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営業職は年収1000万を狙える?年収1000万稼げる業界や注意点を解説

「営業職は年収1000万稼げる?」
「営業で年収1000万目指せる業界は?」
年収1000万を目指していても、営業職で稼げるかわからず悩んでいる人は少なくありません。
営業職で年収1000万を達成している人はいますが、実現できるかは業界や職場の報酬体系によって異なります。
本記事では、営業職の平均年収やおすすめの業界、年収1000万を目指す際の注意点について詳しく解説していきましょう。
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- グッドカミング編集部
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この記事の目次
営業職で年収1000万に届く可能性

【はじめに】営業職の平均年収
日経転職版の調査(※)によると、営業全体の平均年収は約534万円でした。
営業の種類別平均年収 | |
---|---|
営業マネジャー・管理職 | 約669,1万円 |
海外営業 | 約662,7万円 |
メディカル営業 | 約612,7万円 |
法人営業 | 約525,7万円 |
代理店営業 | 約515,8万円 |
内勤営業 | 約388,6万円 |
個人営業 | 約382,6万円 |
その他営業 | 約381,7万円 |
営業職が年収1000万に到達するには、平均の2倍程度の成果を出し続けなければなりません。
歩合制や成果報酬が強く反映される職場を選ばなければ達成するのは難しいので、まずは現在の業界や報酬体系を確認しましょう。
引用:日経転職版/【2023年最新】営業の平均年収・給与はどのくらい?
年収1000万の営業職の割合
営業職の中で年収が1000万を超えている人の割合は、全体の1〜2%程度です。
実現できる業界には偏りがあり、不動産・金融・保険など、成果主義の報酬体系を採用している業界が挙げられます。
営業で年収1000万稼ぎたい人は、年収1000万を狙える会社選びが必須だと言えるでしょう。
年収1000万に必要な売上の目安
成果報酬率や契約単価により異なりますが、不動産営業であれば年収1000万を目指すには、年間数億円〜十数億円の売上が基準です。
金融業界では継続報酬型のビジネスモデルにより、年単位で収益を積み上げられるかどうかが成功の鍵を握る分岐点となります。
現段階でどの程度の成果を出せば年収1000万に届くのかを自分の報酬体系で試算しましょう。
年収1000万を狙える営業職の種類
- 不動産営業
- 金融・保険営業
- IT・法人営業
不動産営業

不動産営業は扱う商材の単価が大きいため、1件あたりの成約報酬も非常に高額です。
歩合率が10〜30%に設定されている企業もあり、1件の契約で数十万〜百万円以上のインセンティブが見込めます。
特に、投資用不動産や法人向け物件を扱う営業職では、年収1000万を超える事例が多数。
契約単価と歩合の条件を細かく確認して、目標から逆算して戦略を組み立てましょう。
金融・保険営業

金融・保険系の営業職は、継続契約型の収益構造を活かせるのが特徴です。
最初の契約時に得られるインセンティブに加え、契約が維持される限り定期的に報酬が積み上がります。
新規獲得と契約維持の両輪を回すと安定した収入を得られるので、解約率や更新率など、維持の仕組みも意識して行動しましょう。
IT・法人営業

IT業界やBtoBの法人営業は、案件単価は中程度でも、成約率と再契約率の高さで年収1000万を目指せます。
個人の営業力が数字に反映されやすいため、成果主義の仕組みがある企業でこそ実力を発揮可能です。
提案力や課題解決能力が報酬に直結しやすく、長期契約や大口の継続取引にも期待できるので、取引先との信頼関係を構築しましょう。
年収1000万稼ぐ営業職の特徴
● 継続受注を生む顧客管理
● PDCAサイクルを回す
顧客のニーズを的確に把握する
年収1000万を超える営業職は、売り込むのではなく顧客の課題を見つけて解決する姿勢に徹しています。
単に商品の説明をするのではなく、顧客の状況に合った提案を組み立てる力が求められるので、聞く力と伝える力の両方を磨くべきです。
ニーズを的確に把握するためにも、提案時には「相手の状況→理想→自社提案」の構成を意識しましょう。
継続受注を生む顧客管理
収益を安定させるためにも、初回契約をゴールにするのではなく、継続的な関係構築を念頭に置くべきです。
年収1000万を達成している営業職ほど既存顧客のフォローに時間をかけ、再契約や紹介を引き出しています。
月に1回は顧客リストや対応履歴を見直し、タイミングよく提案を差し込みましょう。
PDCAサイクルを回す
年収1000万を実現している営業職は、「なぜ成功したか・なぜ失注したか」の検証を日常的に行っています。
記録と分析を繰り返せば改善すべき行動が明確になるので、営業スキルが洗練されるのは間違いありません。
商談後は顧客反応など、次に活かせる情報をメモする習慣を取り入れましょう。
営業職で年収1000万を叶える方法
- 転職サービスを利用する
- 営業以外のスキルで差別化
- SNSや紹介で個人ブランドを強化する
転職サービスを利用する

営業職で年収1000万を狙っている人は、ハイクラス向けの転職サービスを利用すべきです。
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求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策にも対応してくれるので、選考通過率を上げるためにも登録しておいて損はありません。
効率よく転職活動を進めたい人は、営業職向けの転職サービスを2〜3社併用して希望の転職を成功させましょう。
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営業以外のスキルで差別化

営業力に加えて+αのスキルがあると、競合との差を生むための強力な武器となります。
「選ばれる理由」となるスキルは収入アップに直結するので、頑張りが可視化されてモチベーションが上がる人も多いです。
どの業界でも活かせる汎用スキルはキャリア全体の価値を高めるので、まずは興味のあるスキルを選んで身につけましょう。
SNSや紹介で個人ブランドを強化する

信頼を積み重ねる営業は、紹介や指名で受注につながる比率が高くなります。
SNSでの発信や社外の人脈構築を意識しておけば、商談の質と量の両方が増加する傾向です。
特に紹介による契約はクロージングまでの工数が少なくなり、効率的に成果を上げられます。
自分のスキルをわかりやすく魅力的に伝えるためにも、プロフィールや投稿内容を整えて定期的に情報を発信しましょう。
営業職で年収1000万を目指す注意点

成果主義のプレッシャー
インセンティブが大きい職場は、成果主義の影響で固定給(基本給)は最低限に抑えられる傾向があります。
成果が出ないと周囲と比較して焦りや不安を抱えやすく、心のバランスを崩す人も多いです。
現実的にインセンティブがつかないような条件になっている企業もあるので、年収1000万を狙うなら条件面をしっかりと確認しましょう。
長時間労働が常態化しやすい
年収1000万を達成するために成果だけを求めると、深夜対応や休日稼働が常態化してしまい心身の負担が蓄積します。
長期的に働き続けるためには、成果と健康を両立できるように、勤務時間と休養のバランスを見直さなければなりません。
プレッシャーと残業が重なる時期は意識的に業務の棚卸しを行い、不要な業務を洗い出して削減しましょう。
成果が不安定な時期がある
どれだけ優秀な営業でも、成果が不安定な時期は必ず訪れます。
年収1000万を目指すのであれば、安定収入を支える仕組みや営業プロセスの見直しは欠かせません。
再現性のある改善策を積み重ねるためにも、商談全体の傾向を分析し、振り返る時間を確保しましょう。
営業職で年収1000万は実現可能

営業職で年収1000万を稼ぐには、努力と成果が正しく報酬に結びつく環境選びが最優先です。
営業力以外にも競合と差別化できる+αのスキル取得や、信頼関係の構築が欠かせません。
効率よく年収1000万の求人を探したい人は、ハイクラス向けの転職サービスを活用し、希望の転職を成功させましょう。