ヤモリにもペット保険は必要？診療費リスクとペット保険の必要性や選び方

ヤモリ向けのペット保険はある？
ペット保険に加入するメリットは？

ヤモリは見た目に丈夫そうな印象がありますが、実は非常に繊細な生き物です。

飼育環境のちょっとした変化で体調を崩しやすく、病気やけがが重症化しやすい特徴があり、治療費が高額になるケースも。

この記事では、ヤモリにペット保険が必要な理由、保険料、ペット保険を選ぶポイントについてわかりやすく解説します。

ヤモリが入れるペット保険は少ない

ペット保険の多くは、犬や猫、一部の小動物が対象で、ヤモリやトカゲ、ヘビなどの爬虫類が加入できる保険は国内でもごく一部の会社に限られています。

ヤモリの治療費は犬・猫より高くなるケースもありますが、保険に加入していない場合、飼い主が治療費を全額負担しなければなりません。

費用が理由で十分な治療をしてあげられない事態を避けるために、ペット保険への加入を検討するのがおすすめです。

また、ペットショップ経由で独自の医療補償を提供しているケースもあるため、購入時に確認しておきましょう。

ペット 保険	SBIプリズム少短
対象 動物	犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
鳥･爬虫類の 保険料 (月額)	【バリュー】 鳥類：2,300円 爬虫類：2,520円 【プレミアム】 鳥類：3,380円 爬虫類：3,690円
補償 割合	100% ※入院･通院･手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴	全国の動物病院が対象 小動物･鳥･爬虫類は年齢による保険料の変動なし スマホでいつでも保険金請求ができる
見積 申込	公式サイト
	JACAP202400079

ヤモリにペット保険が必要な理由

ヤモリの診療費は高額になりやすい

ヤモリを含む爬虫類は診察できる病院が少なく、専門性の高い診療が必要となるため、治療費も比較的高額になりやすい傾向にあります。

ヤモリの診療費は1回あたり5,000〜15,000円程度、重度のやけどや誤食、感染症の治療では数万円を超える場合も少なくありません。

また、爬虫類の診療をしている病院でも、必ずしもすぐに診てもらえるわけではなく、完全予約制で高額になるケースも。

ペットの万が一に備えて、近隣で爬虫類対応の病院があるかや、診療費をカバーできるペット保険に加入しておくと安心です。

急な医療費に備えられる

ヤモリは小さな体でありながら、デリケートで体調変化に弱い一面を持っています。

入院や長期治療が必要になる時は経済的にも精神的にも負担が大きくなるため、急な医療費に備えておくと安心でしょう。

ペット保険は、1日あたりの限度額や年間の限度額・限度日数内で、補償対象になる治療費に対して一定割合の補償を受けとれます。

かかった治療費に対してなるべく多くの補償を受けたい時は、補償割合が100％の保険を選ぶのがおすすめです。

ペット 保険	SBIプリズム少短
対象 動物	犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
小動物の 保険料 (月額)	【バリュー】 2,890円 【プレミアム】 3,460円
補償 割合	100% ※入院･通院･手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴	全国の動物病院が対象 小動物･鳥･爬虫類は年齢による保険料の変動なし スマホでいつでも保険金請求ができる
見積 申込	公式サイト
	JACAP202400079

ヤモリ向けペット保険の保険料

ヤモリ向けペット保険の保険料は、年齢、個体の種類、補償範囲などによって大きく変動します。

ヤモリの診療は専門病院に限られるため、1回の診察・検査で1〜3万円、入院や手術で10万円程度かかるケースも珍しくありません。

犬・猫より保険料がやや高めに設定されているケースが多いですが、年に1〜2回でも通院・治療の機会があると、ペット保険の恩恵を十分に受けられる可能性があります。

ヤモリ向けペット保険の加入条件

年齢制限

ヤモリ向けペット保険の一部では年齢制限が設けられており、新規加入できる年齢は保険会社によって異なるため、事前の確認が必要です。

年齢の上限がない、年齢とともに保険料が上がらないペット保険もあるので、年齢制限が気になる方はチェックしてみましょう。

飼育環境や飼育方法のチェック

ヤモリの健康状態は飼育環境に大きく左右されるため、保険によっては「適正な飼育環境かどうか」が加入条件に含まれるケースも。

照明(UVライト)の有無や温度管理、湿度管理、栄養バランスのとれた給餌がされているかなど日常の管理状態が重視される傾向があります。

証明書や購入履歴の提示

高額な爬虫類や希少種を対象とする保険では、販売証明書、個体識別情報(種類、性別、生年月日など)の提示を求められる場合があります。

不正な取引や登録漏れを防ぐ目的があるので、正規のルートで入手した証明ができる書類は大切に保管しておきましょう。

健康状態の告知が必要

基本的にペット保険の加入時には、ペットの健康状態を正確に申告する必要があります。

すでに病気やケガがある個体については、加入を断られるか、該当する治療が補償対象外になるケースも。

告知義務を怠ると、保険金の支払い対象外になる可能性があるため、診察履歴や健康診断の記録は正確に提出しましょう。

ヤモリ向けペット保険を選ぶポイント

加入対象にヤモリが含まれているか

多くのペット保険は、犬・猫、うさぎ・フェレット、インコなどの一部の小動物に限定されています。

ヤモリのような爬虫類は補償対象外になるケースが多いため、まずは保険会社の約款や対象動物一覧をしっかり確認するのが大切です。

全国の病院対応かどうか、保険料の目安、補償割合、通院・入院・手術の各条件も必ずチェックしましょう。

補償内容と限度額を確認する

爬虫類は犬猫に比べて、専門的な知識と設備や必要になるため、1回あたりの治療費が高額になる場合も多いです。

手術費だけでなく、診察だけで数千円、血液検査やレントゲンを含めると1万円以上になるケースも。

ペット保険に加入する前には通院補償があるか、1回あたりや年間の限度額が十分かどうかを事前に確認しておきましょう。

保険料と保障のバランスを見極める

ヤモリのペット保険は対象が限られている分、保険料がやや高めになる傾向があります。

通院頻度や医療リスク、過去のトラブルの有無を考慮し、自分の家庭に合った保険料負担かどうかを見極める視点が必要です。

特に補償割合（70％、100％）や自己負担額の設定が選べるプランは、長期的な視点で検討しましょう。

専門病院での診療がカバーされるか

ヤモリは、すべての動物病院で対応しているわけではなく、爬虫類に詳しい獣医師が在籍する専門病院での診療が必要です。

保険会社によっては、「特定の病院での診療は補償対象外」となっているケースもあるため、かかりつけにしたい病院が補償範囲に入っているかを事前に問い合わせておきましょう。

ヤモリが入れるペット保険：まとめ

ペット保険の多くは、犬・猫・一部のウサギや鳥などの小動物が対象でヤモリやトカゲなどの爬虫類が加入できる保険は少ないです。

ただ、ヤモリの治療費は犬・猫より高めになる傾向があり、保険に加入していない場合、飼い主が治療費を全額負担しなければなりません。

入院や長期治療が必要になる時は経済的にも精神的にも負担が大きくなるため、急な医療費にはペット保険で備えておくと安心です。

安心してヤモリとの暮らしを続けるために、飼育環境を整えて病気を予防したり、急な医療費に対応できる貯蓄の準備、ペット保険への加入を検討しましょう。