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終活の不安を解消するには?今から健康・貯蓄・保険を準備し安心を手にいれよう

「終活は何をすればいい?」
「終活のことを考えると不安になる」
終活を進めていく中で、さまざまな不安を抱える人も少なくありません。
終活は漠然と「どうすればいいか分からない」といった感情から不安になりやすいので、やるべきリストを作ってひとつずつクリアしていくと不安は解消されるでしょう。
この記事では終活での不安に向き合い、安心につなげる方法をわかりやすく解説します。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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終活の不安の原因とは?

終活に不安を抱く原因や、どんな不安があるかを確認していきましょう。
準備不足による漠然とした不安感
「何をどう始めればよいのかわからない」との声もあるでしょう。
終活は、遺言や保険、老後資金・住まいなど多くの分野にまたがる準備が必要なため、全体像がつかみにくいのが現状です。
その結果「やらなきゃ」と思いながら何も始められず、不安が積み重なるケースも。
まずは何が不安なのかひとつずつ書き出すのがおすすめです。
頭の中で思った物事を字にして目で認識すると、考えが整理され、意外な不安の原因が見えてくるかもしれません。
健康に関する不安
年齢を重ねるにつれて、多くの人が体調の変化や病気への不安を抱くようになります。
病院通いや介護が必要な場面で、自分で対処できるのか心配になるでしょう。
特に一人暮らしの人や身近に頼れる人がいないと、その不安はより深刻になりがち。
「誰に何を頼めばいいか分からない」といった理由から、終活の第一歩を踏み出せない人も少なくありません。
もし介護が必要になったらどこに相談すればいいかあらかじめ調べておくと安心です。
資金への不安
医療費や介護費、葬儀や遺品整理にかかるお金を想像すると「貯蓄が足りないのでは」と不安に感じる方も少なくありません。
老後の収入が年金のみになると、先の見えない出費への備えは心理的な負担に。
特に一人世帯では、万が一の場面で頼れる人がいないと不安を感じやすいです。
毎月の支出を把握し、具体的にいくら準備しておけばいいか把握しておきましょう。
終活で不安を減らす「健康」への備え

ここでは、終活での健康への不安を減らす方法を見ていきましょう。
生活習慣の見直しと予防医療
健康寿命を延ばすためには、日々の生活習慣の見直しが欠かせません。
栄養バランスのとれた食事・適度な運動・十分な睡眠などを心がけてください。
定期的な健康診断やがん検診を受けると、早期発見・治療が可能になります。
病気にならない体づくりこそ、健康への不安を減らす土台です。
今日からできる小さな改善を取り入れて、体を整えていきましょう。
身元引受人の用意
一人暮らしの人や身近に頼れる人がいない人は、身元引受人を見つけておくと安心です。
本人に何かあった場合に身柄を引き受ける人
入院時や介護施設入居時の手続き・日用品の準備・退院時や亡くなった際の身柄の引き取りなどをしてくれます。
市町村の役場や地域包括支援センターへの相談も検討しましょう。
介護施設・サービスのチェック
介護が必要な場面に備えて、どんな施設や介護サービスがあるか把握しておくと安心です。
特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・在宅介護サービスなど、それぞれ特徴や費用に大きな違いがあります。
申請や準備が必要なケースもあるため早めに情報収集し、自分にとって無理のない選択肢をリストアップしておきましょう。
終活で不安を減らす「お金」への備え

ここでは、終活でのお金への不安を減らす方法を見ていきます。
医療保険・認知症保険を検討する
将来の病気や介護に備えたいなら、医療保険や認知症保険、介護保険を検討しましょう。
通院や入院・介護への経済的支援、認知症と診断された際の給付金支給など、具体的なリスクに対応できます。
現在加入している人は、保障内容が自分のニーズに合っているかライフスタイルが変わるタイミングで見直すといいでしょう。
保険などお金に関する相談がしたいけど、身内や知人には話しづらいと感じる方は、ファイナンシャルプランナーへの相談も◎
グッドカミング公式LINEでは、保険のプロに相談できます。
葬儀費用・遺品整理費用の目安を知る
死後にかかる資金に対する不安を持っている人は、事前に必要額を見積もっておくと心理的な安心感につながります。
葬儀費用だけでなく、納骨費用やお墓の準備を含めると思った以上の費用がかかるケースも。
終身保険を検討する
終身保険は死亡保障・高度障害保障が一生涯継続する生命保険の一種で、被保険者が死亡または保険会社が定めた高度障害状態となった際に、受取人が保険金を受け取れます。
亡くなった後の費用をカバーできるため、特に身寄りがない人や家族に負担をかけたくない人によいでしょう。
遺言書を作成する
法的に有効な形式で遺言書を準備しておけば、相続トラブルの防止効果が期待できます。
遺言書は自分だけでも作成できますが、一定の要件を満たしていないと遺言が無効になるおそれが。
不安な人は、証人2人以上の立会いのもと公正役場で作成する、公正証書遺言を作成するとよいでしょう。
終活で多い健康・お金の不安は、備えれば安心に変えられる
終活に不安を感じるのはごく自然な感情で、不安の元をハッキリさせて解決策を見つけていけば、少しずつ安心に変わっていきます。
モヤモヤを無くすために、今から医療や介護への備えを整え、死後にかかる資金を把握し、葬儀や遺言の準備などを考えていきましょう。
終活は自分らしい生き方を整えることにもつながります。
未来を明るくするために、今日できる一歩を踏み出してみてください。