エンジニアで年収1000万円は可能？高収入の職種や年収を増やす戦略とは

エンジニアで年収1000万円を目指す方法は？
IT業界で高収入を得られる職種やスキルは？

エンジニアは高度なスキルがあれば年収1000万円を目指すのも可能ですが、どんな職種やスキルが高収入に繋がるのか知りたいですよね。

今回は、年収1000万円を目指せるエンジニアの職種、エンジニアが年収1000万円を達成するためのポイントや戦略を解説していきます。

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年収1000万円を目指せるエンジニア職はある？

エンジニアで年収1000万円は可能？

エンジニアの平均年収は約440～570万円程度とされていますが、職種やスキル次第では年収1000万円以上を稼ぐのも可能です。

マイナビ転職が発表したエンジニアの職種別年収平均ランキングは以下のようになっています。
※参照：マイナビ転職 / 2024年版職種別モデル年収平均ランキング

1位	システムアナリスト	1,180万円
2位	システムコンサルタント (業務用)	1,003万円
3位	ITアーキテクト	722万円
4位	プリセールス セールスエンジニア	667万円
5位	プロジェクトマネジャー プロジェクトリーダー (WEB･オープン･モバイル系)	656万円
6位	通信設備設計･構築 (有線系)	600万円
7位	システムエンジニア (DB･ミドルウェア設計/WEB･オープン･モバイル系)	599万円
8位	ネットワーク設計･構築 (LAN･WAN･インターネット)	592万円
9位	プロジェクトマネジャー プロジェクトリーダー (汎用機系)	588万円
10位	システムエンジニア (アプリ設計/WEB･オープン･モバイル系)	577万円

エンジニアと言っても職種には様々ありますが、やはり高度なスキルやマネジメント能力、ビジネス視点を求められる職種の方が高収入を狙えます。

エンジニアとしてスキルを磨き、リーダーシップやプロジェクト管理能力を身につけると、マネジメント職へのキャリアアップが可能になり年収1000万円も狙えるようになるでしょう。

年収1000万円を狙えるエンジニア職

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、顧客企業の業務課題をIT技術やシステム、ビジネスの知識を活用して解決する職種です。

システム開発の最上流工程を担当するため、業務内容についての分析力やシステムの運用管理の知識も必要となります。

また、プロジェクトを導くためのリーダーシップや協調性、プレゼンテーションスキルやコミュニケーションスキルも求められるでしょう。

ITに関する幅広い知識を求められる職種ですが、エンジニアとして働きながらIT系スキルを磨き、ITコンサルタントとしての資格を取得できればキャリアアップが可能です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、顧客からの要望をもとに計画を策定し、予算やメンバーの確保や進捗の確認を行ったりするプロジェクトの責任者です。

プロジェクトを円滑に推進させるために、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションスキルやマネジメント能力が求められます。

システム開発に関わる業務経験を積み、プロジェクトリーダーを経てプロジェクトマネージャーになれば、その先のCTO(最高技術責任者)やCIO(最高情報責任者)へのキャリアアップも狙えるでしょう。

エンジニアが年収1000万円を達成するポイント

専門性の高い技術を習得する

エンジニアが年収1000万円を目指すためには、需要の高い技術を習得してスキルの専門性を高める必要があります。

AIやクラウド、ブロックチェーンやサイバーセキュリティなどの分野は様々な企業で需要が高まっているため、高収入を狙いやすいです。

エンジニア職では、日々更新される技術や情報を取り入れてスキルアップを続けるのが重要となります。

マネジメント能力を身につける

エンジニアがキャリアアップをするためには、技術力だけでなくプロジェクトを計画･推進するためのマネジメント能力やチームリーダーとしてのスキルが必要です。

エンジニアとして実績やスキルを身につけた後、管理職に昇進すれば年収アップのチャンスが広がります。

問題解決能力を高める

開発プロジェクトでは様々な問題やトラブルが発生するため、トラブルが発生した状況下で冷静に分析し適切な解決策を導き出せる能力は重要です。

トラブルが発生した時には、原因を特定するために情報収集を行い論理的に分析、解決策を考案してスピーディーに実行に移せる行動力も必要となります。

プロジェクト進行中には常にロジカルな思考で冷静に対応し、経験や実績を積めばプロジェクトの責任者になっても経験を活かして問題を解決できるでしょう。

エンジニアが年収1000万円を目指すための戦略

ハイクラス転職サービスを活用する

年収1000万円を目指せる求人は一般には公開されていないケースが多いため、ハイクラス向けの転職サービスを利用して非公開求人を紹介してもらうのがおすすめ。

特にスカウト型の転職サービスは、登録すればスキル･実績や希望とマッチする求人のスカウトオファーが届くため、効率的に年収アップ転職を実現できます。

転職サービスの中にはIT業界やエンジニアに特化したサービスもあるため、複数併用すれば好条件の求人に出会える可能性も高まるでしょう。

グローバル企業や外資系企業を狙う

外資系企業は成果主義の傾向が強いため、スキルや実力次第では高収入を得られる可能性が高いです。

特に、英語力を活かせるIT企業やグローバル企業には、高年収のポジションが多くあるため、英語に自信がある人は転職先の選択肢として考えてみましょう。

フリーランスや副業で収入を増やす

フリーランスのエンジニアとして独立すれば、案件ごとに高単価の報酬を得られる可能性があります。

また、副業としてプログラミング講師や技術コンサルティングを行えば、現職を続けながら収入源を増やせるでしょう。

自分のスキルを活かして多方面で収入を確保すれば、年収1000万円を実現できる可能性は十分にあります。

起業する

エンジニアとしての技術力やアイデアを活かして起業すれば、大きな収益を上げられる可能性があります。

フリーランスと比較して、起業は1つの企業として顧客とやり取りするため、従業員を雇用すれば大型の案件も手掛けられるようになるでしょう。

ただし、事業が軌道に乗るまでは安定した収入が得られず、失敗すれば多額の負債を抱える可能性もあるため、リスクも大きくなります。

起業には技術力やアイデア力だけではなく経営力も必要となるため、事業計画を綿密に立てて適切な資金調達を行ったり優秀な人材を雇用できるかどうかが成功のカギとなるでしょう。

エンジニアが年収1000万円を目指すのは可能！

エンジニアとして年収1000万円を達成するには、専門性の高いスキルの習得やマネジメント能力を身につけるのが重要となります。

ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーはプロジェクトの管理責任者としての能力が求められますが、キャリアアップすればエンジニアとして高収入を狙える職種です。

また、転職や独立、副業などの選択肢を活かしてエンジニアとして年収を増やす戦略もあるため、自分に合った方法で高年収を目指しましょう。