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猫の動物病院にかかる費用は?猫の医療費負担を軽減する方法をチェック!
猫の動物病院の費用はどのくらい?
猫の医療費をおさえる方法はある?
猫も家族の一員であり、健康を守るためには動物病院の利用が必要ですが、猫が病気になったらどのくらいの費用がかかるのか不安に思う人もいますよね。
今回は、猫の動物病院でかかる費用、猫の医療費が高額になった時の対策、万一に備えられるおすすめのペット保険などを詳しく解説していきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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この記事の目次
猫の動物病院でかかる費用
猫の動物病院でかかる費用は診療内容や地域によって異なりますが、一般的には健康診断やワクチン接種、去勢・避妊手術などが主にかかる費用となります。
診療内容 | 平均費用 |
---|---|
健康診断
|
5,000~10,000円
|
ワクチン接種
|
3,000~5,000円
|
去勢・避妊手術
|
10,000~30,000円
|
ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があるため、人間よりもペットの医療費は高くなるため注意が必要です。
また、健康診断やワクチン接種などは「予防診療」となり、去勢・避妊手術も病気で必要な処置でない限りは基本的にはペット保険の補償対象外となるため、これらの医療費は全て飼い主の負担となります。
猫の医療費が高い理由
猫など動物の医療費が高い理由は、動物病院では動物に特化した専門的な『動物医療技術』が求められており、ペットの健康を守るために高度な医療機器や技術が必要となるからです。
動物医療は日々進歩しており治療の選択肢も広がっているため、結果として費用も上昇しています。
また、動物の病状によっては複数の検査や特別な治療が必要になる場合もあり、慢性的な病気や緊急手術を要する状態ではさらに費用が高額になるケースも少なくはありません。
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月払保険料¥3,320※トイ・プードル0歳いつでもパックライト|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥3,090※トイ・プードル0歳「うちの子」 70%プラン|保険期間1年|保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,810※トイ・プードル0歳ライト70%プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
猫が病気にかかった時の治療費用の目安
猫が病気になった際に、実際どのくらいの治療費用がかかるのかを知っておくと、いざという時の備えができます。
猫がかかりやすい病気の治療費用をチェックしていきましょう。
胃腸炎
胃腸炎は猫にとっても一般的な病気の一つで、動物病院での1回の診療費用は約3,000~5,000円となります。
薬代や血液検査、場合によってX線検査が必要になった場合はさらに費用がかかり、合計が1万円を超えるケースも。
また、点滴や食事療法が必要になる場合もあるため、猫の様子が普段と違うと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。
誤飲・誤食
猫や犬などのペットに多いトラブルが誤飲・誤食で、おもちゃのヒモや布をかじって食べてしまうなどの事故が頻発しています。
動物病院での治療として、まずレントゲンを撮り異物の種類や位置を確認、その後嘔吐を誘発させる薬を投与して吐き出させたり、それでも異物が出てこない場合は内視鏡や開腹手術になる場合も。
手術が必要になった場合は麻酔をしても問題ないか確認するための血液検査も必要となり、入院も含めると治療費が10万円を超えるケースもあります。
猫の誤飲・誤食は腸閉塞になるなど死に至る危険もあるため、口に入れてしまいそうなものを猫の手の届くところに置かないなどの対策をしておきましょう。
外耳炎
外耳炎は猫に多くみられる病気で、耳の中に湿気がたまって細菌が繁殖し炎症を起こすため、かゆみや痛みなどの症状があります。
動物病院での治療費用は約5,000円~8,000円程度ですが、耳の洗浄や抗生物質などで治療が長引くケースも少なくないため、通院で治療費が高くなる場合も。
特にたれ耳の猫などは湿気がたまりやすいため、定期的なケアをして予防してあげましょう。
猫の動物病院の費用が高額になった時の対策
✅ 万一のために貯金をしておく
✅ 動物病院に相談してみる
ペット保険に加入しておく
ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。
ペット保険のプランによっては通院費用や入院費用、手術費用も補償対象となるため、猫の万一の際の自己負担額を軽減できます。
ペット保険は猫の年齢や健康状態によって加入できるかが変わるため、できるだけ猫が若くて健康なうちに加入しておくと高齢になって病気のリスクが高くなっても安心です。
✅愛猫の万が一に備えられるペット保険
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
---|---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
|
猫の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:800円 ライト:610円 ミニ:140円 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,880円 1歳:3,540円 2歳:3,160円 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
||
B24-011(240717) | JACAP202400079 |
万一のために貯金をしておく
猫を飼い始めたら、予期せぬ病気やケガになった時のために貯金をしておきましょう。
万一病気やケガをして手術や入院が必要になった場合、医療費が数十万円になるケースも珍しくはありません。
月々の生活費を見直して猫のための貯金をしておけば、万一の際にも治療の選択肢を増やせます。
動物病院に相談してみる
動物病院では猫の健康状態を詳しく診察し、予防接種や定期健診を通じて病気の早期発見を図っています。
病気が見つかった場合は、費用や治療方針についても詳しく話を聞き、どのような治療方法が最適なのか予算も含めて相談してみましょう。
動物病院によって費用や治療方針が違う場合があるため、信頼できる動物病院を見つけて万一の際にもしっかりと相談できるようにしておきましょう。
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月払保険料¥3,320※トイ・プードル0歳いつでもパックライト|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥3,090※トイ・プードル0歳「うちの子」 70%プラン|保険期間1年|保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,810※トイ・プードル0歳ライト70%プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
猫がペット保険に加入する時の注意点
ペット保険への加入は猫の医療費用の負担を軽減できますが、加入する際の注意点があるためチェックしておきましょう。
✅ 保険更新時には審査がある
✅ 動物病院で推定年齢を確認しておく
✅ 補償対象外の費用もある
持病や病歴は事前申告が必要
ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。
加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況
・糖尿病
・慢性腎臓病
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患
既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。
保険更新時には審査がある
ペット保険は1年ごとに更新が必要ですが、加入後にはそのまま終身継続が可能な商品が多いです。
しかし、中には一定年齢以上は更新できない場合や、保険加入中の病歴や保険金請求の有無に基づいた審査によって、更新時に保険料の増額や継続条件が追加されるケースも。
保険加入前に、補償対象の病気やケガ、更新時の条件などもしっかりと確認しておきましょう。
補償対象外の費用もある
ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント
上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。
猫の動物病院の費用はペット保険で軽減!
動物病院でかかる費用は基本的には全額自己負担となるため、猫が病気にかかり手術・入院・通院が必要になった場合に医療費が高額になるケースも多いです。
ペット保険に加入しておけば、万一猫が病気やケガをしても医療費負担を軽減できるため、猫が若くて健康なうちに加入しておくのがおすすめ。
また、普段から定期的な健康診断やワクチン接種をしておくと病気の早期発見にも繋がるため、猫が長く健康でいられるように最善の判断を取れるようにしておきましょう。