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養老保険は一括払いした方がいいの?一括払いのメリットとデメリットを解説

養老保険は一括払いした方がいい?一括払いのメリットとデメリットを解説

養老保険は一括払いした方がいい?
養老保険を一括払いするデメリットは?

養老保険は一括払いした方がいいのかわからず、悩んでいる人は少なくありません。

本記事では、保険の支払い方法や養老保険を一括払いするメリット・デメリットについて解説。

一括払いすべきか悩んでいる人は必見です

養老保険は一括払いできる?

養老保険は保険期間内に死亡したら死亡保険金満期を迎えれば満期保険金を受け取れる保険です。

養老保険

養老保険は、商品によって一時払いや全期前納払いなどで保険料をまとめて支払えます。

一括払いは月払いなどより払込保険料総額を抑えやすい一方、契約時にまとまった資金が必要です。

払込保険料総額を抑えられるのは魅力的ですが、保険料の安さだけで一括払いを選ばず、支払い後も十分な貯蓄を残せるか確認してから検討しましょう。

養老保険を一括払いする方法は2種類

一括払いの方法は2通りです。

養老保険の一括払いについて説明するFP

    一時払い
    生命保険の契約時に保障期間すべての保険料を一括で支払う方法
    全期前納払い
    契約時に保障期間すべての保険料を保険会社に預ける方法
    ※預けた保険料は月払いや年払いなど指定の方法で充当される

一括払いの方法は2種類あり、一時払いでは契約時にすべての保険料を支払います

一方、全期前納払いは保険料を保険会社に預けて月払いや年払いなど指定の方法で充当していきます。

養老保険と一時払いのメリット・デメリット

養老保険を一時払いするメリット

一時払いのメリット
・払込保険料総額を抑えやすい
・返戻率が高くなりやすい
・保険料の支払いが1回で完了する
・相続対策に活用できる

一時払いはまとめて支払う分、他の支払い方法より割引が効いて払込保険料総額を抑えられます

払込保険料総額を抑えられるため、同じ満期保険金を受け取る場合は返戻率も高くなりやすいです。

また、養老保険の死亡保険金には生命保険の非課税枠があるため、相続対策に活用する人もいます。

▶養老保険の返戻率の計算方法

返戻率とは
支払った保険料総額に対し、受け取れる満期保険金等の総額を割合で表したもの

返戻率が100%なら払込保険料総額と同額の満期保険金を受け取れます。

100%を超えると払込保険料総額より多い保険金を受け取れますが、100%を下回ると払込保険料総額より少ない額しか受け取れません。

返戻率の計算方法

受取総額÷払込保険料総額×100
=返戻率(%)

満期保険金200万円を受け取り、払込保険料総額が10万円違う場合の返戻率は下記の通りです。

例)満期保険金が200万円の場合
  200万円÷195万円×100=102%
  200万円÷185万円×100=108%

受け取る保険金の額が同じなら、払込保険料総額が安いほど返戻率は上がります。

返戻率を計算してみたい人は、グッドカミング公式LINEからFPに聞いてみましょう。

養老保険の返戻率について説明するFP

▶相続税の非課税枠とは

生命保険の死亡保険金は本来みなし相続財産として相続税の課税対象ですが、相続人1人あたり500万円までは非課税枠として扱われます。

生命保険の非課税枠
500万円×法定相続人の数

法定相続人(民法で定められた被相続人の財産を相続できる人)として子どもが3人いるなら、500万円×3人=1,500万円まで課税されません。

養老保険を一時払いするデメリット

一時払いのデメリット
・契約時にまとまった資金が必要
・生命保険料控除を受けられるのは原則として支払った年のみ
・途中で契約が終了しても未経過分の保険料は返還されない

一時払いでは契約時に保険料総額をまとめて支払うため、まとまった資金が必要です。

また、一時払いで生命保険料控除を受けられるのは、原則として保険料を支払った年のみ

さらに、死亡等により途中で契約終了しても一時払いでは未経過期間分の保険料は返還されません

一時払いするときは、支払い後に急な出費が発生しても対応できるか確認してくださいね。

養老保険の注意点を説明するFP

▶生命保険料控除とは

生命保険料控除について
納税者が生命保険料、介護医療保険料および個人年金保険料を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを生命保険料控除といいます。引用:国税庁

養老保険でも契約者は保険料を支払うと、その年の所得から一定の金額が差し引かれる所得控除を受けられます。※保険期間が5年未満だと対象外

毎年生命保険料控除を受けたいなら、一時払い以外の支払い方法を選びましょう。

養老保険と全期前納払いのメリット・デメリット

養老保険を全期前納払いするメリット

一括払いのメリットを説明する人
全期前納払いのメリット
・死亡・解約時に未経過分の保険料が返還される
・生命保険料控除を毎年受けられる

一括払いと言っても全期前納払いは厳密には契約時に保険料すべてを支払った扱いにはなりません。

預かったお金を保険会社は指定の方法で充当していくので、保険期間中に解約したり被保険者が死亡した場合は未経過分の保険料が返還されます

また、全期前納払いは一時払いと異なり、毎年生命保険料控除を受けられるのもメリットの一つです。

年間の支払い保険料 控除額
2万円以下 支払い保険料等の全額
2万~4万円以下 支払い保険料等
×1/2+1万円
4万~8万円以下 支払い保険料等
×1/4+2万円
8万円超 一律4万円

まとまった資金はあるものの、控除を1回きりで終わらせたくない人に全期前納払いはおすすめです。

養老保険を全期前納払いするデメリット

一括払いのデメリットに悩む人
全期前納払いのデメリット
・預けた保険料を自由に引き出せない
・一時払いより払込保険料総額が高くなりやすい

保険会社に預けた保険料は、基本的に自分の都合に合わせて自由に返金できません

さらに、比較的保険料は割安なものの、一時払いと比べると払込保険料総額は高い傾向です。

養老保険は一括払いするのがおすすめ?

記事内画像

養老保険の一括払いは、まとまった資金があり、支払い後も十分な貯蓄を残せる人に向いています。

一括払いには一時払いと全期前納払いがあり、保険料の安さ、生命保険料控除や未経過分の保険料返還など何を重視するかによって選び方は異なります

一時払いがおすすめな人

・払込保険料総額をできるだけ抑えたい人
・返戻率を重視したい人
・保険料の支払いを一度で済ませたい人

一時払いは、月払いや年払い、全期前納払いなどと比べて払込保険料総額を抑えやすいのがメリット。

まとまった資金に余裕があり、保険料の負担をできるだけ抑えたい人に向いています。

一方、生命保険料控除を受けられるのは原則として保険料を支払った年のみなので、控除を毎年受けたい人には向いていません。

全期前納払いがおすすめな人

・生命保険料控除を毎年受けたい人
・未経過分の保険料が返還される仕組みを重視する人
・まとまった資金を用意できる人

全期前納払いは、保険料をまとめて保険会社に預け、毎年の保険料に充当していく支払い方法です。

一時払いより払込保険料総額は高くなりやすいものの、生命保険料控除を毎年受けられる点や、未経過分の保険料が返還される点がメリットです。

保険料の安さだけでなく、控除や保険料返還も重視したい人は全期前納払いを検討しましょう。

一時払いと全期前納払い、どちらにするか悩んでる人はLINEプロの意見を聞いてみるといいですよ。

養老保険の一括払いを説明するFP

一括払いが向いていない人は月払いなども検討する

一括払いは手元の資金が大きく減ってしまうリスクもあるので、無理に選ぶ必要はありません。

まとまった資金を用意するのが難しい人は、月払いや年払いなども含めて自分に合った支払い方法を検討しましょう。

月払い 毎月払い込む
年払い
(半年払い)
1年分(半年分)まとめて払い込む
全期前納払い 保険期間中の保険料総額を保険会社に預けて月払いや年払いなどで充当する
一時払い 保険期間中の保険料総額を一括で払い込む

養老保険の一括払いでよくある質問

養老保険の一括払いで疑問を感じてる人

養老保険を一括払いするといくら安くなりますか?

養老保険を一括払いして安くなる金額は、商品や契約年齢、保険期間、保険金額などによって異なるので、一律で「○万円安くなる」とは言えません。

具体的にいくら安くなるか知りたい人はFPに相談して、加入したい養老保険を伝えて試算してもらいましょう。

養老保険を一括払いした後に解約するとどうなりますか?

養老保険を途中解約すると、契約内容や経過年数等に応じた解約返戻金を受け取れる場合があります。

ただし、解約する時期によっては支払った保険料総額を下回るケースもゼロではありません。

また、一時払いと全期前納払いでは未経過分の保険料の扱いも異なるため、途中解約も想定している人は加入前に確認しておきましょう。

養老保険の一時払いと全期前納払いはどちらがおすすめですか?

払込保険料総額をできるだけ抑えたい人は、一時払いを検討しても良いでしょう。

一方、生命保険料控除を毎年受けたい人や、契約終了時に未経過分の保険料が返還される仕組みを重視する人には全期前納払いが向いています。

どちらも契約時にまとまった資金が必要なので、支払い後に十分な貯蓄を残せるかも確認必須です。

相続対策に活用するなら一括払いの養老保険がいいですか?

一括払いの養老保険は、相続対策の選択肢になるケースがあります。

被保険者と保険料負担者が同じで、相続人が死亡保険金を受け取る場合、死亡保険金には「500万円×法定相続人の数」の非課税限度額があります。

ただし、一括払いの養老保険に加入すれば必ず相続税を抑えられるわけではありません。

契約者・被保険者・保険料負担者・保険金受取人の関係によって税金の扱いが変わるため、相続対策として活用したい人はFPに相談しましょう。

養老保険の一括払いについて:まとめ

養老保険で一括払いする人

養老保険の保険料を一括払いする方法には、契約時に保険料総額を支払う一時払いと保険料総額を保険会社に預ける全期前納払いの2種類があります。

    ✅一括払いするにはまとまった資金が必要
    ✅払込保険料総額は一時払いの方が割安
    ✅全期前納払いは未経過分の保険料の返還あり
    ✅一時払いだと生命保険料控除は1回のみ

一時払いと全期前納払いのメリット・デメリットは、それぞれ異なります。

一括払いだけでなく月払いや年払いも含めて自分に合った養老保険の支払い方法を知りたい人は、一度FPに相談してみましょう

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この記事の監修者

  • 延田 圭司

    ファイナンシャルプランナー

    2011年より保険業界にて、個人・法人向けの保険営業に従事。生命保険・損害保険など幅広い保険商材を扱い、2023年・2024年にはMDRT基準に該当。保険募集の現場で培った知識と経験をもとに、保険選びやお金に関する情報を分かりやすくお届けします。
    <保有資格>
    2級フィナンシャル・プランニング技能士、損害保険プランナー、MDRT会員(2023年・2024年)
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