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犬を飼うにはどれくらい費用がかかる?初期費用や生涯飼育に必要な金額
犬を飼うのにどれくらい費用がかかるの?
犬に月々かかる費用は?
犬を家族として迎え入れたいと考えている中で、どれくらい費用がかかるのか把握しておきたいですよね。
この記事では、犬を飼うのに必要な初期費用、月々の費用、年間で発生する費用、その他の費用を解説していきます。
これから犬を迎えたいと検討している方はぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
犬の飼育にかかる生涯費用
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によると、2023年の犬の生涯費用は約250万円前後。※
超小型犬:約255万円
小型犬 :約238万円
大型+中型犬:約256万円
犬種や与える食事内容、ドッグランやトリミングの頻度、医療費などによっても異なりますが、様々な費用が継続的に必要になる点を飼う前に知っておきましょう。
※ 引用:一般社団法人ペットフード協会/令和5年(2023年)全国犬猫飼育実態調査
犬を迎える際に必要な初期費用
● ペット購入代金
● ペット用品代
● 生体・飼育グッズ以外の初期費用
ペット購入の費用
犬を迎える際の生体購入費用は、犬種や購入先によって大きく異なります。
ペットショップでの生体購入費用は数万円から数十万円と幅広く、ブリーダーから直接購入する場合は、犬の血統や健康状態によって価格が変わります。
保護施設からの譲渡も選択肢の一つで、譲渡費用は数万円程度です。
購入前に、犬種の特性や性格をよく確認し、信頼できる購入先から自身のライフスタイルに合った犬を迎えましょう。
ペット用品の費用
犬を家族に迎えるにあたって、揃えておきたいペット用品代は平均して5万円程度かかるとされています。
飼育環境を整えるためには、以下のようなペット用品が必要です。
✅ 日用品(ドッグフード・犬用食器)
✅ トイレ用品
✅ 首輪・リード・ハーネス
✅ ケア用品(爪切り・ブラシなど)
✅ おもちゃ
✅ ケージ・サークル・ベッド
犬は囲われた自分だけのスペースがあると安心します。
ケージは床・屋根付きのもの、サークルは柵で囲むタイプで、価格帯は5,000円程度から10万円以上まで幅広いです。
ベッドは必須ではありませんが、安心できる場所をつくってあげるために用意すると良いでしょう。
また、移動用にペット用キャリーを用意しておくと便利です。
✅ 日用品
・フードボウル
・水飲みボウル
犬用食器はフードを入れる用と水を入れる用の2つ必要で、約500~3,000円程です。
ドッグフードは比較的安価なフードから、1kgあたり5,000円以上する防腐剤や添加物を使用しないフードなど、種類は様々。
様々な種類があるので、愛犬の犬種や年齢、好みに応じて試してみましょう。
✅ トイレ用品
犬が室内の決まった場所でトイレができるように用意してあげましょう。
トイレトレーは2,000円程度、トイレシートは使い捨てで100円程、繰り返し使えるもので2000円程度です。
✅ 首輪・リード・ハーネス
首輪・リード・ハーネスは、散歩やしつけの際に必要です。
室内犬でも脱走してしまった時のために首輪はつけておきましょう。
様々なデザインや素材の種類がありますが、1,000~3,000円程度で購入可能。
✅ ケア用品
犬の健康維持のために、以下のようなケア用品は欠かせません。
・爪切り
・耳掃除/デンタルケア用品
・ペット用シャンプー
ブラシや歯磨きグッズ、爪切り、耳掃除グッズなどは毎日のお手入れに必須なので、犬を迎える際に用意しておきましょう。
全部で2,000円ほどで購入できます。
✅ おもちゃ
おもちゃは、犬の本能である狩りの欲求を満たし、しつけ用や訓練用、認知症予防や運動不足解消などに役立ちます。
100円ショップで購入できるものや2,000円以上するものまで様々です。
生体・飼育グッズ以外の初期費用
犬を迎えるにあたって、以下のような費用も必要になります。
畜産登録
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犬を迎えてから30日以内に居住している市町村に犬に登録する必要があります。一頭につき約3,000円程度。 |
マイクロチップ登録料
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2022年6月1日からブリーダーやペットショップで販売される犬や猫にマイクロチップ装着が義務化されました。登録変更手数料はオンライン申請300円、用紙による申請は1,000円。 |
狂犬病
予防接種 |
狂犬病予防法で年1回の接種が義務付けられています。約3,000〜4,000円の自治体が多いです。 |
混同ワクチン接種
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接種は任意ですが、多くのトリミングサロンやドッグランなどのペット入場可の施設では接種証明書の提示を求められるケースが多いです。1回約3,000〜1万円ほど。 |
混同ワクチンは任意ではありますが、様々な感染症を予防するため初年度のみ3回、以降年1回の接種が推奨されています。
自治体によっても推奨されるワクチンの種類は異なるので、犬を迎えたら動物病院で相談してみましょう。
犬の飼育にかかる月々費用
犬の飼育にかかる月々費用は以下の通りです。
フード・おやつ代
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約1,000~3,000円。犬の大きさやフードの種類によっても異なります。 |
トリミング代
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トリミングサロンで小型・中型犬は3,000~1万円程度、大型犬だと5,000~1万6,000円程。一般的にシャンプー/爪切り/耳掃除/肛門絞りなどがコース料金に含まれます。 |
日用品
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1,000~3,000円程度が目安です。ペットシーツ/消臭スプレー/ウェットシート/おもちゃ/歯ブラシ/排泄処理グッズなど。 |
ケガや病気の治療費
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ケガや病気の種類や状態によって異なります。軽度のケガなら数千円、手術が必要な場合は数十万円の費用がかかるケースもあるので注意が必要です。 |
ペット保険料
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必ず加入する必要はありませんが、万が一に備えて加入しておくと医療費の経済的な負担を減らせます。料金は年齢や犬種、補償内容によって様々です。 |
医療費とペット保険の必要性
近年では医療の発達とともに犬の平均寿命が延び、一家庭の診療費負担は増加しています。
ペットには公的な健康保険がないため、治療費は全て飼い主さんが負担しなければならず、治療費が高額になるケースも少なくありません。
犬が病気になった時にかかる費用の目安は以下の通りです。
1回あたりの
平均的な通院費(手術なし) |
|
1回あたりの
平均的な入院費(手術なし) |
|
1回あたりの
平均的な手術費 |
小型犬に比べ、大型犬や特大犬はガンなどの大病を患いやすく、入院費や手術費は高額に。
ペット保険はワクチンや健康診断などの予防医療は補償の対象になりませんが、病気やケガの治療費の一部をカバーしてくれます。
安心して満足のいく治療を受けさせてあげるためにも愛犬が病気やけがに備えた蓄えは必須と言えるでしょう。
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月払保険料¥3,320※トイ・プードル0歳いつでもパックライト|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2024年11月01日~11月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
年間で必ず発生する犬の医療費
以下の予防接種や健康診断の費用は、毎年必ず必要になります。
● ワクチン接種:約10,000円程度
● フィラリア予防薬:約5,000~25,000円程度
● 健康診断:約10,000-20,000円
フィラリア予防薬は、犬フィラリア症(犬糸状虫症)を予防する薬で、『飲み薬』『滴下剤』『注射』の3種類があり、金額も異なります。
健康診断は検査項目を増やすかなどによって幅がありますが、一般的な健康診断であれば10,000~20,000円程度です。
シニア期に入る7歳以降には、半年に一度を目安に健康診断を受けましょう。
犬の飼育にかかるその他の費用
犬の飼育には、以下のような費用がかかる場合も。
● ドッグランなど施設費:年間約2,600円
● しつけ・トレーニング:年間約7,400円
● ペットホテル/シッター:年間約5,000円
● 洋服:年間約13,000円
● 防災用品:年間約760円
上記以外にも、夏や冬にはエアコンで室温を維持しなければならないので、光熱費が4,000~5,000円ほど増えます。
去勢・避妊手術の必要性と費用
去勢・避妊手術は、望まない繁殖を防ぐだけでなく、特定の病気のリスクを減らせます。
手術の費用は地域や施設によって異なりますが、一般的には2万円から5万円程度が相場。
動物病院によっては、術後のケアや入院費用が別途かかるケースもあるので、事前にしっかり確認しておくのが大切です。
費用面で不安がある場合は、ペット保険の利用を検討しましょう。
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう
ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
---|---|---|
保険 対象 |
犬・猫
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犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
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犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,980円 1歳:2,910円 2歳:2,960円 ※トイ・プードルの場合 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
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B24-011(240717) | JACAP202400079 |
犬を飼うのに必要な費用は?:まとめ
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によると、2023年の犬の生涯費用は約250万円前後かかるとされています。※
超小型犬:約255万円
小型犬 :約238万円
大型+中型犬:約256万円
犬種や与える食事内容、ドッグランやトリミングの頻度、医療費などによっても異なりますが、様々な費用が継続的に必要になる点を飼う前に知っておきましょう。
また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。