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がん保険は自由診療にも保障がある?がん保険の基本的な保障範囲と自由診療への保障を解説
『自由診療を保障するがん保険はある?』
今回はがん保険で自由診療の治療はどこまで保障してもらえるか、自由診療を保障するがん保険は何かなどを解説。
がん保険で自由診療をどこまで保障してくれるのか気になる方は必見です。
この記事の監修者
-
有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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この記事の目次
がん保険は自由診療まで保障する?
がん保険は自由診療の治療への保障を特約で付加できる商品が多いです。
そもそも先進医療とは
「先進医療に係る費用」は全額自己負担が原則。
先進医療を受けた時の費用は、次のように取り扱われ、患者は一般の保険診療の場合と比べて、「先進医療に係る費用」を多く負担することになります。
引用:先進医療について
自由診療だと医療費は高額になりがち
先進医療で行うがんの治療は高額になりやすく、治療費の負担をがん保険で賄い人が多数。
数ある先進医療の中でも『重粒子線治療』『陽子線治療』はがんの罹患に際して施術を案内されやすい治療です。
✅重粒子線治療について
- 平均費用
約3,140,000~3,500,000円
✅陽子線治療について
陽子は最も軽い元素『水素』の原子核で、それを加速したのが陽子線です。陽子線は重粒子線(正確には炭素イオン線)と同様に、元素の原子核を加速しており、放射線の一種です。
粒子線治療はこの放射線を用いて「がん」などの治療を行います。
引用:陽子線治療について
- 平均費用
約2,941,000円
先進医療は負担の無い治療もありますが、三割負担で数千円程度~全額自己負担で200万円を超える高額となる治療まで様々です。
”がん”はありとあらゆる場所に現れる可能性があり、誰でもなり得る病気であるため『いつ・どの先進医療が必要になるか』は見当がつきません。
では、がん保険で自由診療の治療まで保障してもらうには『どのような保険商品』を選べばよいのでしょうか?
次は『先進医療特約について』詳しく見ていきましょう。。
自由診療を保障するがん保険はある?
がん保険で自由診療の治療まで保障してもらうには『先進医療特約』を付加して加入するのが最適でしょう。
保険商品の保障内容にもよりますが、『先進医療特約』を付加すればがんで利用し得る先進医療が保障範囲に含まれます。
がんの治療に先進医療を用いた場合、先進医療特約を付加したがん保険に加入している人が正当な手続きを経ていれば、その治療は特約で保障される仕組みです。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
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『ひとまず保険に入れそうか知りたい!』そんな方はぜひグッドカミングのLINE相談で無料診断してみましょう!
先進医療特約についてさらに詳しく知りたい、どのがん保険を選べばいいか悩んでいる方はファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめです!
自由診療のために特約付加すべき?
高額な医療費になる可能性を考え特約を付加して備えるのは大事です。
先進医療の治療費と施術を受けた人がどれくらいいるのかから、先進医療特約の必要性を考えてみましょう。
先進医療の治療費は家計の打撃になり得る
厚生労働省の資料『令和4年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について』によると、先進医療の治療費平均は以下の通り。
ただし、先進医療は治療法によりかかる費用が大きく変化するため上記は目安でしかありません。
先進医療の実施件数は少なめ
医療費の高額さに対して、先進医療の実施回数は以下の件数で割合としては少なめです。
日本人の約4,762人に1人ほどの割合で施術されている。
日本全体とすると1年間に先進医療を受けている人はそこまで多くないようです。
つまり『先進医療を利用する可能性は少ないけれど、高額な治療費が発生する場合があり得る』といえるでしょう。
現状の家計や既往歴などから先進医療特約を付加するか、まだ悩ましい方はファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめです!
自由診療のために備える時の注意点
自由診療の治療は『先進医療特約』で備えられますが、『先進医療特約』はがん保険以外に医療保険にも付加できます。
がん保険は”がん”に特化
がん保険はがんに特化した保険です。
そのため、契約内容にもよりますが『がんを罹患した際に利用した先進医療を保障する特約』となる場合もあります。
✅何に備えたいのかも考えてから特約を決めよう
『がんに備えたい』のか、『もしもの入院やケガ・治療費に備えたい』のかはあらかじめ考えて明確にしておきましょう。
がん保険は医療保険に比べ保障範囲が狭まります。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、特定期間の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
自由診療まで保障が欲しいなら先進医療特約
今回はがん保険で自由診療の治療はどこまで保障してもらえるか、自由診療を保障するがん保険は何かなどを解説しました。
がん保険で自由診療の治療まで保障してもらうには『先進医療特約』を付加して加入するのが最適でしょう。
加入前に保険商品・特約の保障内容は詳しく確認しておきましょう。
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現状の家計や既往歴などから先進医療特約を付加するか、まだ悩ましい方はファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめです!