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手取り450万円の平均的な生活レベルは?よくある不安と手取り450万円での対策

手取り450万円の平均的な生活レベルは?よくある不安と手取り450万円での対策

「手取り450万円で家族は普通に生活できる?」
「周りと比べて、うちの生活レベルは低い?」

手取り450万で現在の生活レベルが適正か、気になっている人は少なくありません。

本記事では、人数別家族ごとの生活費や手取り450万の生活でよくある不安について解説。

今の生活レベルが平均的か知りたい人は必見です

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手取り450万の生活レベルは?

人数によっては生活が苦しい

総務省統計局の家計調査を見ると、家族の人数によって毎月の生活費は大きく変わります。

項目 4人家族 3人家族 2人家族
食料 108,375円 98,700円 83,926円
住居 16,956円 20,450円 19,886円
光熱・水道 23,488円 22,366円 19,538円
家具・家事用品 16,073円 17,253円 15,232円
被服及び履物 13,745円 10,802円 9,849円
保健医療 13,025円 15,673円 16,256円
交通・通信 55,576円 43,524円 35,589円
教育 37,184円 15,062円 890円
教養娯楽 36,088円 30,662円 29,008円
その他の消費支出 50,749円 54,298円 59,784円
消費支出合計 371,260円 328,791円 289,958円

出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」第3-1表 世帯人員別(二人以上の世帯)2026年5月

年間手取り450万円を月平均37.5万円として比べると、2人家族なら比較的余裕がありますが、家族が増えるほど残るお金は少なくなります。

特に4人家族の平均消費支出は約37.1万円なので、手取り450万円でも「思ったより余裕がない」と感じるのは不自然ではありません

37.5万円は450万円を12か月で割った平均額です。ボーナスを含めて年間450万円なら、実際の手取りはもう少し少ないです。

手取り450万の生活でよくある不安

手取り450万で教育費は足りる?

日本政策金融公庫の調査によると、各校種ごとの学習費総額は下記の通りでした。

公立 私立
幼稚園 47.3万円 92.5万円
小学校 211.2万円 1000万円
中学校 161.6万円 430.4万円
高等学校 154.3万円 315.6万円
大学 248.1万円 469万円
合計 822.5万円 2307.5万円

私立はもちろん、公立でも大きなお金がかかるため年間手取り450万円でも、進学時に必要なお金をその都度、家計から出すのは簡単ではありません。

さらに、子どもが2人なら教育費がかかる時期が重なる可能性もあり、住宅ローンや車の買い替えなどが重なると家計への負担はさらに大きくなります

手取り450万円だから大丈夫と考えず、子どもが小さいうちに「いつまでに、いくら貯めるか」を決めて計画的に教育費を準備しておきましょう。

手取り450万で住宅購入は無理?

手取り450万円でも住宅購入は可能ですが、住宅ローンは借りられる金額ではなく「無理なく返せる金額」で設定しましょう

銀行から提示された借入可能額いっぱいまでローンを組むと、毎月の生活を圧迫しかねません

例えば毎月の手取りが32万円で住宅ローンが月10万円だと、生活はかなり苦しくなります。

固定資産税や修繕費など住宅購入後にかかるお金も念頭に、生活費や将来の貯蓄額を差し引いても返済できる額かを確認してから購入を検討しましょう。

手取り450万では老後に備えられない?

手取り450万円で、子どもの教育費や住宅ローンを払いながら、並行して老後資金を準備するのは簡単ではありません。

しかし、子育てや住宅ローンが終わるまで老後資金の準備を後回しにすると、老後までの期間が短くなるので毎月の負担額が大きくなります

貯め始める年齢 65歳までの期間 毎月必要な貯金額
30歳 35年間 約3.6万円
40歳 25年間 約5万円
50歳 15年間 約8.3万円
55歳 10年間 約12.5万円

※65歳までに1,500万円を預貯金で準備する想定です。利息や運用による利益は考慮していません。

老後資金を準備するなら最初は少額からスタートで問題ないので、教育費などの負担が減ったら貯蓄額を徐々に増やしていくのがおすすめです。

教育費・住宅費・老後資金は、それぞれ必要になる時期を考えて優先順位を決めていきましょう。

FP
優先順位のつけ方は、家庭ごとに変わります
子どもの進路、住宅ローンの残高、退職金の見込み。前提が違えば、どれから貯めるべきかも変わります。
いつ何にいくら必要かを並べたうえで、FPと相談しながら自分の家庭に合った順番を決めましょう。

生活レベルを下げない手取り450万の対策

固定費を見直す

手取り450万円で生活レベルを下げずに、手元に残るお金を増やしたいならまず固定費を見直すと◎

固定費 見直しの例
住宅ローン 借り換え、繰り上げ返済を検討する
保険料 公的保障と重複した特約を外す
車の維持費 2台目の必要性、駐車場代、任意保険を見直す
通信費・サブスク 格安SIMへ乗り換え、使っていないサービスを解約する

住宅ローンや保険料は見直して無駄を削減できると、高い節約効果を期待できます

一度契約するとそのままにしがちですが、保険は生活や家族構成が変わるごとに見直すのがおすすめです。

契約してから一度も見直していない人は、FPと一緒に住宅ローンや保険の内容を整理しましょう。

FPと一緒に保険を見直す≫

児童手当は教育費として残す

0歳から支給される児童手当は毎月の生活費に使わず、教育費として貯めておくのがおすすめです。

    支給対象
    児童(0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子)を養育している方
    支給額
    3歳未満:15,000円(第3子以降は30,000円)
    3歳以上 高校生年代まで:10,000円(第3子以降は30,000円)
    引用:こども家庭庁/児童手当制度のご案内

子どもが小さいうちから児童手当を残しておけば、高校や大学への進学など、まとまった教育費が必要になった際の負担を減らせます

受給口座と生活費口座を別にしたり、貯蓄専用口座への自動積立を利用したりして、分けて管理すると児童手当の使い込みを防げるでしょう。

使える制度がないか確認する

子育てや住宅購入、医療などでは、家計の負担を軽くできる制度があります。

●児童手当
●高校の就学支援金
●高等教育の修学支援新制度
●自治体の子ども医療費助成
●住宅ローン控除
●医療費控除
●生命保険料控除
●地震保険料控除 など

使える制度をきちんと利用すれば、生活レベルを大きく下げずに家計の負担を軽くできるでしょう。

制度によっては自分で申請しなければ利用できないため、一度確認してみるのがおすすめです。

手取り450万で生活レベルを上げる方法

まずは将来必要なお金を整理する

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生活に余裕を作るには、今の支出だけでなく、これから必要になるお金も考えておくのがおすすめ。

将来に向けて準備したいお金
・子どもの進学
・車の買い替え
・住宅の購入
・住宅の修繕
・老後資金 など

必要になる時期と金額が分かれば、毎月いくら貯めればいいのか把握でき、無駄な支出が減ってお金の使い方にメリハリができます

将来のために残すお金と、使ってよいお金を分けると、手取り450万円でも家計を管理しやすいです。

我慢したくない支出を決める

いつまでにいくら貯めるべきか把握できたら、今度は絶対に我慢したくない支出を決めましょう。

    ・家族で月1回楽しむ外食
    ・年に1回の家族旅行
    ・子どもの習い事や家族の趣味
    ・友人とのランチや飲み会
    ・美容院や化粧品、服
    ・毎日のコーヒーやちょっとしたお菓子
    ・エアコンなど快適に暮らすための光熱費
    ・時短家電や家事代行など時間を作る支出

無駄を省くといっても、好きな食べ物や家族との外出まで全部我慢する必要はありません

外食や趣味など、削ると「お金がないから我慢している」と感じる支出はあえて残すのもひとつです。

その代わり、使っていないサブスクや不要な保険など、満足度が下がりにくい支出は減らしましょう。

「美容院は安いところでもいいけど、毎日のコーヒーは我慢したくない」など、優先順位をつけると無駄な支出を減らせます。

少額でも楽しみに使えると満足度は高い

貯金を優先するあまり、自由に使えるお金をゼロにすると「何のために働いているんだろう」と生活にしんどさを感じやすくなります。

月5,000円など少額でも「自由に使ってよいお金」をあらかじめ用意しておくと、我慢ばかりの生活になりにくいです。

例えば少し高いスイーツを買う、気になっていたコスメを買う、休日に家族で外食するなど、予算内なら好きな使い方で構いません。

無駄な支出は減らしつつ、自分や家族が満足できる部分には少しお金を使うなど、メリハリをつければ手取り450万円でも暮らしの満足度は高まります

生活レベルを上げる=大きな支出を増やすではないので、自分や家族にとって満足度の高い・削りたくない支出を見つけていきましょう。

手取り450万の生活レベルに関する質問

Q. 手取り450万円は額面年収でいくら?

家族構成や社会保険料などによって変わりますが、額面年収570万〜600万円前後がひとつの目安です。

Q. 手取り450万円なら年間いくら貯金できる?

貯金できる金額は、家族の人数や住居費、車の有無などによって大きく変わります。

「手取り450万円なら○万円貯金」ではなく、生活費を差し引いた無理ない金額を設定しましょう。

Q. 手取り450万円で車は持てる?

車を持つのは可能ですが、購入費だけでなく駐車場代、ガソリン代、自動車保険、税金、車検なども含めて購入する余裕があるか考えましょう。

利用頻度が低いなら、カーシェアやレンタカーを借りるのもひとつの手です。

手取り450万の生活レベルとは:まとめ

手取り450万円は、年間の平均にすると月約37.5万円ですが、ボーナスがある人は毎月受け取る金額がさらに少なくなります。

2人家族なら比較的余裕を持ちやすい一方、子どもがいる家庭では、住居費や教育費、車の維持費によって家計が苦しくなりかねません。

大切なのは「手取り450万円なら普通に暮らせる」と一括りにせず、自分の家庭は毎月いくら使って、将来いくら必要になるのかを確認する点です。

教育費や住宅費、老後資金に備えるため、今からFPに相談して家計全体を整理してもらいましょう。

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