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ハムスターはペット保険に加入すべき?よくある病気やケガと保険の必要性

ハムスターはペット保険に加入すべき?よくある病気やケガと保険の必要性

ハムスターにペット保険は必要なの?
ハムスターが入れるペット保険はある?

犬や猫を飼う際にペット保険への加入を検討する人も多いですが、ハムスターにもペット保険は必要なの?と悩む人は少なくありません。

今回は、ハムスターにペット保険は必要なのか加入条件や保険料とペット保険を選ぶ時のポイントなどを詳しく解説していきます。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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ハムスターにペット保険は必要?

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。

ハムスターなどの小動物が加入できるペット保険は多くはありませんが、加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。

ハムスターの寿命は2~3年

ハムスターの平均寿命は2~3年で、1歳半を過ぎると高齢に区分されます。

基本的には犬や猫よりも治療費が安い傾向にあるハムスターですが、病状によっては手術費用が高額になるケースも。

ハムスターが高齢になると、病気になってもリスクの高さから手術を行わない選択をする場合もあるため、月々の保険料とのバランスを見てペット保険へ加入するか検討しましょう。

ハムスターがかかりやすい病気

ハムスターを飼う前には、ハムスターがかかりやすい病気についても知っておきましょう。

病気例 概要
不正咬合
歯が削られずに伸び続けるまたは伸び方が不均等になり噛み合わせに異常が生じ食欲不振などの症状がみられる
腫瘍
身体の一部にしこりのようなものが見られるケースが多く腫瘍が悪性の場合は外科手術が必要になる
皮膚疾患
免疫力が低下するとニキビダニ(毛包虫症)などで脱毛や皮膚に発疹の症状が出る
頬袋脱
頬袋が感染や炎症により口から飛び出したままになってしまう症状
骨折
高所からの落下や回し車に脚を挟むなどで外傷や骨折が起こりやすい
子宮蓄膿症
メスのハムスターの子宮に膿が溜まってしまい血や膿が出たり脱毛やお腹が腫れるなどの症状がみられる

ハムスターはケガや病気などの不調を隠す動物なので、普段から様子を観察しておき、違和感を感じたらすぐ動物病院に相談しましょう。

ハムスターはエキゾチックアニマルとなるため、全ての動物病院が適切な対応ができるわけではありません。ハムスターなどの小動物を得意とする動物病院を事前に探しておくのがおすすめです。

補償対象外の費用もある

ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。

【ペット保険の補償対象外の費用】
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● 不正咬合
● 療養食・サプリメント

ハムスターがかかりやすい病気の不正咬合も保障対象外となっているので、食事内容や金網のケージをやめるなどで予防・対策するのがおすすめです。

上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。

ハムスターのペット保険の加入条件

ペット保険の加入条件は商品によって異なりますが、多くの場合は以下のような加入条件があります。

ペット保険の加入条件例
新規加入の上限年齢に達していない
健康体である
ペットとして飼育されている

新規加入の上限年齢に達していない

ペット保険の新規加入には上限年齢が設定されている商品が多くなっています。

ハムスターの場合は満2歳未満までや1歳11ヶ月までが上限年齢です。

加入には「0歳から」の商品と「ペットショップ等代理店でのお迎え時のみ」の商品があるため、ハムスターをお迎えする前にしっかりと確認しておきましょう。

健康体である

ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。

加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。

【告知内容例】
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況

既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。

ペットとして飼育されている

ペット保険の加入対象は、一般家庭でペットとして飼育されている動物に限られています。

ハムスターの場合はブリーダーの繁殖や売買目的など、ビジネス目的で飼育している動物はペット保険の加入対象外となるので注意が必要です。

ハムスターのペット保険の保険料

ペット保険は1年掛け捨て

ペット保険は掛け捨て型の保険で1年ごとに更新が必要です。

更新時期の数ヵ月前には更新のお知らせが保険会社から送られてきますが、更新・継続していればペットが亡くなるまで終身継続が可能となります。

ハムスターの保険料は一律

ペット保険の保険料は一般的には年齢と共に上がりますが、ハムスターの保険料は年齢にかかわらず一律の商品がほとんどとなります。

保険商品によって月払いや年払いの金額が変わるので、ハムスター向けの保険として「手術」の補償が手厚い商品だと万一の際も安心です。

ハムスターのペット保険を選ぶ時のポイント

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算
保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算
動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

ハムスターのペット保険:まとめ

ハムスターが病気やケガをした時の治療費は基本的には全額自己負担となるため、ペット保険に加入しておくと治療費の一部を補償してくれるので万一の際も安心です。

ハムスター向けのペット保険は年齢に関わらず保険料は一律ですが、満2歳未満までや1歳11ヶ月までが加入できる上限年齢となっています。

ペット保険は1年更新の掛け捨て型保険なので、家計とのバランスを考えつつペットの万一に備えられる補償の保険を選びましょう。