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国内旅行保険はコンビニで加入可能?コンビニ加入とWeb完結の比較を解説

「コンビニで国内旅行保険に入れる?」
「コンビニで加入する保険はおすすめ?」
急な国内旅行の予定が入ったとしても、コンビニを活用すれば手軽に国内旅行保険の加入が可能です。
この記事では、国内旅行保険の基本情報やコンビニ加入とWeb完結の国内旅行保険の比較まで詳しく解説していきましょう。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
旅行保険は国内でもコンビニで加入できる?
国内旅行保険はコンビニで加入できる

国内旅行保険は『セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート』などの主要なコンビニで手軽に加入できます。
特に旅行当日でも保険料を支払えばすぐに契約が成立し、補償が開始されるのが魅力です。
急な予定変更や申込忘れにも対応できるため、日帰り旅行や家族旅行にも安心して利用できるでしょう。
一般的な国内旅行保険の概要

国内旅行保険とは、日本国内を旅行中に発生する思わぬトラブルに備える保険です。
ケガや病気による治療費・手荷物の破損や盗難・旅行中止によるキャンセル費用などを補償してくれます。
国内旅行保険の主な補償内容一覧 | |
---|---|
補償項目 | 補償される内容・背景 |
傷害死亡・後遺障害 | 旅行中の事故で死亡したり、後遺症が残った場合に保険金が支払われる |
傷害入院・通院 | 旅先でのケガによる入院や通院に対して、日数や回数に応じて補償される |
個人賠償責任 | 他人にケガをさせた場合や物を壊した際の損害賠償費用を補償 |
携行品損害 | 旅行中に持ち物が盗難・破損・火災に遭った際に補償される(上限あり) |
救援者費用 | 旅先での入院や遭難時に、家族が現地へ向かう費用や捜索費用を補償 |
交通事故補償特約 | 公共交通機関やレンタカー利用中の事故に関する補償が付加できる |
レジャー旅行から家族旅行・出張まで利用可能なので、安心して国内旅行を楽しむためにも自分に合った補償内容を選んでいきましょう。

▼国内旅行で保険への加入が必要な例

「国内旅行で保険への加入は必要なのか?」と考える人は多いですが、思わぬ事故やトラブルに遭遇するリスクが高いのが実情です。
実際に、交通事故弁護士相談広場が発表する『旅行中の旅先で交通事故に遭ったことのある人』のアンケート結果は下記の通りでした。(※1)
8.13%
【日本全人口の交通事故遭遇率】
0.24%
旅行中の交通事故は日常生活の約34倍
レジャーや台風シーズン・人気観光地への旅行ではリスクが上がりやすく、国内旅行保険の必要性が高まっています。
✅ 個人賠償責任保険に未加入
✅ 離島や交通トラブルが予想される地域への旅行
✅ 旅行中の持ち物の盗難や破損が心配 など
思わぬトラブルの経済的負担を軽減するためにも、予定に応じた補償内容を選び安全な国内旅行の準備を整えましょう。
※1 参考:交通事故弁護士相談広場/旅行で事故に遭いやすい都道府県はどこ?ドライバーの「旅行中の交通事故」をアンケート調査
コンビニ加入とWeb完結の国内旅行保険の違い

コンビニ加入の国内旅行保険とWebで完結する国内旅行保険では、申し込み方法や補償の幅に大きな違いがあります。
柔軟性と利便性の観点から、Web完結の国内旅行保険の方が満足度が高い傾向にあります。
自分に合った保険を選びたい人は、Webで完結できる国内旅行保険の申し込みをするのがおすすめでしょう。

国内旅行保険にコンビニではなくWebで加入する利点
コンビニよりWeb完結の保険が選ばれる背景

最近ではスマホを使った手続きに慣れている人が増え、スマホやPCから直接申し込めるWeb完結型の保険への加入が拡大しています。
コンビニの端末を操作したりレジでの支払いをする手間が一切なく、自宅で比較しながら選べる点がコンビニ加入との大きな差です。
利便性と選択肢の多さを重視するなら、Web完結の国内旅行保険が断然おすすめでしょう。

コンビニ加入よりもWebで選べる保険プランの多様性

Web完結の国内旅行保険では、旅行のスタイルや同行者に合わせて必要な補償を自由に組み合わせられます。
補償内容を細かく選択・カスタマイズできる商品が多いため、自分に合う保険を選択しやすいです。
自分に合う保険を納得して選びたい人は、コンビニで加入するよりもWeb完結の国内旅行保険に加入するのが得策でしょう。

Web完結の国内旅行保険は保険料が安くなりやすい

Web完結の国内旅行保険では、事務手数料が削減される分だけ保険料が安く設定される傾向があります。
実際に、Web限定の割引やキャンペーンが適用される保険商品も少なくありません。
価格面でのメリットも重視したい人は、Web完結型の国内旅行保険に加入するのがベストでしょう。

コンビニ加入の国内旅行保険の注意点
申込後の変更・キャンセルが難しい

コンビニで加入した保険は、申込完了後にプラン内容の変更やオプションの追加・取消はできないのが一般的です。
変更するには一度解約して新たに申し込み直す必要があり、解約ができても多くの国内旅行保険では手数料や返金条件が設定されています。
申し込み後の解約返戻金(例) | |
【旅行開始日前日までの解約】 ・全額返金される設計が多い 【旅行開始日以降や直前の解約】 ・返戻金なしor未経過期間に応じた返戻金のみ (※保険会社や契約内容により異なります。) |
申込内容の変更やキャンセルには制限や条件が伴うため、手続き前に約款や重要事項説明書をよく確認するのが重要。
申込確定ボタンを押す前に、すべての情報を見直してから手続きしていきましょう。

コンビニ加入の国内旅行保険は対面サポートがない

コンビニで加入する国内旅行保険は非対面で完結するため、スタッフに相談できないのが不安材料です。
国内旅行保険の補償の適用条件やリスクの判断は、保険の初心者には分かりづらく自己判断では見落としやすいポイント。
不安や疑問を解消して保険に加入する為にも、保険の専門家である『ファイナンシャルプランナー(FP)』に相談するのがおすすめ。
専門家は自分に必要な補償を客観的にアドバイスしてくれるため、納得して保険を選びたい人にとって大きな助けになるでしょう。
コンビニ加入の国内旅行保険は年齢制限がある

コンビニで加入できる多くの国内旅行保険は『70歳未満や74歳未満』など年齢制限があり、70歳以上は加入が難しい商品が一般的です。
70歳以上で国内旅行保険に加入したい人は、年齢制限のない商品や代理店・Web経由の申込を検討するのが得策でしょう。

コンビニ加入だけではない国内旅行保険の補償内容
国内旅行保険の医療補償

国内旅行保険でも、ケガや急病に対する医療費補償が含まれています。
「旅行中の偶然な事故によるケガ」の、通院や入院・手術費用などが対象
(※風邪や腹痛などの病気による通院・入院や手術は対象外)
補償金額や給付条件は、保険商品によって異なるため出発前に内容をよく確認しておくのが大切です。
特にアウトドアやアクティビティを含む旅行を予定している人は、医療補償の手厚いプランを選ぶと安心でしょう。
国内旅行保険の手荷物補償

国内旅行保険では最低限の補償が組み込まれたセットプランが多く、携行品補償も含まれているのが一般的です。
「旅行中の偶然な事故や盗難」による、カメラ・スーツケース・バッグ・衣類などの損害
(※紛失や置き忘れ、現金・カード類などは対象外)
国内旅行中の手荷物が盗難や破損した補償が含まれており、破損時に修理費用が支払われる保険もあるため便利。
持ち物が多い国内旅行には、手荷物補償つきのプランを検討してみましょう。

国内旅行保険の賠償責任補償

コンビニ加入に関わらず国内旅行保険には、他人にケガをさせたり物を壊した場合の賠償責任補償が含まれています。
旅行中に他人へケガを負わせたり、物を壊した場合に損害賠償金を補償
(※補償内容・上限額は保険会社により異なります)
日常生活の中でも起こりうるトラブルに対応できるため、安心感が高まります。
自分や家族の行動範囲に応じて、賠償責任補償の有無をチェックしておきましょう。
国内旅行保険にトラブルなく加入するポイント
加入前に保険の専門家に相談する

国内旅行保険を検討する人の中には「どのプランが自分に合うかわからない」と迷う人も多いです。
収入や将来のライフプランによって必要な保障は変わるため、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談するのがおすすめ。
専門家の視点を入れると、無駄のない保障設計ができ将来の家計への不安を減らせます。
保険の専門家に相談をして、自分に合う最適なプランを見つけていきましょう。
補償内容が旅行内容と一致しているか確認する

国内旅行では日数や目的だけで選ぶと必要な補償が漏れてしまい、万が一のトラブルでも補償を受けられない恐れもあります。
国内旅行保険を選ぶには「国内旅行で起こりそうなトラブル」を想定して、補償の有無をチェックするのがおすすめです。
必ず「補償内容一覧」や「補償金額表」を確認し、レジャー・移動・手荷物・家族構成に合った保険を選んでいきましょう。
加入証明や契約内容の控えを必ず保管する

国内旅行保険の契約では、保険証書や申込控えが発行されます。
国内旅行保険の控えは万が一に補償請求に必要な大切な証明になるため、紛失すると手続きが煩雑になり補償がスムーズに受けにくいです。
スマホで控えを撮影しておくなど保管方法にも工夫が必要なため、安心して旅行するために控えは確実に保管しておきましょう。
コンビニで加入する国内旅行保険:まとめ

国内旅行保険はコンビニでの加入も可能ですが、補償内容や申込方法に制限があるのが一般的です。
自分に合った保険を選ぶためにも、国内旅行保険の加入には補償の上限金額や対象範囲を細かく調整できる『Web完結型』がおすすめ。
安心して国内旅行を楽しむためにも、出発前の保険準備を忘れずに進めていきましょう。
