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犬の心臓病の症状のチェックポイントは?早期発見のためのポイントと予防方法

犬の心臓病の症状のチェックポイントは?早期発見のためのポイントと予防方法

「心臓病のチェックポイントは?」
「犬の心臓病を早期発見するには?」

犬の心臓病は初期症状に気付きづらく、早期発見・早期治療が重要になります。

この記事では、犬の心臓病の治療法・治療費や自宅で出来る犬の心臓病のチェックポイントを解説。

犬の心臓病について知りたい飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

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グッドカミング編集部
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犬の心臓病とは

犬の心臓病で最も多いのが「僧帽弁閉鎖不全症」で、初期には目立った症状があらわれにくく、早期発見が難しい病気です。

症状が出始めると一気に悪化してしまうため、症状が出てから投薬治療を開始しても、半年後の生存率が約50%との統計も

心臓病を早期発見・早期治療できれば、愛犬の健康寿命を大きく変化させられます。

定期健診を欠かさず受け、自宅で愛犬の様子や心音などをチェックしたり、違和感を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

>>心臓病のチェックポイント<<

犬の心臓病の治療法・治療費

犬の心臓病の一般的な治療方法や治療費は以下の通り。

治療内容
検査/投薬/稀に手術
治療費
月間 約1万~4万円程度
手術費 約70~150万円

心臓病の治療では検査で原因を特定した後、投薬などの内科的処置を施すのが一般的です。

心臓病は一度発病してしまうと、心臓の機能は元に戻らないので、様々な薬で心臓の負担を軽減し、病気の進行を抑制していきます。

具体的な料金は、症状の重さ、治療方法などによって異なるので、かかりつけの動物病院に問い合わせてみましょう。

犬の心臓病のチェックポイント

犬の心臓病のチェックポイント
心臓の音
心拍数
呼吸数
散歩の様子
被毛や皮膚の状態
食欲の変化

①心臓の音

心臓にトラブルを起こすと「ドッキン・ドッキン」以外に、「ザーッ、ザーッ」「シャーッ、シャーッ」という音が混ざります。

抱っこしている時などにいつもと違う心臓の音が聞こえたら、心拍数を測ってみてください。

もし分からなければ、病院で診察してもらうのがおすすめです。

②心拍数

成犬の心拍数は、リラックスして横になって寝ている安静時は、小型犬で60~80回、大型犬で40~50回が正常

子犬は成犬の倍220回以下であれば、問題ないとされています。

犬で最も多い心臓病の「僧帽弁閉鎖不全症」は小型犬に多いため、安静時の心拍数が1分で80回を超えるようなら注意が必要です。

心拍数の測り方
胸の心臓の位置に手のひらか耳を当て、1分間に何回鼓動を感じるか数えます。15秒だけ数えて4倍してもOK。抱っこして落ち着いてから計測しましょう。

③呼吸数

犬の心臓にトラブルが起きると、呼吸数が上昇します。

安静時の犬の呼吸数は小型犬で1分間に20回前後、大型犬では15回ほど。

30回を超えると異常なサインで、40回を超えた時は心不全を示す非常に危険なサインです。

救急対応が必要になるため、すぐに動物病院を受診しましょう。

呼吸数の計測方法
寝ている時や伏せの姿勢でボーッとしている時に「スー・ハー」という呼吸音を1回として数えます。胸が膨らむ回数でもOK。

心臓病の苦しさとパンティングの区別

興奮時や運動後に、舌を出してハァハァと粗い呼吸になるのは、体温を下げるための「パンティング」行動で心不全の症状ではありません。

パンティング時は立っているか伏せ、心臓にトラブルがあると、お座りの姿勢になっている場合が多いです。

見分けがつかない場合は、部屋の温度を下げて涼しくしてからチェックしてみましょう。

④散歩の様子

心臓にトラブルが起きると「運動不耐性」の症状が出て、心臓に負担がかかり、疲れやすくなります

運動不耐性の症状
・散歩の時間が短くなる
・散歩中に立ち止まる/座り込む
・息が切れやすい

上記のような状態は、犬の心臓にとって非常に危険な状態です。

散歩中に途中で立ち止まったりすれば、散歩を中止して、抱っこして帰ってあげてください。

⑤被毛や皮膚の状態

心臓の状態が悪くなると血の巡りが悪くなり、毛がパサパサ・ゴワゴワしたり、お腹と背中が脱毛するケースも。

また、咳をしていたり、唇や舌、歯茎などの粘膜が青白い/紫色になっていて、呼吸数が増えているなら、救急対応が必要です。

⑥食欲の変化

犬も体調が悪くなれば、食欲が落ちてしまったり、好きだったものを食べなくなったり、偏食の症状が出るケースもあります。

食欲が落ちたり、食の好みの変化とともに、急激に体重が落ちている場合も注意が必要です。

ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担する必要があります。

保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておくのがおすすめ

愛犬のもしもの時に備えて、ペット保険への加入を検討しましょう。

加入時は心臓病について補償されるのか、心臓病を発症しても保険の更新はできるのかチェックしておくと安心です。
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日本ペット-バナー
保険
対象
犬・猫
犬の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:1,550円
ライト:1,220円
ミニ:380円
※トイ・プードルの場合
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
見積
申込
B24-011(240717)

犬の心臓病の予防策

定期的に健康診断を受ける

犬の心臓病は一度発症してしまうと元の状態に戻すのは困難なので、予防と早期発見が何よりも重要。

定期的に血液検査やレントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異常時の早期発見に繋がります

6歳までは年に1回程度、7歳以上になると年に2回程度の定期検診がおすすめです。

歯周病に気を付ける

人間より犬の方が心臓病の発生が多いのは、歯磨きをせずに歯周病菌を放置しているため。

歯石・歯周病を放置していると、犬の口の中は歯周病菌だらけになってしまいます

歯周病菌が血流に乗って心臓にまで到達してしまうと、心膜や僧帽弁などを破壊し、僧帽弁閉鎖不全症を引き起こす原因に。

口の中をキレイにしておけば、心臓病や様々な病気の予防になるので、きちんと口腔ケアをしてあげましょう

犬の心臓病には早期発見が重要:まとめ

犬の心臓病で最も多いのが「僧帽弁閉鎖不全症」で、初期には目立った症状があらわれにくく、早期発見が難しい病気です。

心臓病を早期発見・早期治療できれば、愛犬の健康寿命を大きく変化させられます。

定期健診を欠かさず受け、自宅で愛犬の様子や心音などをチェックしたり、違和感を感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。

治療内容
検査/投薬/稀に手術
治療費
月間 約1万~4万円程度
手術費 約70~150万円

愛犬のもしもの時の病気やけがに備えられるペット保険への加入も検討してくださいね。

加入時は心臓病について補償されるのか、心臓病を発症しても保険の更新はできるのかチェックしておくと安心です。