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S&P500だけでいい?買う場所で差がつくネット証券徹底ガイド

「投資はS&P500だけでいい?」
「S&P500だけならどの証券会社がいい?」
あれこれ悩まず、アメリカ株の成長に乗っていきたいと、「S&P500だけでいい」と考える人が増えています。
でも次に浮かぶ疑問が「どの証券会社で買えば、いちばんコストが安くて、長期投資に向いているのか?」という点ではないでしょうか。
本記事では、S&P500だけでいいのか、S&P500連動型投資信託をどこで積み立てを始めるのがベストなのかを詳しく解説していきましょう。
将来のために資産運用を始めたい人は、要チェックです。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
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この記事の目次
S&P500だけでいい?S&P500の概要
アメリカの代表的な大企業500社を集めた株価指数が、S&P500です。
パソコンや薬、スーパーなど、さまざまな業種の会社がバランスよく入っています。
S&P500指数に連動する投資信託を1本持てば、アメリカ全体にまとめて投資できるのが特徴。
だからこそ、「S&P500だけでいい」と言われるほど、シンプルで効率的な投資先なのです。
初心者はネット証券でS&P500だけでいい
S&P500に投資するなら、わざわざ窓口に行く必要はありません。
スマホやパソコンからいつでも取引できるネット証券なら、口座開設も積み立てもすべて自宅で完結します。
しかも、ネット証券は手数料が安く、ポイント還元もあるなど、初心者にうれしいメリットがたくさん。
迷ったときは、まずネット証券から選ぶのがいちばんシンプルで安心です。
証券会社 | 取扱S&P500投信 | 信託報酬 | クレカ積立 | ポイント還元率 | 詳細・口座開設 |
---|---|---|---|---|---|
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.08140% | JCBオリジナルシリーズ ※2025年5月 クレカ積立リリース予定 |
最大7.0% (2025年5月~) |
|
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.0938% | ||||
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | dカード | 最大3.1% | |
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.08140% | 三井住友カード | 最大3.0% | |
SBI・V・S&P500 | 0.0938% | ||||
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | au PAYカード | 最大1% | |
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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% | 楽天プレミアムカード | 最大1.0% | |
楽天・プラス・S&P500 | 0.077% |
S&P500だけでいい理由
初心者でも成果を出しやすい仕組み
S&P500は、投資の経験が少ない人でも成果を出しやすいしくみになっています。
なぜなら、アメリカの代表的な企業500社に自動で分散投資できるからです。
難しい銘柄選びをしなくても、広く・バランスよく投資できるので、1社に集中するよりリスクが少なく、安心して続けられます。
はじめての人こそ、「選ばない強さ」があるS&P500が向いています。
長期で見れば安定したリターン
S&P500は、長く続けると安定した成果が期待できる投資先です。
S&P500の過去30年の平均リターンは年率8.4%※で推移しており、世界的にも高水準のパフォーマンスを維持しています。
上がったり下がったりはあるものの、時間を味方につければしっかりと資産が育ちやすいのが特徴です。
※ 引用:Investopedia
個別株よりも迷わず投資を続けられる
個別株は「どの会社が伸びるか」を考えるのがむずかしく、情報収集にも手間がかかります。
一方、S&P500なら難易度が高い選別をせずに、アメリカ全体の成長にまるごと乗れます。
「次に上がる銘柄」を予想するストレスがないぶん、投資が続けやすく、習慣になりやすいのが魅力です。
迷いやすい人ほど、S&P500だけに一本化すると気持ちもラクになります。
S&P500だけでいいと言える理由
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットは、家族に「S&P500で運用するように」と伝えています。
自分の妻に対して相続財産の運用として、運用の90%はS&P500インデックスを、そして残りの10%は米国短期国債を買うように指示した
【引用:PRESIDENT Online】
つまり、株のプロでなくてもS&P500を選べば広く分散された投資ができて、結果も安定しやすいと言えるでしょう。
だからこそ、「S&P500だけでいい」という考え方は、初心者にも心強い選択です。
S&P500だけでいいがリスクも
為替リスクがある
S&P500はアメリカの企業に投資する仕組みなので、資産はすべて「ドル建て」になります。
円とドルの為替レートが変動するたびに、資産価値も上下するリスクが発生。
たとえば、アメリカの株価が上がっても、円高になれば日本円で見ると損をするケースもあります。
投資先が優良でも、為替の動きには注意が必要です。
短期でリターンは期待しにくい
S&P500はアメリカの大型企業を中心に構成されており、すでに成長を遂げた企業が多く含まれています。
そのため、数週間や数か月で大きく値上がりするような動きはあまり見られません。
短期間で大きな利益をねらうなら、もう少し値動きのある投資方法を検討するほうが向いています。
暴落時の値下がりは覚悟が必要
S&P500は株式で構成されているため、相場が荒れると大きく下がる場面もあります。
ただ、500社に分散されていれば、1社に比べてダメージは抑えやすいです。
すべてが一気に沈むケースは少なく、優良企業がそろっている点も心強いでしょう。
S&P500だけでいい―に不安があるなら
安全性を重視するなら債券も
S&P500は成長力が魅力ですが、値動きの大きさが気になる人もいます。
そんなときは、債券に目を向けるのもひとつの方法です。
なかでも、国債など信用力の高い発行体による債券は、元本が返ってくる可能性が高く、安全性を重視したい人に向いています。
ネット証券は債券に投資できる商品も用意されており、リスクをおさえながらの資産運用がはじめやすくなっています。
債券の取り扱いがある証券会社 | ||
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分散効果をねらうなら不動産投資
株式だけの運用が不安なら、実物不動産への投資を選ぶのもひとつの手です。
S&P500は値動きがある一方で、不動産は「物件の価値」や「家賃収入」など別の収益軸を持ち、資産全体の安定感を高めやすくなるでしょう。
中でも管理体制がしっかりした物件や、保証制度が充実しているサービスなら、はじめてでも取り組みやすくなります。
S&P500だけでは心もとないと感じたら、こうした不動産投資の選択肢もチェックしてみてください。
不動産投資をするなら | |
タップで詳細 | 取り扱い物件/特徴 |
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新築・中古・自社のデザイナーズマンション |
✅手厚い管理業務代行サービスあり ✅保証制度が充実 |
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中古の区分マンション |
✅入居率99%以上 ✅500件以上のメディアに掲載 |
短期の変動をねらうならFX
FXは為替の変動を活かして利益をねらう投資で、株式とは違った値動きが特徴です。
ドルやユーロなど通貨の組み合わせを選び、売買のタイミングで差益を狙うスタイルが中心。
短期的な判断で動けるため、S&P500だけでは物足りないと感じる人や、サブ運用として戦略を広げたい人にも向いています。
FX口座一覧 | ||
タップで詳細 | ||
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S&P500だけでいい──でも、どこで買うかは超重要
銘柄を選ばずにアメリカ全体へ分散投資できるS&P500は、「これ1本でいい」と考える人にも選ばれています。
なかでも、松井証券やマネックス証券といったネット証券なら、手数料が安く、積み立てやすい環境が整っているのが魅力です。
まずは、自分のペースでムリなく毎月積み立てて、将来に向けた備えを少しずつ積み上げていきましょう。