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犬が水をよく飲むのは病気?病院へ行くべき症状と病気の予防法
犬が水をよく飲むのは病気?
どれくらい水を飲んだら病院へ行くべき?
犬が水をよく飲むようになり、「何かの病気なのでは?」と不安になる飼い主さんも少なくありません。
この記事では、犬が水をよく飲む原因や考えられる病気、犬の病気を予防する方法を解説していきます。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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犬が水をよく飲むのは病気?
犬の飲水量が増えるのは、以下のような原因が考えられます。
● フードの変化による多飲
● ストレスによる多飲
● 服薬による多飲
個体差はありますが、犬が1日に飲む水分量は体重1kgあたり50cc前後です。
多飲は長期に渡って体重1kgあたり100cc以上の水を飲んでいる状態を指します。
以前より明らかに飲水量や尿の量が多くなり色が薄くなったら、1日のトイレ回数や飲み水の減り具合を記録し、獣医に相談してください。
また、1ヶ月に5~10%が体重が減る場合も何らかの病気である可能性が高いため、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。
犬が水をよく飲む原因になる病気
✅ クッシング症候群
✅ 慢性腎臓病
✅ 子宮蓄膿症
糖尿病
犬が糖尿病になってしまうと、以下のような初期症状が現れます。
● 食欲が異常に増す
● 食べているのに体重が減る
● 毛艶が悪くなる
糖尿病が進行し、後期から末期になると「糖尿病性ケトアシドーシス」と呼ばれる重篤な状態に陥るケースも。
● 足元がふらついている
● 嘔吐・下痢・強い脱水症状がある
● 元気がない
● 寝ていることが増えた
● 独特の口臭がする
上記の症状がさらに進行すると、最悪の場合、昏睡状態になり、死に至る危険性もあるため、迅速かつ確実な治療をする必要があります。
また、糖尿病が進行して、重症度が増すと感染症や白内障、腎臓病、肝障害などの合併症を引き起こすリスクも。
愛犬の様子を見て、糖尿病の症状が当てはまるようなら、獣医に相談し血液検査や尿検査を受けましょう。
クッシング症候群
犬がクッシング症候群を発症すると、引き起こされる主な症状は以下の通り。
● 食欲が異常に増す
● 腹部膨張
● 筋力の低下
● 皮膚のかゆみ・炎症
● 心臓/肺/肝臓/腎臓/脳への影響
抵抗性が落ちて、糖尿病、膵炎、高血圧症、血栓塞栓症、感染症およびに結石症などの併発疾患のリスクも高くなります。
発症する原因はさまざまありますが、早期発見・併発疾患の予防のために、日ごろから定期的な健康診断を受けておくのがおすすめです。
慢性腎臓病
慢性腎臓病は、何らかの基礎疾患において、腎臓への持続的なダメージが蓄積し、腎機能の低下が3ヶ月以上持続する病気です。
● おしっこの色が薄い
● 食欲がない
● 体重減少
● 貧血
● 下痢・嘔吐・脱水症状がある など
加齢・偏った食事・基礎疾患・心疾患・歯周病・結晶や結石などによる尿路の閉塞などが原因とされています。
明確な初期症状があまり見られないため、気づかないうちに進行しているケースが多く、腎臓のダメージが完治することはありません。
早期発見・早期治療が重要になるので、水をよく飲むようになった以外にも愛犬の様子に違和感があれば、動物病院で相談してみましょう。
子宮蓄膿症
子宮蓄膿症とは、細菌感染により子宮内に膿が溜まってしまう病気。
特に避妊手術をしていない・出産経験のない、何年も子供を産んでいないシニア期のメス犬は発症リスクが高くなります。
● 嘔吐
● 食欲がない
● 元気がない
● 陰部からの排膿
● お腹の張り など
進行すると、尿毒症や腎不全などを引き起こし、最悪の場合死に至る危険があるため、早期発見が重要です。
犬の病気を予防する方法
✅ 口腔ケアをする
✅ 定期的に健康診断を受ける
健康的な生活を心がける
病気を予防するには、年齢に合わせて塩分を控えたバランスの取れた食事、清潔な環境で新鮮な水を与えましょう。
また、毎日ぐっすり眠り健康的に過ごすために、運動習慣やご飯の質も整えるのも重要。
水をよく飲む以外に下痢や嘔吐など分かりやすい症状がなくても、体重が急激に減少していたら、獣医師に相談するのがおすすめ。
ストレスや不安が原因と分かる場合は、原因を取り除き、安心できる環境を作ってあげるのが大切です。
口腔ケアをする
犬の歯石・歯周病を放置していると、口の中は歯周病菌だらけになってしまいます。
口の中をキレイにしておけば、歯周病だけでなく、様々な病気の予防になるため、きちんと口腔ケアをしてあげましょう。
定期的に健康診断を受ける
犬の病気には、命の危機に関わる腎臓病や心臓病、初期症状が出ない肝臓病などがあり、早期発見・早期治療が重要。
定期的に血液検査や尿検査、レントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異常時の早期発見に繋がります。
6歳までは年に1回程度、7歳以上になれば年に2回程度の定期検診を受けるのがおすすめです。
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう
ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
---|---|---|
保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
|
犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,980円 1歳:2,910円 2歳:2,960円 ※トイ・プードルの場合 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
||
B24-011(240717) | JACAP202400079 |
犬が水をよく飲むのは病気?:まとめ
✅ クッシング症候群
✅ 慢性腎臓病
✅ 子宮蓄膿症
犬が1日に飲む水分量は体重1kgあたり50cc前後とされていて、多飲は長期に渡って体重1kgあたり100cc以上の水を飲んでいる状態を指します。
犬の飲水量が増えるのは、激しい運動の後や暑い時期の脱水症状、フードの変化などの理由もありますが、一時的であるケースも多いです。
明確な理由がなく、明らかに飲水量や尿の量が多くなり色が薄くなったら、1日のトイレ回数や飲み水の減り具合を記録してください。
また、1ヶ月に5~10%が体重が減る場合も何らかの病気である可能性が高いため、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。
愛犬のもしもの病気やけがに備えられるペット保険への加入も検討してくださいね。