0120-839-127 11:00~18:00(土日祝日除く)

  • 保険
  • ペット保険

猫の健康診断の費用は?検査内容や頻度と気を付けるポイントとは

猫の健康診断の費用は?検査内容や頻度と気を付けるポイントとは

猫の健康診断の費用はどのくらい?
猫の初めての健康診断の注意点はある?

ペットの健康を守るためにも定期的な健康診断は大切ですが、どのくらいの費用がかかるのか、初めて受ける時に気をつける点はあるかなどで悩む人もいますよね。

今回は、猫の健康診断の必要性と検査内容健康診断の費用や初めての健康診断で気を付けるポイントなどを詳しく解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • この記事の編集者
  • 最新記事
グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

猫の定期的な健康診断の必要性

猫は体調不良を隠す習性があり、飼い主が気づいた時には病気が進行しているケースも少なくありません。

定期的な健康診断を受けていれば、病気の予防や早期発見・早期治療が可能となり、猫と長く健康な生活ができるようになります。

特に8歳以上のシニア猫や、特定の病気にかかりやすい品種の猫は、1年に1~2回の健康診断を受けておくのがおすすめです。

健康診断を受けるべき年齢と頻度

子猫をお迎えした場合は、避妊・去勢ができる生後6ヵ月頃には一度健康診断を受けておくのがおすすめです。

子猫は体調を崩しやすいため、心配な点があればタイミングにはこだわらずに動物病院を受診しましょう。

1歳を過ぎたら年に1回は血液検査や尿検査などを含む健康診断を受けておくと、異常がない場合でも平常時の数値などがわかるため、いざ異常が見つかった時の比較参考値にもなります。

ペット保険 人気比較ランキング 2024年12月度
※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2024年11月01日~11月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

猫の健康診断の内容

猫の健康診断の詳細な内容は動物病院によって異なりますが、基本的な検査項目についてチェックしていきましょう。

猫の健康診断の主な内容

問診

まずは普段の生活習慣や食事内容、過去の病歴などを飼い主さんへ詳しく確認していきます。

日頃から猫の様子をよく観察しておき、気になる点があれば質問してみましょう。

視診・触診・聴診

視診は、体重や体温を測ったり、外観や被毛の状態、目・耳・口の中、歩き方などをチェックして異常がないかを確認します。

触診では猫の身体全体を手で触れたり、腹部やリンパ節にしこりができていないか、痛がる箇所はないかなどを確認。

聴診は、心音や呼吸音を聴き心臓や肺に異常がないかを確認していきます。

尿検査・便検査

尿検査では尿のph値や尿比重、タンパク量、尿糖や潜血がないか、結石の原因となる結晶の有無や細菌感染していないかなどをチェックしていきます。

猫は腎臓や尿路系の病気にかかりやすいため、尿検査は定期的に受けておく方が良いでしょう。

尿検査用の尿は基本的には自宅での採尿となりますが、難しい場合は病院での採尿も可能なので、事前に獣医師へ相談しておくのがおすすめです。

便検査では寄生虫の有無や消化不良が起きていないかなど、消化器系の健康状態を確認できます。

血液検査

血液検査では、赤血球や白血球、血糖値、腎機能、肝機能などの評価が可能です。

血液検査には血球検査と生化学検査があり、血球検査では赤血球・白血球・血小板の数や形状を確認し、生化学検査では肝臓酵素・血糖値・腎機能・コレステロール値などを測定して臓器に異常がないかを確認します。

また、シニア猫は甲状腺の病気にもかかりやすくなるため、シニアになったら甲状腺についての分析項目をオプションで追加してもらうのもおすすめです。

レントゲン検査

レントゲン検査では、骨や関節の状態や臓器の形状に異常がないかを確認します。

視診や触診だけではわからなかった病気が発覚する場合もあるため、気になる点がある時やシニア猫の場合は定期的に受けておきましょう。

エコー検査

エコー検査では、各臓器の内部構造の異常や腫瘍の有無、レントゲンにはうつらない結石の有無なども確認できます。

エコー検査はお腹にジェルを塗り長時間押さえつけられるため、猫の様子に気になる点があった場合などに実施し、毎年必ず受ける必要はありません。

猫の健康診断にかかる費用

猫の健康診断にかかる費用は内容や動物病院によっても異なりますが、一般的には7,000~15,000円程度が目安となります。

視診や触診、血液検査や尿検査などの一般的な健康診断のみでは5,000~10,000円程度ですが、その他の検査を追加するとその分費用が上がるでしょう。

事前に健康診断の項目を確認し、必要に応じて検査内容を選択すると、検査でかかる猫の負担も抑えられます。

猫の初めての健康診断で気を付けるポイント

健康診断当日は病院の指示を守る

猫の健康診断でも人間と同様に「当日の朝は食事を与えないでください」などの諸注意がある場合があります。

また、持病で薬を飲んでいる場合は、当日に飲ませていても大丈夫かも確認しておくと安心です。

健康診断の予約時間によっても当日に気を付ける内容が変わるため、事前に必ず確認しておきましょう。

動物病院への移動時のストレス対策

猫を連れて動物病院に行く際は、待合室で他の動物と鉢合わせしたり大きな音にびっくりして逃げてしまうなどの事故を防ぐため、必ずキャリーケースに入れて連れていきましょう

キャリーケースが苦手な猫もいるため、普段からキャリーケースを猫の生活スペースに置き、安全な場所だと思えるようにしておくのがおすすめです。

また、動物病院で暴れて脱走の恐れがある猫の場合は、キャリーケースへ入れる前に洗濯用ネットに入れておくと猫がパニックになりにくくなります

キャリーケースには猫の匂いのついた毛布などを入れ、移動中はあまり外が見えないよう布をかぶせて暗くしておくのもストレス軽減の対策には有効です。

愛猫の万が一に備えられるペット保険

ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。

ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。

ペットの健康診断は『予防診療』となるため、ペット保険の補償対象にはならない場合がほとんどなので注意しましょう。
ペット
保険
日本ペット SBIプリズム少短
日本ペット-バナー-猫向け SBIプリズムペット-保険-犬猫バナー四角
保険
対象
犬・猫
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
猫の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:800円
ライト:610円
ミニ:140円
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
【バリュー】
0歳:3,880円
1歳:3,540円
2歳:3,160円
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
100%
※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
全国の動物病院が対象
休日診療費・時間外診療費も補償
スマホでいつでも保険金請求ができる
見積
申込
B24-011(240717) JACAP202400079

猫のペット保険に加入する時のポイント

できるだけ若いうちに加入する

ペット保険への加入を検討している場合は、できるだけ猫の年齢が若いうちに加入しておくのがおすすめです。

高齢になると加入できる保険が限られてきたり、病気やケガなどの既往歴があると補償範囲が限定されたり加入を断られる可能性が出てきます。

病気・ケガなどの万一に備えるには、若くて健康なうちに加入しておく方が良いでしょう。

インターネットで加入する

ペット保険の多くはインターネットから加入が可能で、中にはインターネットからの加入限定の商品もあります。

インターネットのみで加入できるペット保険は種類が多く、保険料が安い商品や割引がある商品も。

インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。

割引が適用できるか確認する

ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。

【ペット保険の割引の一例】
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引

割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。

補償割合を確認する

ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます

補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。

商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。

窓口精算と後日精算がある

ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。

精算方法 概要
窓口精算 保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法
後日精算 動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法

窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます

しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。

ペット保険 人気比較ランキング 2024年12月度
※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2024年11月01日~11月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

猫の健康診断にかかる費用:まとめ

猫は不調を隠す習性があるため、定期的に健康診断を受けておくと病気の予防・早期発見・早期治療に繋がります

猫の健康診断の費用は内容によって異なりますが、一般的には5,000~10,000円で基本的な項目の検査が可能です。

シニアになると病気のリスクが上がるため、年1~2回の健康診断で腎臓や甲状腺の状態もわかる検査を追加するのがおすすめ。

ペット保険では健康診断やワクチンなどの『予防診療』は補償対象外となりますが、病気になってからでは保険に加入できなくなる可能性もあるため、猫が若くて健康なうちに加入を検討しておきましょう。