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犬の抜け毛は病気が原因?病気が原因の犬の抜け毛の特徴と対処法を解説

犬の抜け毛は病気が原因?病気が原因の犬の抜け毛の特徴と対処法を解説

「犬の抜け毛がひどいのは病気?」
「換毛期か病気か見分けがつかない…」

最近愛犬の抜け毛が気になり、「何かの病気なのか?」と不安になってしまう飼い主さんもいますよね。

この記事では、病院へ行くべき症状と犬の抜け毛の原因となる病気、病気以外の犬の抜け毛の原因を解説していきます。

犬の抜け毛について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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グッドカミング編集部
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病院へ行くべき犬の抜け毛の症状

皮膚や脱毛している部分などや様子を見て、以下のような症状があるなら、できるだけ早く獣医師に診察してもらいましょう

受診すべき症状
脱毛部位
地肌がはっきり見えている/部分的に脱毛/左右対称に脱毛/尻尾が脱毛
皮膚の状態
体幹部全体・目、口、鼻の周り・耳・足・指の間・しっぽの皮膚が赤い/黒ずみが増えている/皮膚をよくなめる/かゆみがある/皮膚が匂う/かさぶたが目立つ/触るとゴツゴツした感触がある/皮膚から分泌物が出ている/毛の間にフケがたくさん見える
体調
見た目
最近元気がない/最近太ったor痩せた/顔・手足がむくんでいる/以前より水をたくさん飲む/以前よりかなり食欲がある/以前よりハアハアと呼吸している/以前より起立時のお腹が垂れ下がっている/ステロイド剤を長期間にわたり飲んでいる

犬の換毛期と脱毛症の見分け方

犬の換毛期は春から7月頃、秋から11月頃にかけての年に2回あり、1か月程かけて古い毛が大量に抜け、新しい毛に生え替わります。

換毛期は、全身の毛が平均的に抜けていき、基本的には皮膚の状態も綺麗なのが特徴。

皮膚が丸見えになるほど抜けたり、部分的に抜ける量が多い・左右非対称に抜けるケースはほとんどありません

犬の抜け毛が多い場合でも、地肌は見えず、かゆみや匂い、赤み、フケがないなら、病気の心配は少ないです。

普段からシャンプー、ブラッシング、トリミングなどのケアをして、脱毛の原因となる皮膚病を予防しましょう。

犬の抜け毛の原因となる病気

犬の抜け毛の原因となるのは、以下のような病気が考えられます。

犬の抜け毛の原因となる病気
感染症
アレルギー性疾患
内分泌疾患
遺伝性疾患

感染症

感染症は、細菌や真菌、ダニなどに感染すると発症する病気で、犬の脱毛の原因になります。

▼ 膿皮症

膿皮症は、細菌が皮膚で増殖して発症する病気。

症状

犬の体から足の広い範囲に強いかゆみ/脱毛/湿疹/赤み/かさぶた/フケなど

多くの犬種で見られますが、特にジャーマン・シェパード・ドッグやブル・テリアでは重症化する恐れがあります。

▼ マラセチア皮膚炎

マラセチア皮膚炎は、カビの一種で「マラセチア」の増殖によって発症し、犬の全身の広い範囲で症状が見られます。

症状

脱毛/かゆみ/赤み/皮膚が肥えたり、腫れで厚くなる/色素沈着/独特の臭いなど

主にシー・ズー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ウエストハイランド・ホワイト・テリア、柴犬などが発症しやすい感染症です。

▼ 皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症は、「皮膚糸状菌」というカビの感染によって起こる病気です。

症状

犬の頭や足先にフケや赤みを伴う脱毛/軽度のかゆみと、ときに強いかゆみ

ヨークシャー・テリアで、重症化する場合があります。

▼ ニキビダニ症

ニキビダニ症は、犬の皮膚に常在する寄生虫の増殖によって起こる病気。

症状

局所、または広い範囲で脱毛/かゆみは軽度から重度まで様々

子犬から若齢の犬、発情期を迎えたメス犬、老犬で多く見られる感染症です。

アレルギー性疾患

以下のアレルギー性疾患は、犬種に関らず広く見られます。

✅ 食物アレルギー(皮膚食物有害反応)
✅ 犬アトピー性皮膚炎
✅ ノミアレルギー性皮膚炎

アレルギー性疾患は、アレルギー症状を引き起こす原因となる物質に反応して発症し、脱毛と皮膚の赤み、かゆみなどの皮膚症状が特徴

1歳以下の若齢犬が多い発症する傾向にあり、アトピー性皮膚炎は足や顔、ノミアレルギーは腰部と下腹部に症状が表れやすいです。

内分泌疾患(ホルモン性疾患)

内分泌疾患(ホルモン性疾患)とは、ホルモンを分泌する臓器の異常によって引き起こされる病気で、中高齢の犬によく見られます。

副腎皮質機能亢進症
(クッシング症候群)
副腎の機能が過剰になり起こる病気。
甲状腺機能低下症
甲状腺の機能が低下して起こる病気。

犬の体やしっぽに左右対称性の脱毛が起こり、皮膚のかゆみがあまりないのが特徴です。

遺伝性疾患

遺伝性疾患は、遺伝的な因子が関与している脱毛症で、皮膚のかゆみや赤みを伴いません

若齢犬が発症するケースが多いです。

淡色
被毛脱毛
淡色の毛を持つ犬に起こる疾患で、淡い色の毛が生えている部分が脱毛。
黒色被毛
形成異常症
2色以上の毛をもつ犬に起こる疾患で、黒色の毛の部分が脱毛。
パターン
脱毛症
毛が細くなり脱毛する疾患で、お腹の毛が左右対称性に脱毛。
好発種はチワワ、ミニチュア・ダックスフンド、ミニチュア・ピンシャーなど。
脱毛X
(アロペシアX)
頭と足以外の体全体が脱毛。ポメラニアンなどの北欧犬種に好発。

病気以外の犬の抜け毛の原因

病気以外の犬の抜け毛の原因
✅ ストレス
✅ 栄養不足
✅ 老化

ストレスが原因の抜け毛

犬も人間と同様にストレスや痛みを感じ、不安や不快感から痛みを和らげるために、持続的に舐めたり咬んだりして脱毛に繋がるケースも。

ストレスが原因の抜け毛は、被毛や皮膚の状態、最近の生活環境の変化などから総合的に判断します。

ストレスに対するケアや皮膚のダメージは治療が必要になるので、まずは動物病院を受診しましょう。

アレルギー性とストレス性の見分け方
●アレルギー性脱毛症:左右対称に脱毛
●ストレス性脱毛症 :片側だけが脱毛

栄養不足/妊娠/授乳期が原因の抜け毛

毛の成長にはタンパク質、ビタミン、亜鉛、脂肪酸などの栄養素が必要です。

栄養バランスが欠けたフードを食べていたり、妊娠や授乳期で身体の栄養バランスが崩れると、脱毛症に繋がるケースがあります。

動物病院を受診して、最適なフードやサプリメントを判断してもらいましょう。

老化が原因の抜け毛

犬も老化が原因で毛包や皮膚の機能が低下すると、毛が細くなり薄毛になってしまいます。

歳を取ると他の病気のリスクも上がるため、6歳までは年に1回程度、7歳以上は年に2回程度の定期検診がおすすめです。

定期的に血液検査やレントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異変を感じた時に通常時との比較もしやすく、いざという時の早期発見に繋がります

ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担する必要があります。

保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておくのがおすすめ

愛犬のもしもの時に備えて、ペット保険への加入を検討しましょう。

ペット
保険
日本ペット
日本ペット-バナー
保険
対象
犬・猫
犬の
保険料
(月額)
【0歳~4歳】
ネクスト:1,550円
ライト:1,220円
ミニ:380円
※トイ・プードルの場合
※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり
補償
割合
50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
見積
申込
B24-011(240717)

犬の抜け毛は病気が原因?:まとめ

犬の抜け毛の原因となるのは、以下のような要因が考えられます。

犬の抜け毛の原因となる病気
● 感染症
● アレルギー性疾患
● 内分泌疾患
● 遺伝性疾患

病気以外の抜け毛の原因
● 換毛期
● ストレス
● 栄養不足/妊娠・授乳期
● 遺伝性疾患

愛犬の皮膚や脱毛している部分などや様子を見て、以下のような症状があるなら、できるだけ早く獣医師に診察してもらいましょう

受診すべき症状
脱毛部位
地肌がはっきり見えている/部分的に脱毛/左右対称に脱毛/尻尾が脱毛
皮膚の状態
体幹部全体・目、口、鼻の周り・耳・足・指の間・しっぽの皮膚が赤い/黒ずみが増えている/皮膚をよくなめる/かゆみがある/皮膚が匂う/かさぶたが目立つ/触るとゴツゴツした感触がある/皮膚から分泌物が出ている/毛の間にフケがたくさん見える
体調
見た目
最近元気がない/最近太ったor痩せた/顔・手足がむくんでいる/以前より水をたくさん飲む/以前よりかなり食欲がある/以前よりハアハアと呼吸している/以前より起立時のお腹が垂れ下がっている/ステロイド剤を長期間にわたり飲んでいる

愛犬のもしもの時の病気やけがに備えられるペット保険への加入も検討してくださいね。