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40代におすすめのがん保険はどれ?40代から備えるのにおすすめのがん保険と注意点を解説

40代におすすめのがん保険はどれ?40代から備えるのにおすすめのがん保険と注意点を解説

『40代はがん保険に入った方が良い?』
『40代が備えやすいがん保険は?』

生涯に約2人に1人が罹患するといわれる”がん”。いつから備えるのが適切なのでしょうか?

今回は40代ががん保険に加入した方が良い理由や、40代からがんに備える時の注意点、40代から備えるのにおすすめのがん保険などを詳しく解説します。

がん保険への加入を検討している40代の方は必見です。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

40代はがん保険で備えた方が良い?

がんは誰でもなる可能性がある病気です。

現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。がんは、すべての人にとって身近な病気です。
引用:がんの基礎知識

これだけ高い割合で発症する病気なので、保険会社でも様々な病状に合わせたがん保険が取り扱われており、その中から自分に合った保険をひとりで探し出すのは至難の業でしょう。

そもそもがんとは?

がん(悪性腫瘍)とは
体の組織を構成している細胞の遺伝子異常をきっかけに増殖する病気です。
引用:がんって何?

がん細胞の発生する流れ

がんは大きく分けると3種類に分類できます。

血液のがん
白血球の一部であるリンパ球が循環するリンパ節から発生するがん。主には白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫がこれに当たります。
上皮細胞から発生するがん
上皮とは組織の最も上に位置する(消化管などでは粘膜)細胞です。上皮組織より発生したがんを狭い意味での癌と表現します。代表的なものは咽頭喉頭がん、食道がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん、肝細胞がん、膵がんなどがあります。
非上皮細胞から発生するがん
非上皮とは組織の内部の細胞で脂肪や筋肉由来のがんがこれに当たります。主なものは骨肉腫、横紋筋肉腫、GIST、平滑筋肉腫、脂肪肉腫などあります。

がんになり得る細胞がこれだけ多岐にわたるので、日本人の約2人に1人が生涯のうち何らかのがんになるとされているのも頷けますね。

ただ、がんの罹患率は高年齢に集中しており若年層のうちから備えておく必要は無いとする声も。

40代のがん罹患率は?

年代ごとに10年後のがん罹患率を調べました。

若年層では10年後にがんに罹る確率が男女ともに1%未満であるのに対し、30代女性~40代は1.5%を超える確率でがんの罹患リスクがあるようです。

◆現年齢から10年後のがん罹患率

現在の年齢 男性 女性
10歳 0.1% 0.1%
20歳 0.3% 0.5%
30歳 0.6% 1.6%
40歳 1.6% 4.2%
50歳 5.2% 6.7%
60歳 15.7% 10.4%
70歳 31.3% 15.9%
生涯 66.0% 50.4%

※がん情報サービス/グラフデータベース/年齢階級別罹患率より抜粋
※生涯での罹患率は40歳時点での確率を記載しています。

男女で比較してみると女性は30代の時点で男性よりがんの罹患率が高く、男性は40代から一気に罹患率が高くなっています。

罹患率を見ると女性は30代から、男性は40代からがん保険で対策しておく方がリスクヘッジできるでしょう。

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がん保険に加入する時の注意点

保険金が給付されないケースもある

がん保険に限らず保険商品契約時に定めた保障内容実際の症状・状況・治療内容などが合致していなければ給付金が受け取れません

がん保険では以下の主な給付金が保障内容となりますが、受け取れる状況や金額は加入する保険によって様々。

◆一般的ながん保険の給付金
・診断給付金(一時金)
・治療給付金
・入院給付金
・手術給付金
・通院給付金

がん治療の費用は罹患したがんの種類やステージ・受ける治療などで異なり、一般的ながん保険ではカバーしきれない症例もああります

加入時はそれらも念頭に置き『どんな契約内容のがん保険が向いているか』検討していきましょう。

大まかな仕組みを知っておこう

がん保険の検討するなら大まかにどんな仕組みなのか知っておくのが重要です。

がん保険の大枠となる仕組みを解説しますので参考になさってください。

がん保険
がんで入院したり、所定の手術を受けたり、がんと診断された場合などに給付金を受け取れます。
引用:がん保険の概要

契約してから90日間の待ち期間を経てから保障が開始されるのが一般的です。

待ち期間経過後(責任開始日以降)の保険期間中に『はじめてがんと診断確定された』際に給付対象となります。

待ち期間があるのはどうして?
がん保険は扱う疾病の特性上、『特定の人(がんの疑いがある人など)』への給付金支払いを避け、他契約者との公平性を保つために待ち期間を設けているようです。
🔖Tips
待ち時間経過後の保証期間に入る日を責任開始日といいます。

✅がん保険の給付内容

主に『がん入院給付金』『がん手術給付金・がん放射線治療給付金』『がん診断給付金』『がん死亡給付(保険)金』『死亡給付(保険)金』などの保険金支給・給付がなされます。

がん入院給付金
がん入院給付金
がんの治療を直接の目的として入院したときに受け取れる給付金です。支払日数が無制限の入院給付金となります。

がん手術給付金・がん放射線治療給付金
がん手術給付金・がん放射線治療給付金
がんで所定の手術を受けたとき、がんで所定の放射線治療を受けたときにそれぞれ受け取れる給付金です。がん手術給付金は手術の種類に応じて入院給付金日額の10・20・40倍などの金額を受け取れます。がん放射線治療給付金はがん手術給付金として受け取れる商品も。

がん診断給付金
がん診断給付金
がんと診断されたときに受け取れる給付金です。保険期間を通じ1度だけ受け取れるタイプと複数回受け取れるタイプの商品があります。がん治療給付金などの名称で販売する保険会社もあるようです。

がん死亡給付(保険)金
がん死亡給付(保険)金
がんを原因として契約者が死亡した際に受け取れる給付金です。一般的にはがん入院給付金日額の100倍ほどが給付額の目安となります。がん死亡給付金の無い商品もあるため加入前にはチェックしておきましょう。

死亡給付(保険)金
死亡給付(保険)金
がん以外で契約者が死亡した時に受け取れる給付金です。がん入院給付金日額の10倍など、一般的にがん死亡給付金より少額の給付となります。こちらも給付機能の無い商品があるため加入前に確認しておきましょう。

❗高度障害状態になった時の扱いもチェックしておこう

がん保険加入者が高度障害状態になってしまった時の扱いは生命保険会社により違います。

主に下記、3パターンのうちいずれかとして扱われるようです。

①がん死亡給付金と同額のがん高度障害給付金を受け取り契約が消滅します。ただし、がん以外が原因で高度障害状態に該当したときは、死亡給付金と同額の高度障害給付金となります。
②保険料が払込免除となり契約が継続します。
③契約がそのまま継続します(保険料の払込みも継続します)。

引用:高度障害状態になった場合の取扱い

がん保険商品によってその際の細かな決まりが違うため、がんに備えて保険加入を検討するなら高度障害状態になった時に保険がどう扱われるのかまで含めてリサーチしておきましょう。

がん保険は他にも『がん先進医療給付金』『がん通院給付金』『抗がん剤治療給付金』など生命保険会社によって扱う給付も様々。

どう備えるか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

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40代におすすめのがん保険

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がんのリスクは40代から上昇!備えておいた方がリスクヘッジできる

今回は40代からがん保険で備えた方が良いのか、がん保険の仕組みや注意点と合わせて解説しました。

がんは女性は30代から、男性は40代から罹患リスクが上昇するため、できればそれくらいの年代から備えていく方がよいでしょう。

がん保険は加入していても対象外となるケースもあるため、加入前には契約内容をしっかり把握するのが大事です。

もし、どのがん保険に入ろうか悩んだらファイナンシャルプランナーに相談してみるのもおすすめですよ。

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