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アメリカへの旅行に最適な保険とは?保険に加入すべき理由や注意点を解説

アメリカへの旅行に最適な保険とは?保険に加入すべき理由や注意点を解説

アメリカ旅行に行くなら保険に加入すべき?
クレジットカード付帯の保険だけでは不十分?

アメリカへ旅行に行く人は保険に加入すべきかわからず、悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、アメリカ旅行で保険に加入すべき理由やアメリカの最新治安情報、海外旅行保険の主な補償内容について解説します

アメリカ旅行を計画している方は必見!

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人対象のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある保険商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

【はじめに】アメリカの最新治安情報

アメリカに限らず、海外旅行に行く人は事前に現地の危険情報を確認するのがおすすめです。

2024年5月25日現在、外務省の海外安全ホームページ「アメリカ合衆国(米国)危険・スポット・広域情報」によると、アメリカに危険情報は出ていません

アメリカの全土が「危険レベル1」よりも危険レベルが低い白で表示されているため、旅行をキャンセルする必要はないと言えます。

より安全にアメリカ旅行を楽しみたい人は、在ロサンゼルス日本国総領事館発行の安全の手引き」を参考にするのもおすすめです

アメリカ旅行に行く人は保険に加入すべき

アメリカへ旅行に行く人が、海外旅行保険に加入すべき理由は以下の点が挙げられます。

医療費が高い
地域によっては治安が悪い

万全の注意を払っていても事件や事故に巻き込まれる可能性はないと言い切れないため、旅行保険に加入しておいて損はありません

ここでは、海外旅行保険の特徴や補償内容、主な付帯サービスについて確認してみましょう。

海外旅行保険とは?

海外旅行保険
海外での旅行中に発生した病気やケガ、盗難や破損などのトラブルに対する補償が受けられる保険

日本の健康保険はアメリカで使えないので、旅行中に病気になったりケガをしたりすると高額な医療費が発生してしまいます

アメリカ旅行に行く人は、医療費や賠償責任・救援費用など、万が一に備えられる保険に加入しておけば安心して旅行を楽しめるでしょう

海外旅行保険の主な補償内容

補償項目 内容
医療費用の補償 病気やケガによる治療費、入院費用、
薬代などをカバー
賠償責任保険 第三者への事故に関する損害賠償を補償
救援費用保険 緊急時の救援活動や送迎、搬送費用を補償
損害保険 盗難や紛失、破損などのトラブルから
財産を守る
歯科治療 歯科治療を受けた際に治療費が支払われる
航空機遅延 飛行機が遅延した際にかかった
宿泊費や交通費の補償
弁護士費用 損害賠償請求する際の費用や、
弁護士への相談費用の補償

海外旅行保険の主な付帯サービス

付帯サービス 内容
電話対応サービス 24時間365日、日本語対応が可能なサービス
空港・宿泊施設間
における
送迎サービス
空港と宿泊施設感を送り迎えする車の手配
パスポートに
関するサポート
パスポート紛失・盗難などのトラブル時に
再発行の手続き方法などをサポート
クレジットカード
に関するサポート
カードの紛失・盗難などのトラブル時に
カード会社への手続方法などをサポート
旅行に関する安全情報
の提供サービス
海外に関する安全情報や気候・天候に関するアドバイス、予防接種など健康関連情報などを提供

アメリカの医療費と保険金支払事例

アメリカの医療費は日本よりかなり高額で、一般の初診料で150〜300ドル、入院時の室料だけで1日2,000〜3,000ドル程度の請求を受けます。

ここでは、実際にあったアメリカ旅行での保険金支払い事例を見ていきましょう。

【1】保険金支給額:748万円
アメリカ旅行中に、大型トレーラーにぶつかり頭部を強打。23日間の入院後、医師と看護師の付添いで日本に帰国。治療費用は総額2,178万円以上。

【2】保険金支給額:1,311万円
咳と吐き気で医療機関を受診したところ、急性心筋梗塞と診断され13日間の入院。治療費用は1,942万円以上。

【3】保険金支給額:241万円
腰痛がありアメリカで治療を受けたが、痛みが治まらず、発熱が続く。再度、総合病院で診察を受けたところ盲腸破裂が確認され、緊急手術の後3日間入院。

【4】保険金支給額:596万円
突然頭痛に襲われ倒れたまま、病院へ運ばれる。クモ膜下出血と診断され36日間入院。治療費は1,550万円以上。

緊急を要しないのであれば帰国してから治療を受ける選択肢もありますが、万が一に備えて十分な補償額の海外旅行保険等に加入して備えておくのがおすすめです

クレジットカードの付帯保険では不十分?

クレジットカードは商品購入以外にも特典や補償、海外旅行保険の付帯サービスがありますが適用される条件は商品によって異なります

付帯サービスは自動付帯利用付帯の2種類があり、ステータス性の高いクレジットカードほど補償内容が充実している傾向です。

自動付帯
クレジットカードを所持しているだけで自動的に
適用される
利用付帯
旅行代金の支払いなど、特定の条件を満たすと
補償が受けられる

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の補償内容は主に6種類あるので、アメリカ旅行に行く前に補償内容を理解しておきましょう

▼ 海外旅行保険の保障内容
・死亡/後遺障害
・治療費用
・賠償責任
・携行品損害
・救援者費用等
・航空機遅延

アメリカ旅行に行くなら保険に加入しよう

海外旅行保険とは、海外での旅行中に発生した病気やケガ、盗難や破損などのトラブルに対する補償が受けられる保険です

クレジットカード付帯のサービスもありますが、適応条件や範囲が限られているため海外旅行保険に加入しておいて損はありません。

滞在期間によって充実させるべき補償内容は異なるので、自分に合う旅行保険がわからない人は一度保険のプロに相談してみましょう

引用:外務省/アメリカ合衆国(米国)危険・スポット・広域情報
引用:在ニューヨーク日本国総領事館/医療概要