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犬のよだれが多いのは病気のサイン?考えられる原因と見分け方を解説

犬のよだれが多い気がする…
犬のよだれが多いのは病気のサイン?
犬のよだれが急に増えると、「どこか具合が悪いのでは?」と心配になりますよね。
よだれは健康な犬でも出るものですが、明らかに量が多かったり、いつもと違う様子がある時は病気のサインかもしれません。
この記事では、犬のよだれが多くなる原因と、病気の可能性、受診すべきタイミングについてわかりやすく解説します。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
犬のよだれが増える病気以外の原因

✅ 暑さやストレス
食べ物のにおいに反応している
犬は美味しそうなにおいや食事の気配に反応してよだれを出します。
食べ物のにおいに反応するのは正常で、特に食いしん坊な子はごはんの時間が近づくだけで大量によだれを垂らすケースもあるでしょう。
暑さやストレス
夏場の高温や運動後の興奮状態でも、体温調節のためによだれが多くなるケースも。
また、動物病院や知らない場所に行った時など、緊張やストレスによってもよだれが出る子もいます。

よだれが多い時に考えられる病気

✅ 異物誤飲・口の中のケガ
✅ 消化器系の病気(胃炎・胃捻転など)
✅ 中毒・誤食
口腔内の異常(歯周病・口内炎・腫瘍など)
犬の口腔内に歯石がたまって歯茎が炎症を起こす歯周病や、傷・潰瘍ができる口内炎があると、痛みや不快感からよだれが増えます。
また、口腔内にできる腫瘍も異常なよだれの原因になるので、口を気にしている様子が見られたら病院で診察を受けましょう。
異物誤飲・口の中のケガ
おもちゃの破片や尖ったものを飲み込んでしまい口や喉に傷がつくと、反射的によだれが出続けます。
よだれに血が混じる場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。
消化器系の病気(胃炎・胃捻転など)
胃や腸のトラブルによって、犬のよだれが増えるケースがあります。
よだれ以外に嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、発熱などの症状が出ている場合は、消化器系の病気の可能性があるため、注意が必要です。
特に胃捻転は命に関わる危険な病気のため、以下のような症状がある場合は、早急に病院へ連れていきましょう。
● 落ち着きがなくなる
● 腹部が異常に膨らむ
● 嘔吐しようとしても何も出ない
● よだれの量が増える
● 呼吸が荒くなる
中毒・誤食
玉ねぎやチョコレート、殺虫剤など、犬とって有害なものを口にすると、中毒反応でよだれが止まらなくなるケースがあります。
けいれんや元気消失、嘔吐などの症状が出ている場合は、すぐに動物病院へ連れていってください。
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年03月01日~03月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
動物病院を受診すべきタイミング

犬のよだれが多くみられる際に、動物病院を受診すべきタイミングは以下の通り。
・食欲がない
・元気がない
・口を気にしている
・よだれに血や泡が混じっている
1日中よだれが出ていたり、寝ている間にもだらだら流れている場合は要注意です。
よだれだけでなく、食欲の低下や口をしきりに気にする仕草があるときは、口内トラブルの可能性があります。
血混じりや白い泡状のよだれは、内臓や神経系に異常があるサインかもしれないため、すぐに動物病院へ連れていってください。
犬種別によだれの出やすさ

犬種によって、よだれが出やすいタイプとそうでないタイプがあります。
セントバーナード、バセットハウンド、ブルドッグ、ボクサーなどは口の構造上よだれが溜まりやすく、口角から垂れやすい傾向に。
特にマズル(鼻先から口元まで)が短い犬種は唇が垂れているため、口の中によだれを留めにくいのです。
一方、柴犬やプードル、ダックスフンドなど、口元が引き締まった犬種では、通常の状態ではよだれがあまり目立ちません。
ただ、犬種に関わらず「急に増えた」「明らかに異常」な時は、体調不良や病気の疑いがあるため要注意です。
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
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保険 対象 |
犬・猫
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犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
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【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
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50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
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特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
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見積 申込 |
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B24-011(240717) | JACAP202400079 |
よだれが多い時に家庭でできるケア方法

✅ 異物誤飲・口の中のケガ
✅ 消化器系の病気(胃炎・胃捻転など)
✅ 中毒・誤食
犬の口内ケアを徹底する
歯周病や口内トラブルを防ぐため、歯磨きを日常のルーティーンに取り入れるのがおすすめ。
成犬の約80%が歯周病、歯周病予備軍と言われており、飼い主が気づかないうちに進行しているケースも多いです。
歯石は自宅では取り除けませんが、歯石のもととなる歯垢は毎日の歯磨きで除去できます。
いきなり歯を磨こうとするとびっくりするわんちゃんも多いので、ガーゼを指に巻いて口の周りを触ったり、歯ブラシを舐めさせたりして、少しずつ慣れさせましょう。
ストレスを軽減する
犬は引っ越しや来客、騒音など環境変化によるストレスでよだれが増えるケースがあります。
落ち着ける空間をつくり、声かけやスキンシップで安心感を与えるようにしましょう。
食べ物や中毒物の誤飲を防ぐ
犬の拾い食いや、家庭内にある危険な食材・薬品への接触を防ぐのも大切です。
人間の食べ物はテーブルの上に放置しない、犬の手の届く範囲に誤飲しそうな小さいものは置かない、掃除をこまめにするなどの対策を徹底しましょう。
暑さ対策をする
夏場はクーラーの使用、冷却マット、水分補給などで熱中症を防ぐと過剰なよだれの抑制にもつながります。
また、以下のような犬にとって過ごしやすい快適な生活環境はストレスの予防に。
冬季:19〜25℃程度
湿度:50%~60%程度
高齢犬や子犬、基礎疾患がある犬は少し高め、若い健康な大型犬は少し低めが心地よいと感じます。
変化があれば早めの受診を
軽い異常でもいつもと様子が違うと感じたら、動物病院に相談しましょう。
犬の病気には、命の危機に関わる腎臓病や心臓病、初期症状が出ない肝臓病などがあり、早期発見・早期治療が重要。
また、定期的に血液検査や尿検査、レントゲン・エコー検査などの健康診断を受けておくと、異常時の早期発見に繋がります。
6歳までは年に1回程度、7歳以上になれば年に2回程度の定期検診を受けるのがおすすめです。
犬のよだれが多いのは病気?:まとめ

犬のよだれは、食事や暑さ、興奮などでも一時的に増えるケースがありますが、病気が隠れている可能性もあるため油断は禁物。
特に、明らかに量が多くなった、長時間続く、血や泡が混じるなどの症状がある場合は、すぐに獣医師の診察を受けましょう。
小さな変化を見逃さず、愛犬の健康を守る意識を持つと、病気の早期発見や安心した毎日につながります。
また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。
