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看護師から保育士に転職できる?保育士に転職するメリットや注意点を解説

看護師から保育士に転職できる?保育士に転職するメリットや注意点を解説

「看護師から保育士に転職するメリットは?」
「保育士に転職する際の注意点は?」

看護師から保育士への転職を検討していても、保育士に転職するメリットや注意点がわからず悩んでいる人は少なくありません。

保育士は看護師の経験を活かせる職業ですが、保育士には資格が必須で転職後の待遇や働き方も大きく変動します

本記事では、看護師が保育士に転職するメリットや転職するための準備、転職する際の注意点と転職成功法を詳しく解説していきましょう。

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グッドカミング編集部
グッドカミング編集部
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看護師から保育士になる理由とメリット

看護師から保育士に転職する理由

看護師は以下のような理由で保育士への転職を検討する人が多いです。

✅ 子どもと接する仕事がしたい
✅ 夜勤がない職場で働きたい
✅ 仕事と家庭を両立させたい

看護師としての知識や経験があると、園内での健康管理や適切な応急処置ができるので、看護師資格を持った保育士は重宝されます

看護師からの転職を検討している人は、選択肢を広げるためにも保育士だけでなく、保育園看護師や病児保育なども候補に入れましょう

看護師から保育士に転職するメリット

  1. ワークライフバランスを改善できる
  2. 子どもの成長を長く見守れる
  3. 精神的な負担が軽減される
  4. 「保育士+看護師」として働ける
  5. 働きながら資格が取れる

ワークライフバランスを改善できる

看護師は夜勤や長時間勤務が多く、生活リズムが乱れがちですが、保育士は基本的に日勤のみで、規則正しい生活を送りやすいです

超過実労働時間数(月)
保育士 3時間
看護師 6時間

公立や企業主導型保育園のような土日休みの職場を選択すれば休日が安定し、夏休みや年末年始などの長期休暇も取得できるのでプライベートの予定も立てやすくなっています

引用:厚生労働省/令和5年賃金構造基本統計調査の概況

子どもの成長を長く見守れる

看護師として小児科や病棟で子どもと関わる機会があっても、短期間の関わりが多く、成長を長く見守るのは難しいです

保育士であれば日々の成長を間近で感じられ、深い関係を築けるので、成長をサポートする仕事がしたい看護師はやりがいを感じられます

精神的な負担が軽減される

看護師は命に関わる判断をする場面が多く、プレッシャーが大きい仕事です。

保育士も命を預かる責任はあるものの、医療現場ほどの精神的な負担はありません

責任の重さや医療事故の不安で退職する看護師も多いので、健康な子どもたちと関われるのは保育士に転職するメリットだと言えます

「保育士+看護師」として働ける

看護師としての経験がある人は、保育園で園児の健康管理や応急処置を担当する保育園看護師としても活躍可能です

看護師資格を活かしながら保育士としても働けるので、健康面のサポートや医療的ケアに関わる仕事をメインにしたい人も挑戦できるのが魅力だと言えるでしょう。

働きながら資格が取れる

看護師資格があれば、働きながら通信講座や保育士試験で資格を取得できます

保育士試験は9科目ありますが、看護師の知識がそのまま活かせる科目もあるので、独学や通信教育で保育士資格を取得できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。

【保育士試験:筆記試験科目】
1. 保育原理 2. 教育原理及び社会的養護
3. 子ども家庭福祉 4. 社会福祉
5. 保育の心理学 6. 子どもの保健
7. 子どもの食と栄養 8. 保育実習理論

引用:一般社団法人 全国保育士養成協議会

看護師が保育士に転職するための準備

記事内画像

看護師から転職して保育士になるには、国家資格である保育士資格の取得が求められます

保育士資格を取得する方法は大きく分けて2つあり、「指定の養成施設の卒業」か「保育士試験に合格」です。

養成施設では座学と実習を通じて実践的なスキルを学びながら資格を取得できますが、保育士試験を受ける人は筆記と実技の両方に合格しなければなりません。

それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分に合う取得方法を選択しましょう

保育士試験の受験資格
①短大・専門学校卒以上の人は誰でも受験可能
②高校卒業+児童福祉施設2年以上の実務経験

看護師から保育士へ転職する際の注意点

給与が下がりやすい

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、看護師と保育士の給与は下記の通りでした。

年収 看護師 保育士
男性 5,257,000 4,485,200
女性 5,061,400 3,932,300
平均 5,081,700 3,969,000

看護師から保育士に転職する人は、給与が下がるのを想定して転職後の生活費や貯金計画を立てておくべきです

保育士の待遇は、勤務する施設によって異なるので、福利厚生や昇給制度をしっかり確認しておきましょう

園によって人間関係が異なる

病院勤務と保育園勤務で働き方が大きく異なるのはもちろん、園によっても保育士の年齢層や持ち帰り仕事の有無、教育方針が違います

看護師は医療チームの中で業務を分担できますが、保育士は子どものサポートだけでなく、保護者対応や行事の準備、事務作業など多様な業務をこなさなければなりません。

看護師と保育士、園ごとの違いを理解したうえで、転職前に園の雰囲気や働き方をリサーチして自分に合う職場を選びましょう

看護師から保育士への転職成功法

看護師と保育士の仕事には共通点も多いですが、業界が異なるためスムーズな転職には専門的なサポートが必須です

転職エージェントでは、給与・勤務時間・休日などの交渉を代行してくれるので、保育業界の知識がない人も安心して利用できます。

看護師としての経験を活かした応募書類の書き方や面接対策・自己分析のサポートもしてくれるので、求人の選択肢を広げるためにも転職エージェントを活用しましょう

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効率よく看護師から保育士に転職しよう

看護師から保育士に転職するメリットがわからず悩んでいる人は少なくありませんが、保育士は看護師の経験を活かせる場面が多いです

保育士になるには保育士資格が必須ですが、保育士に転職すればワークライフバランスの改善や精神的負担の軽減が見込めます。

効率よく転職活動を進めたい看護師は、転職エージェントを2〜3社併用して希望の転職を成功させましょう