイント
猫に多い病気ランキングは?
猫はどんな病気にかかりやすいの?
猫をペットに迎える人も多いですが、どんな病気にかかりやすいのか、予防方法なども知っておきたいですよね。
今回は、猫に多い病気ランキング、猫に多い病気を予防するためのポイント、おすすめのペット保険などを詳しく解説していきます。
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- グッドカミング編集部
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猫に多い病気ランキング
猫に多い病気にはどんなものがあるのか、アイペットの『ペットの保険金請求が多い傷病のランキング』の結果を見ていきましょう。※1
猫に多い傷病ランキング
順位 | 傷病名 |
---|---|
1位 | 下痢 |
2位 | 皮膚炎 |
3位 | 腎臓病 |
4位 | 胃腸炎 |
5位 | 結膜炎 |
6位 | 膀胱炎 |
7位 | 腫瘍 |
8位 | 異物誤飲 |
9位 | 心臓病 |
10位 | 尿石症 |
猫に多い病気のランキングでは「下痢」が1位となり、2位には「皮膚炎」、その他には「腎臓病」「膀胱炎」「尿石症」など泌尿器系の疾患が多くランクインしていました。
猫の皮膚炎は、ノミやダニなどだけでなく真菌やアトピー性皮膚炎が原因となり異常にかゆがったり肌がボロボロになる場合もあります。
猫に多い傷病ランキング【年齢別】
順位 | 0歳 | 1~6歳 | 7歳以上 |
---|---|---|---|
1位 | 下痢 | 皮膚炎 | 腎臓病 |
2位 | 結膜炎 | 膀胱炎 | 腫瘍 |
3位 | 胃腸炎 | 下痢 | 心臓病 |
4位 | 猫カゼ | 尿石症 | 膀胱炎 |
5位 | 皮膚炎 | 胃腸炎 | 歯周病 |
免疫力がまだしっかりと備わっていない子猫は、環境の変化やストレスなどから「下痢」「猫カゼ」になるケースが多いため、食事や生活環境を整えてストレスを減らしてあげるのが重要です。
7歳以上のシニア期には「腎臓病」「腫瘍」「心臓病」などが上位に入ってくるため、高齢期の猫は普段から様子をチェックして違和感がある時は早めに獣医へ相談するようにしましょう。
猫に多い傷病ランキング【手術編】
順位 | 傷病名 | 診療例 |
---|---|---|
1位 | 異物誤飲 | 異物を開腹手術で取り出した例 参考診療費:220,800円 |
2位 | 腫瘍 | 皮膚腫瘍を手術で取った例 参考診療費:90,400円 |
3位 | 歯周病 | 全身麻酔をして歯石除去と抜歯をした例 参考診療費:97,300円 |
4位 | 尿石症 | 膀胱の結石を手術で取り出した例 参考診療費:127,800円 |
5位 | 骨折 | 折れた骨を手術でつなげた例 参考診療費:308,700円 |
猫がおもちゃの紐などを誤飲してしまうなどの事故は少なくなく、うまく吐き出せなかった場合や腸閉塞の危険がある場合は開腹手術が必要になります。
大がかりな手術では全身麻酔が必要になりますが、猫への全身麻酔は負担が大きいため、誤飲しそうなおもちゃや小物を猫の手の届くところに置かないなどの対策をしておきましょう。
猫に多い病気を予防するためのポイント
✅ 猫のストレスを減らす
✅ 歯磨きの習慣をつける
✅ 定期的に健康診断を受ける
水を飲む機会を増やす
猫は水をあまり多く飲まない動物なので、腎臓病の原因となりやすい尿路結石や膀胱炎などの下部尿路疾患に気を付ける必要があります。
水分を多く摂取していればその分尿が多く出るため、下部尿路疾患の予防となります。
常に新鮮な水を用意し、猫の好みに合わせてウォーターファウンテンやぬるま湯をいつでも飲める場所に置いておくのも良いでしょう。
また、夏の暑い時期などは猫用の液状おやつなどを少し水に溶かして水分と一緒に摂取させるのもおすすめです。
猫のストレスを減らす
猫のストレスをできるだけ減らすのも病気の予防策としては重要です。
家の中に猫が安心できる・隠れられる場所があるか、毎日遊んであげているか、トイレは常にきれいな状態が保たれているかなど、猫がストレスを感じないような対策をしてあげましょう。
猫はストレスを感じると免疫力が下がりやすいので、猫が快適にのびのび生活できるようにしておくと病気の予防に繋がります。
歯磨きの習慣をつける
猫が歯周病になると口臭が気になったりよだれが増えたりし、歯周病が悪化すると痛みから食欲不振になるケースもあります。
歯周病を防ぐにはこまめな歯磨きが重要ですが、歯磨きを嫌がる猫は多いです。
デンタルケアグッズとして歯磨き効果のあるおもちゃで遊んだり、歯垢除去に効果のあるおやつをあげるなどでも予防が可能なので猫に合わせた歯磨き習慣を取り入れてみましょう。
定期的に健康診断を受ける
猫がかかる病気の中には初期段階では症状がハッキリしていない場合もあり、飼い主が気づかないうちに進行しているケースもあります。
定期的に血液検査やレントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異変を感じた時に通常時との比較もしやすいのでいざという時の早期発見に繋がりやすいです。
定期的なワクチン接種などのタイミングで一緒に全身の健康状態をチェックしてもらい、8歳以上の高齢になると半年に1・2回程度で定期健診を受けておくと安心でしょう。
猫におすすめのペット保険
ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。
ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。
ペット 保険 |
日本ペット |
---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
猫の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:800円 ライト:610円 ミニ:140円 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
見積 申込 |
|
B24-011(240717) |
猫に多い病気ランキング:まとめ
猫に多い病気ランキングでは「下痢」「皮膚炎」「腎臓病」などが上位になっており、その他異物の誤飲や下部尿路疾患などで手術や通院が必要になるケースも多くなっています。
猫の日頃の様子やトイレの回数などをチェックしておき、いつもと様子が違うなど不安がある時は早めに獣医に相談するのがおすすめです。
猫の治療費は全額自己負担となるため、病気になって治療費が高額になった時に備えてペット保険への加入も検討しておくと良いでしょう。
(※1 参照:アイペット損害保険株式会社/ペットの保険金請求が多い傷病のランキング2021)