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30代に収入保障保険は必要?若いうちに生命保険で備えるメリットを解説

30代に収入保障保険は必要?若いうちに生命保険で備えるメリットを解説

30代に収入保障保険は必要なの?
30代に必要な生命保険とは?

30代は結婚・出産・住宅購入など、人生の大きな転機を迎える世代です。

将来のリスクに備える保険選びが重要になり、「収入保障保険を検討すべきか?」と考える人も増えています

この記事では、30代に収入保障保険が必要な理由と、保険期間の決め方、加入時の注意点を解説していきましょう。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

収入保障保険とは?

収入保障保険とは、保険の対象者が死亡または高度障害状態になった場合に、毎月一定金額を年金形式で受け取れる死亡保険の一種です。

世帯主に万が一のことがあっても、給料の代わりとして毎月一定額を受け取れるので、遺された家族の生活費や教育費などに活用できます

【収入保障保険のイメージ】

収入保障保険_イメージ

支払期間は加入時に設定されており、契約満了までの残存期間に応じて、総支払額は変動するのが特徴です。

毎月一定額の年金形式で保険金が給付されるタイプが一般的ですが、保険会社や商品によっては一括受取できるタイプもあります。
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※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年06月01日~06月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

30代に収入保障保険が必要な理由

30代に収入保障保険が必要な理由
✅ 万が一のときの生活費に備えられる
✅ 支出が増える時期のリスクへの備え
✅ 住宅ローンや生活基盤の維持にも有効
✅ 保障期間を柔軟に設定できる
✅ 若いうちの加入で保険料を抑えられる
✅ 独身でも将来を見据えて備える
✅ 30代は保障の土台づくりに最適な時期

万が一のときの生活費に備えられる

収入保障保険は、被保険者が死亡または高度障害状態になったとき、家族に毎月一定額の保険金が支払われる仕組み。

一括でまとまった金額を受け取る終身保険とは異なり、毎月の支払い形式で給付されるため、生活費や教育費のように継続的な支出に対応しやすくなります

特に子どもがいる家庭では、学費や習い事など出費が続く時期もあり、月々の生活を支える手段として非常に心強い存在です。

支出が増える時期への備え

30代は、結婚・出産・子育て・マイホーム購入など、人生の中でも大きなイベントが集中する時期です。

教育費・住宅ローン・生活費など、支出が一気に増えるタイミングでもあり、家計を担っている人に万が一が起きれば、家族の暮らしが大きく揺らぎます

公的保障だけでは金額や期間が十分でないケースも多く、退職や転職によって制度が使えなくなる可能性も考えられるでしょう。

そのため、収入保障保険などの保険を活用し、自分自身で生活を守る準備を始める人が増えています。

住宅ローンや生活基盤の維持にも有効

住宅ローンを抱えている家庭では、収入が途絶えた瞬間から返済の継続が難しくなり、住まいを失うリスクも考えられるでしょう。

収入保障保険に加入しておけば、ローンの返済や生活費に充てられる資金を毎月受け取れるため、家計の急変にも柔軟に対応できます。

経済的な補填だけでなく、精神的な安心材料としても機能するため、生活の土台を守る手段として高く評価されている生命保険です。

保障期間を柔軟に設定できる

収入保障保険では、「子どもが独立するまで」や「住宅ローン完済まで」など、ライフプランに合わせて保障期間を柔軟に設定できます。

保障が必要な期間に限定すれば、過剰な備えによる保険料のムダを避けられ、家計への負担も軽減可能です。

支出が増える30代にとって、無理のない保険料で必要な保障だけを確保できる仕組みは、非常に相性の良い選択肢と言えるでしょう。

若いうちの加入で保険料を抑えられる

30代は健康状態が安定しており、保険料も割安なうちに加入できるタイミングです。

将来の健康リスクに備えて早めに契約しておけば、加入制限や高額な保険料を回避できます。

また、掛け捨て型の収入保障保険は「必要なときに必要なだけ」保障を得られるので、家計への負担を軽くできるのも大きな魅力です

貯蓄とは目的が異なるため、「家族を守る備え」として分けて考える意識が大切です。

独身でも将来を見据えて備える

30代で独身かつ扶養家族がいない場合は、万が一の後に支えるべき相手がいないため、収入保障保険の必要性は比較的低くなります

ただし、今後結婚や子どもを持つ可能性があるなら、健康状態が安定しているうちに検討を始めておくと安心です。

収入保障保険は、契約後に保障内容を見直しやすいため、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

30代は保障の土台づくりに最適な時期

30代は、ライフステージの変化が多く責任も増えるため、保険を見直す絶好のタイミングです。

収入保障保険は、必要な保障を必要な期間だけ確保できるため、無理なく生活を守る手段として非常に有効でしょう。

さらに、医療保険や就業不能保険もあわせて準備しておけば、病気やケガで長期的に働けなくなったときにも対応できます。

【30代】収入保障保険の保険期間の決め方

収入保障保険の保険期間とは、「被保険者が死亡・高度障害になった場合に、給付金が支払われる期間の終了年齢・年数」です。

10年間や20年間などの「年数指定」か、60歳まで・65歳までなどの「年齢指定」から選べるのが一般的。

保険期間(年金支払期間)を長く設定すると保険料は高くなりますが、万が一の備えも手厚くなります

保険期間の長さによって、家族の生活の安定度も変わってくるので、家計の状況や将来を見据えた期間を設定しましょう。

30代ではまだ貯蓄が十分でないケースもあるため、過不足のない金額設定が重要です。

収入保障保険の保険期間の決め方
✅ 子どもが独立する年齢まで
✅ 住宅ローン返済完了までを目安に
✅ 公的年金の受給開始年齢まで
✅ 収入保障保険+貯蓄で調整

子どもが独立する年齢まで

子どもの学費・生活費がかかる間は、家族の生活基盤を守るためにも保障が必要です。

もし、子どもが現在3歳なら、大学卒業まで約19年間分の学費と生活費が必要になるので、35歳であれば、最低でも「55歳満了以上」の保障が理想でしょう。

住宅ローン返済完了までを目安に

住宅ローンを組んでいる30代は、ローンの完済時期を基準にしておくと、万が一の際も住まいを維持しやすいです。

収入が絶たれた後でも住まいを確保するため、住宅ローン返済完了年齢までをカバーするのも一つの目安になります。

団体信用生命保険に未加入の場合や、自営業の方には特に有効な考え方でしょう。

公的年金の受給開始年齢まで

配偶者が年金を受け取れるようになるまでの数年間を、収入保障保険で補う設計にするのも有効です。

配偶者が65歳から公的年金を受給できる場合、その年齢までをカバーすれば年金との連携がとれます。

30代は「保障→年金」の流れを意識して設計すれば、生活の空白期間を埋められるでしょう。

収入保障保険+貯蓄で調整

生活費のすべてを保険でカバーしようとすると保険料が高くなりがちです。

30代は遺族年金や配偶者の収入、預貯金などがある場合は、収入保障保険の保険期間は必要最小限にして、保険料の無駄をなくしましょう。

万が一のときには、国の制度である遺族年金や、企業の死亡退職金、すでにある預貯金などが家族の生活を支える手段になります。

医療保険や就業不能保険との併用も◎

収入保障保険は死亡や高度障害に限定されており、病気やケガによる就業不能には対応していません

長期間働けなくなった時に備える就業不能保険や、医療費をカバーする医療保険を併用すると安心です。

家族の将来を守るには、複数の保険を組み合わせ、それぞれの役割を考慮したバランスのよい保険設計が必要になるでしょう。

どの保険が自分に合うか分からず悩んでいる人は、保険会社やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのがおすすめです。

収入保障保険へ加入する際のポイント

収入保障保険へ加入する際のポイント
✅ 適切な給付金額・給付期間を設定する
✅ 免責期間をチェックしておく
✅ 条件によっては保険料の割引がある
✅ 最低支払保証期間を確認する
✅ 保険料払込免除特約の付加を確認
✅ 就業不能特約の付加を活用する

適切な給付金額・給付期間を設定する

万が一の際に家族が困らないよう、必要な生活費をもとに給付金額を設定するのが大切です。

住居費や教育費、日常の支出をカバーできる水準かを具体的に試算して、月々の保障額を決めましょう。

また、収入保障保険は、契約者が亡くなってから「契約終了年齢」まで、毎月の給付金が支払われるのが特徴。

何歳まで保障が続くのかを明確に確認し、子どもの独立時期や住宅ローンの完済年齢など、ライフプランと合わせて設定しましょう

免責期間をチェックしておく

保険金の支払いには、実際に保険金が支払われるまでに一定の待機期間(免責期間)が設定されているケースがあります。

たとえば、加入から1年以内の自殺や特定の事由では給付対象外になるケースもあるため、細かな契約条件をしっかり確認しておきましょう。

条件によっては保険料の割引がある

一般的な定期保険と比較しても保険料が手軽な収入保障保険ですが、所定の条件をクリアすれば保険料が割引されるケースがあります

主な保険料割引の条件の例

非喫煙者の基準
過去数年間喫煙していない
※喫煙には紙タバコや電子タバコ、葉巻、ニコチンガムやニコチンパッチが含まれます。

優良体の基準
血圧値が優良体の基準の範囲内である
BMIの値が優良体の基準の範囲内である

優良体の基準は一般的に「血圧値やBMI値が基準の範囲内」ですが、保険会社によって基準値は異なるため、事前に確認しておきましょう。

最低支払保証期間を確認する

収入保障保険の最低支払保証期間とは、保険期間終了までの残り期間が短くなったタイミングで亡くなっても、契約時に定めた最低保証期間分の保険金を受け取れる制度です。

例:保険期間を65歳までと契約していた場合
50歳で亡くなったケース
⇒保険期間が終了するまでの15年間にわたって保険金が受け取れる。
保険期間終了まで半年で亡くなったケース
⇒通常なら半年間保険金が受け取れるが、最低支払保証期間が2年に設定されていると、半年ではなく2年間保険金を受け取れる

最低支払保証期間は2年や5年が一般的ですが、1年や10年の期間を選べるタイプもあるので、事前にチェックしておきましょう。

保険料払込免除特約の付加を確認

収入保障保険には、保険料払込免除特約が付加できるケースも。

保険料払込免除特約とは?
所定の状態に該当した場合に、それ以後の保険料の支払いが免除される特約。

所定の状態とは、一般的に「3大疾病」や「高度障害」などが当てはまりますが、保険会社によって異なります。

同じ3大疾病でも「心疾患」なのか「急性心筋梗塞だけ」など、細かい適用範囲は加入前の確認が必要です。

就業不能特約の付加を活用する

収入保障保険には、「就業不能特約」が付加しているタイプもあります。

就業不能特約とは、所定の病気やケガによって働けない状態(就業不能状態)が一定期間継続した際に、保険終了期間まで保険料の払い込みが免除される特約です。

就業不能状態の一定期間や免除期間は保険会社によって異なるので、加入前に確認しておきましょう。

保険内容によっては保険料払い込み免除ではなく、一定期間毎月特約給付金月額が支払われるケースもあります。
医療保険 人気比較ランキング 2025年07月度
※当サイトにおけるランキング表示について
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年06月01日~06月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。

30代に収入保障保険は必要?:まとめ

30代は家族を支える役割が大きくなり、将来への備えが欠かせない時期

収入保障保険に加入しておけば、ローンの返済や生活費に充てられる資金を毎月受け取れるため、家計の急変にも柔軟に対応できます

さらに、医療保険や就業不能保険もあわせて準備しておけば、病気やケガで長期的に働けなくなったときにも安心です。

万が一に備えて、過不足のない保障を早めに整えておきましょう。

どんな生命保険を選ぶべきか悩んでいる方は、保険会社やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するのがおすすめです。