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3人目の壁はお金の問題?2人と3人で変わる家計と学資保険の活用術

「3人目の壁って?」
「子どもが2人から3人になるとどうなる?」
3人目が欲しいけど、教育費や家計への不安を感じる方も少なくありません。
本記事では、子どもが2人から3人になるとどう家計が変わるのかをわかりやすく解説。
“3人目の壁を乗り越えるヒント”や“学資保険を活用するコツ”を紹介します。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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3人目の壁とは?2人と3人で何が変わる?
「3人目の壁」とは、子どもが2人から3人に増え、労力とお金の面でも負担が増える現象。
3人目を持ちたくても、現実的には経済的・精神的な負担が大きく、高い壁のように感じてしまいます。
子ども2人と3人で生活・時間・労力が変わる
子どもが1人増えるだけで、洗濯・料理・移動などあらゆる場面の手間が増大します。
特に乳児期~幼児期には、親の目が子どもひとりひとりに届きにくくなりがち。
これまでの生活レベル維持のためには時間と労力を効率よく使わなくてはなりません。
夫婦でよく話し合い、家事や育児を協力して分担するようにしましょう。
5人家族は移動・家事・買い替えなどの負担が増加する
子どもが増えて5人家族になると移動・家事・買い替えなどの負担が増加するため、それぞれ見直しが必要です。
車の買い替え

軽自動車などのコンパクトカーでは、チャイルドシートを3つ設置するスペースがなくなり5人乗り以上の車への買い替えが必須です。
単に5人乗りに変更するだけでなく、人数だけでなく荷物も増えるため大きな車種に乗り換える家庭も。
上の子が歩ける年齢ならベビーカーはお下がりできるかもしれませんが、チャイルドシートやジュニアシートは必須のため車以外での出費も増えます。
平日は車を利用しないのであれば、いっそ手放して土日のみリースで利用する手も。
車があると移動は楽ですが、維持費も高いので生活に合わせて柔軟に対応しましょう。
子ども部屋はどうする?

子ども3人にそれぞれ個室を与えるのは難しいですが、性別が違うとスペースの区切りが必要になる場面も。
子ども部屋だけでなく5人家族となると、大容量の収納や生活動線の改善などが理由で引っ越しやリフォームを検討する家庭も見られます。
食費・日用品費の支出

子どもが3人になると、お米や牛乳などあっという間になくなります。
自然と買い物の頻度が増えるほか、トイレットペーパーや洗剤などの消費スピードも早くなるでしょう。
家電・家具の買い替え

既に子どもが2人いる時点で家電の買い替えは済んでいるかもしれませんが、大型の冷蔵庫や乾燥機付き洗濯機があれば家事の効率は多いに上がります。
大型家電や家具の買い替えは便利さを伴う反面、家計に大きな負担となるのは事実です。
教育・行事費用の重複

子どもが3人になると、同じ学校に兄弟が同時に在籍するタイミング・期間が増え入学金や制服代・習い事などの費用の支払いが重なりやすいです。
年子などで子ども同士の年齢が近いと一時的に家計への負担が大きくのしかかります。
3人目の壁:教育資金は?
学資保険の活用法
子どもの教育費は、公立でも1人800万円程度~、私立になると1,000万円以上かかるともいわれています。子どもが3人いれば、単純計算で2,400万円以上。
習い事や塾に通わせるとなれば、いくらあっても足りないと感じるでしょう。
公的な支援制度や手当の活用
子どもが3人以上いる家庭を対象とした支援を受けられる自治体もあります。
保育料の減免
私立高校の無償化
お住まいの自治体でどんな支援制度や手当を受けられるか、調べてみてください。
子どもが多い家庭は学資保険で
計画的な準備が◎
子どもが多い家庭ほど、学資保険の計画的な教育資金の準備が有効です。
学資保険は毎月定額を積み立てる保険商品で、子どもの進学に合わせた教育費の形成を目的としています。
学資保険の基本的な仕組み
✅ 満期時(子どもの進学時など)に保険金を受け取れる
✅ 特約を付けると親(契約者)の死亡後は保険料の支払い不要
途中解約は元本割れしやすいですが、返戻金があるため突然お金が必要な場面にも便利です。
子どもが3人だと毎月の支払いが負担になりますが、進学時の資金不足を予防できます。
3人目の保険料負担を抑えるコツ
3人目の保険料負担を抑えるには、シンプルな内容で返礼率が高いプランを選びましょう。
保険料の払い込みは、月ごとではなく年払いを選ぶと節約可能。
保険は加入が早ければ早いほど、毎月の保険料が安く済みます。
途中での増額はできませんが、新たに契約する分は増額できます。

3人分の教育費、将来設計まで考えながら保険を選ぶなんて難しい…
そんな方は保険のプロへの相談がおすすめ。グッドカミング公式LINEではいつでも保険のプロに相談できます。ささいな疑問でも大丈夫なので、ぜひ活用してください。

3人目の壁を乗り越えるヒント

子どもが大事だからこそ、お金の面では苦労させたくないと考える方も少なくありません。
やりたいことをできるよう、選択肢を広げるにはお金はもちろん必要です。
ですがあらゆるリスクに備えるのはむずかしいため、進路を決める時期までに子供と教育費について話し合うのもおすすめ。
「私立なら奨学金を借りるかも」
まだやりたいことがわかっていなければ、選択肢を提示するのもひとつの方法です。
子どもの将来については不確定要素が多いので、まずは今できる最低限の備えをしておきましょう。
3人目の壁を越えるには
制度や保険も活用を
3人目の壁を乗り越えるには、自治体の支援制度や学資保険の活用などさまざまな対策があります。
いつまでにいくら必要か、どんな方法で準備するか明確にしましょう。
3人目の子どもを安心して迎えるためにも、早めの準備が◎
複数の保険を検討するならファイナンシャルプランナーへの相談も有効です。