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犬が触られるのを嫌がるのは病気のサイン?考えられる原因と対処法

犬が触ろうとすると嫌がるのはなぜ?
犬の性格が変化した?
以前は喜んで撫でられていたのに、最近は触ろうとすると逃げる、唸る、噛もうとする…。
犬が触られるのを嫌がるようになるのは、性格の変化だけでなく、体の不調や病気のサインかもしれません。
この記事では、犬が触られるのを嫌がるときに考えられる病気や原因、病気以外の考えられる原因、受診の目安について解説します。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
【部位別】触られるのを嫌がる原因一覧

犬がどの部位を触られたときに反応を示すかによって、考えられる原因は異なります。
以下の一覧を参考に、どの部分に不調や異常があるかを見極めるヒントにしてください。
部位 | 主な原因 | 注意点 |
頭・顔まわり | 外耳炎/歯周病/目の異常/脳の疾患 | 片側だけ触ると怒る時は耳や目の異常 |
首・肩 | 頸椎ヘルニア/筋肉痛/皮膚炎 | 首回りに触れたら唸る、首を動かしたがらない時は要注意 |
背中・腰 | 腰椎ヘルニア/関節炎/脊椎の痛み | 触られると座り込む、背中を丸める姿勢が増える |
お腹 | 膵炎、胃腸の不調、子宮疾患、腹痛 | 腹部を触ると身を引く/鳴く/丸まるなど |
足・関節 | 膝蓋骨脱臼/股関節形成不全/関節炎 | 歩き方がおかしい、片足をかばうような仕草 など |
尻尾・お尻 | 肛門嚢炎/尾椎の損傷/筋肉の炎症 | 触ると振り向いて怒る、尻尾振らない、座り辛そうにする |
皮膚全体 | アレルギー性皮膚炎/ノミ・ダニ/真菌感染 | かゆがる、毛が抜ける、皮膚が赤い・ベタつく など |
どんなときに病院へ行くべき?
犬が触られるのを嫌がる以外にも下記のような変化がある場合は、早めに動物病院での診察を受けましょう。
● 急に触れなくなった、怒るようになった
● 食欲や排泄に異常が見られる
● 足を引きずる、歩き方がおかしい
● 触ったときに鳴く、噛もうとする
病気の早期発見・早期治療につながるため、いつもと違うと感じたら迷わず相談するのが大切です。

犬が触られるのを嫌がる病気以外の原因

✅ 過去のトラウマや恐怖体験
✅ 犬の性格
✅ 老化による痛みや感覚過敏
ストレスや不安
犬は突然の来客や引っ越し、環境の変化などでストレスがかかると、触られるのを嫌がるようになります。
「触られる」=「不快な刺激」と感じている可能性もあるため、しばらく距離をとって落ち着ける環境を整えるのが大切です。
ストレスサインには震え、下痢、食欲低下なども含まれるので異常があれば獣医に相談しましょう。
過去のトラウマや恐怖体験
保護犬や、過去に叩かれた・強く押さえられた経験がある犬は、特定の部位に触れられるのを極端に嫌がるケースがあります。
徐々に信頼関係を築くのが大切なので、無理に触らず、落ち着いたトーンで接するようにしましょう。
犬の性格
もともと触れられるのが苦手、臆病な犬や警戒心の強い犬は、知らない人や急なスキンシップに対して警戒心を抱きやすいです。
犬種によってもスキンシップの好みには差があるため、個性を尊重しながら、少しずつ慣れてもらう工夫が必要になります。
焦らず、犬の気持ちを汲み取ってあげるのが大切です。
老化による痛みや感覚過敏
成犬やシニア犬になるにつれて、体に痛みや違和感を抱える場面が増え、普段通りのスキンシップでもストレスを感じやすくなります。
また、視力や聴力の低下も影響し、予期せぬ接触に対して過剰に反応するケースも。
特に加齢に伴って筋肉や関節の柔軟性が低下し、触れられる刺激に過敏になるため、年齢による変化を理解し、犬の成長に応じた触れ方を心がけましょう。
犬が触られるのを嫌がる原因になる病気

✅ 皮膚疾患
✅ 内臓の不調
✅ 神経疾患や脳の異常
関節や筋肉の痛み
犬が触られるのを嫌がるのは、関節炎や椎間板ヘルニアの可能性があります。
関節炎や椎間板ヘルニアは、見た目ではわかりづらくても強い痛みを伴うのが特徴で、シニア犬や小型犬に発症しやすい病気です。
背中や腰を触ったときに怒る、足を引きずるなどの仕草が見られたときは、すぐに病院で検査を受けてください。
皮膚炎・外耳炎など外から見える不調
皮膚の赤みやかゆみ、かさぶた、脱毛などが見られるときは、皮膚炎の可能性が高いです。
ノミやダニ、アレルギー、乾燥などが主な原因であり、特定の部位を触られると不快に感じるようになります。
また、耳をしきりに掻いたり、臭いが気になるときは外耳炎を発症しているかもしれません。
放置すると悪化してしまう可能性があるため、できるだけ早く病院で相談しましょう。
内臓の異常や神経症状による違和感
内臓疾患や神経系の異常があると、犬が触られるのを嫌がる原因になります。
胃腸の不調、膵炎、肝機能の異常などでは、腹部を触られた際に嫌がる反応を示すのが特徴。
見た目にはわかりづらい変化ですが、違和感を感じたら、すぐに動物病院で検査を受けるようにしましょう。
神経疾患や脳の異常
神経の障害によって、過敏な反応や性格の変化が起こるケースも。
急に怒りっぽくなった、頭を触るのを嫌がるようになった時は、脳炎やてんかん、頸椎の圧迫などが隠れている可能性も考えられます。
歩き方に異常がある、呼吸が浅い、目が合わなくなったなどの変化も併せて確認しましょう。
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年06月01日~06月30日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
犬の病気に備えられるペット保険

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
犬は0歳と7歳以上のシニア期に1年間の平均受療回数が多くなる傾向にあるため、お迎えしてすぐにペット保険に加入するのがおすすめ。※
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に、愛犬に合ったペット保険に選びましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
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保険 対象 |
犬・猫
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犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
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補償 割合 |
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見積 申込 |
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犬が触られるのを嫌がる時の注意点

嫌がる部位を特定する
犬がどこを触られると嫌がるのかを無理に触れ続けず、丁寧に観察するのが大切です。
体を優しく撫でながら、どの部位に触れたときに反応が強く出るかを確認しましょう。
反応が見られた部分は日を改めて再確認し、反応が続くようであれば、動物病院で相談してください。
無理に触らないことが大切
犬が嫌がっているときに無理に触れると、恐怖や警戒心を与えてしまい、触られること自体に強い拒否反応を持つようになります。
まずは落ち着いたタイミングを見計らって、安心できる環境の中でスキンシップを取るようにしましょう。
犬のペースに合わせて、信頼関係を築く意識が必要です。
様子を動画に残して動物病院で相談
犬が触られるのを嫌がる様子は、診察室では再現されにくいケースも。
日常での行動をスマートフォンなどで撮影し、獣医師に見せると状況が伝わりやすいです。
普段の様子を客観的に記録しておけば実際の行動をもとに診断を進められるため、適切な治療やアドバイスを受けやすくなるでしょう。
犬が触られるのを嫌がるのは?:まとめ

犬が触られるのを嫌がるのは、関節の痛み、皮膚の炎症、内臓疾患、神経の異常など、体のどこかに不調があるサインかもしれません。
病気以外には、ストレスやトラウマ、老化が原因で触れ合いを拒むケースもあります。
日頃から触れ合いの中で、いつ・どこを・どう触ったときに嫌がるのかを観察し、必要に応じて動物病院で診察を受けましょう。
また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。
