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ヨーロッパ旅行に海外旅行保険は必要?海外旅行保険の補償内容と選び方

ヨーロッパ旅行に海外旅行保険は必要?海外旅行保険の補償内容と選び方

「ヨーロッパ旅行に保険は必要?」
「ヨーロッパに安心して旅行に行きたい!」

ヨーロッパ旅行は人気が高い一方で、医療費の高さやスリの被害・飛行機の遅延などトラブルのリスクも多く、保険への加入がおすすめです。

この記事では、ヨーロッパ旅行に保険が必要な理由や適切な保険の選び方について詳しく解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

ヨーロッパ旅行は海外旅行保険への加入が義務?

日本のパスポートでビザ免除で観光・商用など90日以内の短期滞在をする人は、海外旅行保険の加入は義務ではありません

保険への加入は法律上の義務ではありませんが、実際にヨーロッパのシェンゲン協定国の多くは保険加入が「強く推奨」されています。

シェンゲン協定とは?
ヨーロッパの複数の国々が国境審査なしで移動できるように定めた協定
加盟国間ではパスポートチェックが不要
短期滞在(90日以内)のビザ免除協定を日本を含む国と結んでいる

▶ ヨーロッパのシェラゲン協定加盟国

2025年現在、シェンゲン協定に加盟しているヨーロッパの国は以下の通りでした。(※1)

✅ アイスランド/イタリア/エストニア/オーストリア/オランダ
✅ ギリシャ/クロアチア
✅ スイス/スウェーデン/スペイン/スロバキア/スロベニア
✅ チェコ/デンマーク/ドイツ
✅ ノルウェー
✅ ハンガリー/フィンランド/フランス/ブルガリア/ベルギー/ポーランド/ポルトガル
✅ マルタ
✅ ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルクセンブルク/ルーマニア

※1 参考:外務省 海外安全ホームページ/査証、出入国審査等

シェンゲン協定における海外旅行保険の必須条件
要件 詳細
補償額の下限 30,000ユーロ(約450万円)以上の医療費をカバーしている
補償対象地域 すべてのシェンゲン協定加盟国をカバーする必要がある
有効期間 旅行期間中全体にわたって保険が有効である
補償内容 突発的な病気・ケガ、緊急医療、入院、医療搬送などが含まれる

一部の国では入国審査時に証明書の提示を求められるので、保険に未加入の人は入国を拒否されるリスクも。

医療費の高さや現地トラブルのリスクを考慮しても、あくまでも加入は「任意」ですが保険に加入しておくのが賢明でしょう。

海外旅行保険の加入は、シェンゲン協定の要件を満たす補償内容を選択できる『t@biho』がおすすめ。
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ヨーロッパ旅行に海外旅行保険が必要な理由

ヨーロッパ諸国での医療制度の特徴

ヨーロッパでは多くの国が公的医療制度を採用していますが、外国人旅行者には公的補助が適用されず医療費が高額になります。

1年間で10万人以上の日本人が海外旅行で訪れるヨーロッパの国と医療費の目安は、下記の通りでした。

日本人に人気のヨーロッパの国(※2)
① ドイツ
② スペイン
③ イギリス
④ イタリア
ヨーロッパ主要国の医療費目安(旅行者向け)
医療内容 ドイツ スペイン イギリス イタリア
診察料(軽症) 1.5〜3万円 1〜2万円 2〜3万円 1〜2万円
救急車利用 3〜8万円 3〜6万円 5〜10万円 3〜7万円
入院(1泊) 8〜20万円 6〜15万円 10〜25万円 7〜18万円
簡易手術+入院 50〜150万円 40〜100万円 80〜200万円 60〜130万円

特に私立病院を利用すると、診察料や医療費が一気に膨らむ状況も少なくありません。

私立病院 とは
政府が運営する公立病院とは異なり、民間企業や医療法人が運営している病院
日本の自由診療に近く、保険の有無にかかわらず原則「全額自己負担」。
(※ただし海外旅行保険に加入していれば、キャッシュレスで受診できる提携病院もあります。)

国によって医療のルールや支払い方法が異なるため、事前に医療制度の違いを踏まえて補償内容の確認するのがおすすめです。

上記のように医療費が高額になる国が多いので、海外旅行保険に加入していれば医療費を補償できるため安心でしょう。

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※2 参考:公益社団法人 日本交通公社/旅行年報2024

盗難やスリが多い地域への備え

ヨーロッパの主要観光地では、スリや置き引きなどの軽犯罪が頻繁に発生しています。

実際に外務省によると、ヨーロッパの1つであるフランスではスリや置き引きの被害は日本人が一番多い結果でした。(※3)

特にヨーロッパでも人混みの多い場所では、財布やスマートフォンの盗難に遭うリスクが上昇。

上記トラブルに備えて、『携行品損害補償』の中に携行品補償が含まれた海外旅行保険保険に加入するのがおすすめです。

携行品損害補償 とは
旅行中に持ち歩いていた身の回りの品物が盗難・破損・火災などで損害を受けると、保険金が支払われる
(※「基本プランに含まれる」「特約として追加する」かは、保険会社やプラン内容によって異なります。)
一般的に補償される対象物と補償内容
対象物 補償内容
スマートフォン・携帯電話 盗難・破損に対して補償(上限あり)
カメラ・ビデオカメラ 盗難や落下などによる損害を補償
スーツケース・バッグ類 盗難や破損が対象、預け荷物も含まれる
衣類・靴・装飾品 着用中や保管中の盗難被害を補償
腕時計 一部の保険で盗難時に補償(上限あり)
ノートパソコン・タブレット 条件付きで補償、業務用は対象外も
眼鏡・コンタクトレンズ 損壊や盗難に対応する保険もある
パスポート 再発行費用(申請料・交通費など)

海外旅行保険の盗難補償は保険会社により内容が異なりますが、所定の条件を満たせば損害金が支払われます

ヨーロッパ旅行中のトラブルにも冷静に対処するためにも、盗難補償付きの海外旅行保険を選びましょう。

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※3 参考:外務省 海外安全ホームページ/フランス安全対策基礎データ

飛行機遅延やロストバゲージの補償も重要

ヨーロッパ発着の航空便では、天候やストライキなどによる遅延や乗り継ぎの多さから荷物の紛失(ロストバゲージ)のリスクもが発生しやすいです。

海外旅行保険の飛行機遅延補償は、一般的に通常のプランには含まれていないためオプションで追加する必要があります。

飛行機の遅延補償 とは
6時間以上の出発遅延・欠航・または搭乗した航空機の着陸地変更による追加出費を補償。
(※補償の適用には航空会社が発行する遅延証明の提出が必要。)
飛行機遅延補償の対象
● 宿泊費
● 食事代
● 交通費(代替手段の利用など)
● 通信費(連絡のための通話やネット利用)

遅延時間や支出の内容に関する明確な条件を事前に確認し、自分に合った飛行機遅延補償の補償範囲を選んでいきましょう。

保険についての疑問はファイナンシャルプランナー(FP)など専門家に相談して不安を解消するのがおすすめ。
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ヨーロッパ旅行と保険:海外旅行保険の概要

海外旅行保険の基本をチェック

海外旅行保険は、海外での予期せぬ病気やケガ・盗難などのトラブルを補償してくれる保険です。

海外旅行保険の主な補償内容
補償項目 内容の概要
傷害死亡・後遺障害 旅行中の事故により死亡または後遺障害が残った場合の補償
疾病死亡 旅行先での病気により死亡した場合の補償
治療費用 海外でのけがや病気の治療にかかる費用を補償
救援者費用 家族の現地渡航費や捜索費など緊急時の費用を補償
携行品損害 持ち物の盗難・破損・火災などによる損害を補償
個人賠償責任 他人にけがをさせたり、物を壊した場合の賠償費用
航空機遅延費用 搭乗予定の便が遅延・欠航した際の宿泊・食事費などを補償
寄託手荷物遅延・紛失 航空会社に預けた荷物の遅延・紛失による費用を補償
テロ・災害時の対応費 テロや自然災害などで発生する追加費用を補償

海外では日本と医療制度・治安・サポート体制が大きく異なるため、予期せぬトラブルが起きたときのリスクが格段に高くなります。

海外旅行先でのリスクを軽減するためにも、海外旅行保険に加入するのがおすすめ。

安心して旅を楽しむためにも、まずは海外旅行保険の基本から押さえておきましょう。

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海外旅行でトラブルに会った人のデータ

外務省の「海外邦人援護統計」よると、海外旅行中のトラブルは7.5人に1人の割合で発生しています。(※4)

海外旅行中のトラブル:ベスト3
① 病気 (4.6%)
② スリや置き引きなどの盗難 (3.9%)
③ 旅券・財布・航空券の紛失 (1.8%) など
(※全国20歳以上の男女・2,000人を対象に調査)

上記を見ると海外旅行保険の必要性を強く示しているため、万が一のトラブルに備えて出発前に海外旅行保険に加入するのが得策でしょう。

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※4 参考:外務省/海外邦人援護統計

保険は加入前に専門家に相談する

ヨーロッパ旅行のために保険への加入を検討する人の中には「自分に合う保険プランがわからない」と迷う人も多いです。

ヨーロッパ旅行でも目的や場所によって必要な補償は変わるため、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談するのがおすすめ。

専門家の視点を入れると、無駄のない補償設計ができ将来の家計への不安を減らせます

保険の専門家に相談をして、自分に合う最適なプランを見つけていきましょう。

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ヨーロッパ旅行に適した海外旅行保険の選び方

補償金額と対象国をしっかり確認する

海外旅行保険の加入には、『各国の医療費水準に応じた補償金額の設定』や『旅行先の国が保険の対象地域に含まれているのか』が重要です。

【医療費が高額なヨーロッパの国】
スイス・フランス・ドイツ・イギリス など

保険の補償が不十分なまま出発すると、万が一のトラブルがあっても補償額が不足・医療費を自己負担しなければならない状況になりかねません。

渡航前に補償額の上限や対象国を丁寧に確認してから保険に加入すると、安心してヨーロッパ旅行を楽しめるでしょう。

保険の加入は自己判断が難しいので、まずはファイナンシャルプランナー(FP)など専門家に相談するのがおすすめ。
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英語での対応が可能な保険会社を選ぶ

ヨーロッパ旅行での万が一のトラブルには、現地スタッフや病院との英語でのやり取りが必要になります。

海外旅行で言語面の不安がある人は、英語サポートの有無も確認してから加入する保険を選択するのがおすすめ。

保険会社によっては、『24時間365日・英語対応も可能なコールセンターやサポート窓口』も少なくありません。

現地で言葉に困らない体制が整っていれば、トラブルにも落ち着いて対処できるでしょう。

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ワーキングホリデー・留学時の長期加入の必要性

長期滞在となるワーキングホリデーや留学では、短期旅行保険では補償が不十分なため、1年単位で加入できる長期海外保険への加入が推奨されます。

語学学校や大学に通う学生向けのプランでは、通院・入院に加えて、緊急性のある歯科治療も補償対象に含まれる保険もあります。

渡航先のビザ条件や滞在中の医療事情を踏まえ、出発前に適切な保険を選んでおくのが安心です。

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旅行中の保険延長や変更の可否も確認

現地での滞在延長やプラン変更に備えて、保険の延長対応が可能か事前に確認が必要です。

一部の保険では出発後の延長が認められていないため、旅行の予定変更がある人は、柔軟な対応ができる保険を選ぶのがおすすめ。

後悔しないためにも、契約前に延長や変更条件をチェックしておいてください。

\ 保険の延長も可能!(※制限あり) /

海外旅行保険の加入でヨーロッパ旅行も安心

ヨーロッパ旅行では、医療費や盗難リスク・フライトの遅延など多くのリスクがあるため保険に加入するのがおすすめです。

自分の渡航目的や滞在スタイルに合った保険を選ぶためにも、ファイナンシャルプランナー(FP)など保険の専門家に相談するのがベスト。

保険の専門家に相談すると旅行前の不安や疑問を解消できるので、万が一のトラブルでも安心してヨーロッパ旅行を楽しめるでしょう。

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