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任意整理でエポスカードはどうなる?任意整理するか悩んだら早めの対処がカギ

任意整理でエポスカードはどうなる?任意整理するか悩んだら早めの対処がカギ

「エポスカードは任意整理できる?」
「任意整理したらエポスカードは使えなくなる?」

エポスカードの支払いが難しくなり、任意整理を検討する方も少なくありません。

支払いを放置すると遅延損害金が加算され、最悪差し押さえに発展する可能性も。

本記事ではエポスカードの任意整理による影響や手続きの流れを解説します。

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グッドカミング編集部
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エポスカードは任意整理できる!メリットは?

エポスカードを任意整理すると、返済期間の延長や将来利息のカットが見込めます。

債務整理は大きく分けて任意整理、個人再生、自己破産の3種類ありますが、任意整理は裁判所を通さない手続きのため周囲にバレにくいです。

悩んでいる方はまず弁護士や司法書士に相談してみましょう。

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【アース法律事務所】…ただし、残債務のない債権の調査、過払い請求は着手金無料/解決報酬金1社あたり22,000円/減額報酬金として、減額した金額の11%相当額

任意整理後にエポスカードは使えなくなる?デメリットは

任意整理するとエポスカードは強制解約され、返却・破棄の対象となるだけでなくエポスポイントも失効します。

エポスカードが提供する家賃保証サービス「ROOM ID(ルームアイディー)」は?

ROOM ID(ルームアイディー)を利用していても任意整理はできますが、カードが失効するため口座振替など支払い方法の変更が必要です。

手続きをスムーズに進めるため、弁護士に依頼する際はROOM IDを利用していると伝えましょう。

信用情報に登録される

信用情報に事故情報(いわゆるブラックリスト)に登録されるため、一定期間ローンやクレジットカードの新規契約が難しくなります。

任意整理は5年程度で事故情報が削除されると言われているため、その期間はデビットカードや口座振替などの支払い方法を利用しましょう。

エポスカードの再発行はできない

任意整理の手続き中はもちろんですが、事故情報が消えても再発行は難しいと考えておきましょう。

なぜならエポスカードの社内には過去の情報が残っている可能性が高く、再発行の審査時にその情報が紹介される可能性が高いため。

一度任意整理したらその会社のカードは作れないと考え、別の会社のカード発行が無難です。

エポスカードの任意整理で減額されるもの

エポスカードの任意整理では元本は減らず、将来利息などが減額されます。

任意整理でカットできる対象
・将来利息
・遅延損害金
・一部の手数料

元金は原則として全額返済が求められますが、利息や遅延損害金がカットされれば返済負担が軽減されるのがメリット。

返済期間は原則3年の分割払いとなり、無理のない計画を立てられます。

エポスカードの督促が来ているなら債務整理を検討して

エポスカードの支払いを延滞すると、次の流れで日ごとに督促の度合いが強まっていきます。

  1. 延滞の翌日からカードの利用停止、遅延損害金が発生
  2. 電話や書面による督促
  3. 信用情報機関への登録
  4. カードの強制解約や一括返済の可能性
  5. 法的手続き(裁判・差押え)の可能性

支払い日から数日でエポスカードのコールセンターから督促、さらに2ヵ月近く遅延すると「債権管理課」と呼ばれる債権回収の専門部署からも督促がきます。

「滞納=即裁判」ではありませんが、放置を続けるほど状況は悪化する一方です。

加えて滞納期間が長くなると、強制執行によって給与や財産が差し押さえられるリスクも高まるとともに、精神的なプレッシャーも強まりかねません。

事態が悪化する前に弁護士などへ相談し、任意整理を含めた解決策を考えることが重要です。

エポスカードに向いてるのは?任意整理と他の債務整理の違い

任意整理・個人再生・自己破産の比較

任意整理以外にも、債務整理には以下の手続き方法があります。

・個人再生:借金を最大10分の1に圧縮し、原則3年で返済
・自己破産:借金の返済義務をすべて免除(財産処分あり、税金など一部は免除対象外)

任意整理は財産を手放さずに整理できるとともに、裁判所が関与しないため、家族や勤務先に知られにくい点がメリットです。

借金の原因が突発的な出費や一時的な収入減であれば、任意整理で再スタートを切ることが現実的な選択肢になります。

ただし、借金の総額や返済能力によっては、個人再生や自己破産を選ぶ必要が。

特に収入の見込みが立たない・他に借入先も多数あれば任意整理では対応しきれない可能性もあるため、慎重な判断が必要です。

まとめ|エポスカードの支払いが難しいなら任意整理を検討しよう

エポスカードは任意整理の対象となり、将来利息や遅延損害金のカットが可能です。

一時的に信用情報に傷はつきますが、生活再建には有効な手段です。

督促が来る前に専門家に相談すれば対処しやすい分、精神的な不安や負担も軽減されます。

借金問題で悩んでいる方は、一人で抱え込まず、早めに弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。

最適な債務整理方法を見つけることで、再出発に向けた第一歩を踏み出すことができます。

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