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文系でも年収1000万円は可能?高収入の文系職業に転職する方法

文系でも年収1000万円は可能?高収入の文系職業に転職する方法

「文系は理系に比べて稼ぐのが難しいの?」
「年収1000万円稼ぎたい!」

本記事では年収1000万円を達成している人の割合・年齢分布や、実際に文系で年収1000万円を稼げる職業について解説します。

文系の職業で年収1000万円稼ぎたい方や、今より年収を上げたい方は必見です!

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グッドカミング編集部
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グッドカミングは、保険/資産運用/将来設計/投資など「お金」の悩みを解決するWebメディアです。ファイナンシャルプランナーが記事を監修し、情報の信頼性を担保。様々な経歴のライターが、自身の経験やお金に悩む人の体験談を基に記事を執筆しています。

年収1000万円稼ぐ人の割合と年齢分布

年収1000万円稼ぐ人の割合

令和5年に実施された国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は460万円です。

給与所得者のうち、年収1000万円以上稼ぐ人の割合は5.5%でした。

【男性】年収1000万円以上の給与所得者の割合
年齢 平均年収 割合
20代 約280万円 0.00%
30代 約372万円 1.20%
40代 約450万円 3.50%
50代 約504万円 7.70%
【女性】年収1000万円以上の給与所得者の割合
年齢 平均年収 割合
20代 約265万円 0.00%
30代 約302万円 0.50%
40代 約324万円 1.20%
50代 約326万円 1.60%

参照:令和5年 民間給与実態統計調査【国税庁】

年代別 年収1000万円を稼げる職業

年功序列の企業では、年齢を重ねるごとに収入も上がります。

スキルや実績によって評価される成果主義の企業を選べば、20代でも年収1000万円も夢ではありません。

20代

歩合制の営業
営業職は、社会人歴が短くても成果次第で高収入を狙いやすい職種です。
歩合制を導入している企業では、契約件数や売上に応じて収入が大きく伸びるチャンスがあります。
外資系証券会社の営業
外資系証券会社の営業職はインセンティブや高額ボーナスが充実しており、成果に応じて大きく稼げる環境です。
成果主義が徹底されているため、早ければ1年目から年収1000万円を超えられるでしょう。

30代

弁護士
司法試験は国家試験の中でも最難関と言われています。
合格できれば最低でも年収1000万円、独立開業をすれば1000万円以上も実現できるでしょう。
SE(システムエンジニア)
システムエンジニアは文系出身者も多く活躍しています。専門的な知識が必要なため、平均年収も高くなっています。
エンジニアの中でも特に高収入が期待できるのが、システムアナリストやセキュリティコンサルタントといった職種です。

40代

司法書士
事務所に勤務する司法書士の平均年収は550万円程度ですが、独立開業すれば年収1000万円~5000万円も実現可能です。
独立開業をするには、今までの実績や顧客との信頼関係が重要になるでしょう。
大学・短期大学教員
国公立・私立を問わず大学教授は高い年収となっていますが、大学院で博士号を取得したらすぐに教授になれるわけではありません。
通常は助教、講師、准教授といった職位を順に経験する必要があります。

参照:令和元年度「学校教員統計調査 給料月額別 職名別 本務教員数」【e-Stat 政府統計の総合窓口】

文系や高卒でも年収1000万円は稼げるのか

実は、文系出身や高卒でも年収1000万円を稼ぐ人は少なくありません。

学歴や専攻に関係なく職種や業界選び、実績次第で年収1000万円を達成できるでしょう。

  1. 営業職
  2. 弁護士
  3. 公認会計士

①営業職

学歴不問で採用されやすく、歩合制(インセンティブ)で成果に応じて収入が大きく増える職種です。

特に不動産、保険、証券、自動車業界の営業職では年収1000万円超えの事例も多く、若いうちから活躍できるチャンスがあります。

参照:営業の年収情報|企業別平均年収ランキング、基本給・残業代・賞与など【OpenWork】

学歴不問で利用できる転職サービス

DYM就職 就職カレッジ
転職エージェント
年齢層 18~35歳 18~35歳
サポート対象者 第二新卒、既卒、女性も歓迎 フリーター、ニート、中退者
支援実績 経験が浅い若年層を積極支援 社会人未経験者向けの充実した就職サポート
特徴 優良企業を厳選
人物重視の採用
親身なサポート
未経験に特化
就職講座が無料
書類選考なし
簡単登録
(無料)
転職エージェントの登録・利用は完全無料
複数併用で最適なサービスが見つけられます。

②弁護士

弁護士になるには、国家試験である「司法試験」に合格する必要があります。

司法試験の受験資格を得る方法
✅法科大学院に進学
✅司法試験予備試験に合格

弁護士は大学院への進学が必須と思われがちですが、司法試験予備試験学歴の要件は設けられていません。

高卒・専門卒の方や、法学部ではない文系出身の方でも受験が可能です。

参照:「高卒で弁護士になるには」【indeed】

③公認会計士

高い専門性と信頼性を持つ国家資格「公認会計士」。

公認会計士試験は受験資格が定められていないため高卒や文系の方も受験できます。

独立開業の道を選べば、年収1000万円~5000万円も不可能ではありません。

参照:公認会計士の年収情報|企業別平均年収ランキング、基本給・残業代・賞与など【OpenWork】

年収1000万円を実現する方法

年収1000万円以上の高収入を得たいなら、平均年収が高い業界に就職するのも手段の1つです。

専門的な資格を取得

  1. ファイナンシャルプランナー(FP)
  2. 宅地建物取引士
  3. 中小企業診断士

難易度は高くなりますが、平均年収が高い業界でよく使用される資格です。

受験資格に学歴は必要ないので、努力次第でキャリアアップを目指せます。

年収1000万円を目指せる業界

  1. 金融業界
  2. IT業界
  3. 経営・コンサルティング業界

金融業界や経営・コンサルティング業界では多額の資産を動かし高い利益を得ているため、個人収入も高水準といえるでしょう。

実力主義の企業が多いIT業界では、スキル・実績を積めば若年層でも高年収を得られます。

転職エージェントを利用する

転職エージェントの魅力は、自分に合った非公開求人の紹介を受けられる点です。

書類・面接対策や企業との交渉代行などの支援も充実しており、効率的な転職活動を実現しやすくなっています。

年収1000万円を達成したい人におすすめのサービス

リクルートダイレクトスカウト ビズリーチ
スカウトサービス
年齢層 20~50代 25歳~50代
サポート対象者 現年収
600万円以上
現年収
500万円以上
入会審査 なし あり
支援実績 転職決定年収
平均925万円以上
導入企業数
31,700社(累計)
特徴 年収800万~2千万の求人多数
一流ヘッドハンター指名可能
求人の1/3が年収1000万円超
面談確約スカウトも◎
簡単登録
(無料)
レバテック
ダイレクト
リクルート
エージェント
転職サービス
入会審査 なし なし
利用料金 完全無料 完全無料
主な対象
IT専門職(経験者)
社会人経験のある20~40代
実績
約93%のスカウトが面接/面談確約
※2023年7月~2023年9月間での実績
採用成功実績は54万人超
特徴
IT・専門職に強いレバレジーズグループが運営
業界最大手
転職実績No.1
面接対策が充実
簡単登録
(無料)
転職エージェントの登録・利用は完全無料
複数併用で最適なサービスが見つけられます。

年収1000万円の職業に就く注意点

職種によっては残業が多い

職種や役職、働き方次第で変わりますが、残業を前提とした高収入を掲げる企業も少なくありません。

さらに、年収1000万円以上の仕事では単に業務をこなす以上の責任感やスキルが求められるでしょう。

求められるスキルの例
✅リーダーシップ
✅マネジメント力
✅危機管理能力
✅判断力 など

柔軟な対応力を活かして裁量が大きいポジションに就けば、働く時間や方法を調整しやすくなります。

成果報酬型の業務なら、短時間で大きな収入を得る働き方も実現可能です。

年収の高さだけに着目せず、働き方とのバランスも考慮して仕事を選びましょう。

手取りは1000万円とは限らない

給与の支給額が1000万円に到達したとしても、実際の手取りが1000万円になるとは限りません。

税金・年金による控除額を差し引いた手取り額は、年収1000万円だと手取り700万円~800万円と言われています。

東京都×25歳×月給67万円×ボーナス200万円の場合

項目 年収 月給 ボーナス
額面収入 10,040,000円 670,000円 2,000,000円
所得税 782,300円 52,205円 155,836円
住民税 624,900円 41,702円 124,482円
健康保険 503,428円 33,694円 99,100円
厚生年金 896,700円 59,475円 183,000円
介護保険 0円 0円 0円
雇用保険 60,240円 4,020円 12,000円
手取り額 7,172,432円 478,904円 1,425,582円

参照:「【2025年最新版】手取り計算ツール | 額面給与から手取りを計算」【タレントスクエア】

【まとめ】文系でも年収1000万円稼げる!

文系出身の方でも年収1000万円を稼ぐのは可能です。

高収入を狙える弁護士・公認会計士をはじめとした専門職やインセンティブの充実した営業職など、高収入を得やすい職種であれば年収1000万円を実現できるでしょう。

資格取得でスキルを可視化し、転職エージェントを活用してキャリアの選択肢を増やしていくのが有効的です。

戦略的に動きながら、年収1000万円を目指してみてください。