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金融庁・消費者庁からの注意!危ないFX会社に騙されないポイントと選び方
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「このFX会社、本当に大丈夫?」
「危ないFX会社の見分け方は?」
「運用外で資産を失うなんて最悪…!」
FX取引を始める際、信頼性の低い会社を選んでしまうと大きな損失を被る可能性があります。
特に初心者の方は、危ないFX会社の特徴や見分け方を知れば、トラブルに遭って大切な資産を失ってしまう事態を避けられます。
この記事では、危ないFX会社の特徴や見分け方、FX会社の選び方などを詳しく解説します。
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
- グッドカミング編集部
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この記事の目次
危ないFX会社とは?その特徴とリスク
・高すぎるレバレッジ提供のFX会社
・顧客資金の分別管理が不十分な会社
・金融ライセンスを持たない会社
高すぎるレバレッジ提供のFX会社
一部の会社は、レバレッジ1,000倍などの極端に高いレバレッジを提供していますが、これは投資家にとって大きなリスクとなります。
高レバレッジは利益を増やす可能性がある一方で、損失も同様に拡大しやすく、資金を一瞬で失う危険があります。
過度なレバレッジ設定をしていないFX会社の利用が、安全な取引の第一歩です。
顧客資金の分別管理が不十分な会社
顧客資金と自社資金を分別管理していない、信頼性の低いFX会社もゼロではありません。
信頼性の低い会社を使ってしまうと経営悪化や倒産時に、本来なら分別管理されているはずの顧客資金が返還されないリスクが高まります。
資金管理が徹底されている会社を選ぶと、自分の資金がFX会社に使われる心配がなくなります。
資金管理が徹底されているFX会社の例 | |
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金融ライセンスを持たない会社
金融ライセンスを持たない会社は、法的な規制を受けていないため、投資家保護の仕組みが整っていません。
その結果、トラブルが発生しても適切な対応が期待できず、資金を失うリスクが高まります。
取引を始める前に、会社が正式なライセンスを取得しているか確認しましょう。
海外のライセンスがあれば安全なのか?
セーシェルやベリーズなどの海外金融ライセンスを取得しているFX会社も少なくありません。
そのため、「海外でライセンスを持っているなら大丈夫」と考える人も一定数います。
しかし、これらの海外ライセンスは国や地域によって規制の厳しさが異なり、多くの場合、日本の金融規制ほど厳格ではありません。
また、海外ライセンス取得済みFX会社の多くが日本の金融商品取引法に基づく登録を行っていないため、日本の法律による投資家保護制度の対象外です。
・消費者庁が警告!海外ライセンス
・金融庁が警告!無登録業者
消費者庁が警告!海外ライセンス
一部のウェブサイト等では「海外のライセンスを取得している=信頼できる」という誤解を招く表現が使われています。
海外ライセンスを持っている会社であっても、日本の法律に基づいた登録がない限り、日本国内の投資家を守る仕組みが適用されません。
消費者庁から発表されているFX会社の注意点の一部は以下の通りです。
日本に居住する者に対してFX取引を業として行うには、金融商品取引業の登録が必要です。たとえ海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者であっても、日本で登録を受けずに日本に居住する者に対して金融商品取引を業として行うことは禁止されています。
【引用:無登録業者との外国為替証拠金取引にご注意ください!】
たとえ海外でライセンスを取得している会社であっても、金融庁に登録する義務があると定められています。
トラブルに遭わないように、日本の法律で定められた金融商品取引業者一覧に記載のないFX会社の利用は避けましょう。
金融商品取引業者の登録済みのFX会社の例 | ||
タップで詳細 | ||
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金融庁が警告!無登録業者
金融庁も、金融商品取引業者一覧に登録のないFX会社との取引に強く警告を発しています。
取引を行う前に、取引の相手が登録を受けているか、無登録業者として警告を受けていないか、取引の内容などを十分に確認・検討して、無登録業者と取引を行わないよう、注意してください。
【引用:無登録業者との取引は高リスク】
金融庁は「登録を受けていない会社との取引は避けるべき」と明言。
特に、海外ライセンスを持っていても、日本での登録を受けおらず、無登録業者として警告を受けているFX会社も少なくありません。
危ないFX会社を避けるには、金融商品取引業者の登録を受けているかを確認しましょう。
安全なFX会社の選び方
・日本で登録のあるFX会社
・適切なレバレッジ設定のFX会社
・資金が分別管理されているFX会社
日本で登録のあるFX会社
金融庁に登録された会社は、顧客資金を分別管理し、透明な取引の実施が義務付けられています。
これにより、万が一のトラブルが発生しても、法律に基づいた対応が期待できるのが特徴。
一方、海外ライセンスのみを持つ会社は、日本の規制を受けず、出金拒否や詐欺的な手口が発生しても泣き寝入りするリスクが高まります。
安心してFX取引をするためには、日本の金融庁に正式に登録された会社を選びましょう。
適切なレバレッジ設定のFX会社
レバレッジは大きく稼げる反面、大きく損失が発生する可能性も含んでいます。
日本国内ではレバレッジ最大25倍までと規制されていますが、100倍以上のレバレッジを提供する海外のFX会社も存在。
一発逆転を狙いたくてもレバレッジ上限が25倍までのFX会社を選ぶのが賢明です。
資金が分別管理されているFX会社
分別管理が徹底されていない会社を利用すると、万が一の際に資金が返還されない可能性があります。
信頼できるFX会社は、顧客資金と会社の運営資金を完全に分けて管理。
公式サイトや約款で資金管理の方法を確認し、安全な会社を選びましょう。
顧客の資金を分別管理しているFX会社の例 | ||
タップで詳細 | ||
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危ないFX会社に遭遇したトラブル例
危ないFX会社を利用してしまうと、資金を失うリスクや不当な取引条件の変更など、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、実際に発生したトラブルの具体例と、それぞれの被害を防ぐための対策について解説します。
・出金を拒否されるトラブル
・法外な出金手数料を請求される
・突然、会社と連絡が取れなくなる
・友人やSNSで勧められて大損
出金を拒否されるトラブル
悪質なFX会社では利益を出しても出金申請が承認されない、何度申請しても処理されない事態が発生しています。
特に、海外FX業者の中には 「本人確認が不十分」や「追加の取引条件を満たしていない」などの理由を後付けし、出金を不当に遅らせる手口も存在。
利用規約の中に「一定回数の取引をしなければ出金できない」「ボーナスの出金には特定の条件が必要」などの制約がないか確認しておきましょう。

法外な出金手数料を請求される
出金自体は可能でも、異常に高額な出金手数料を請求されるトラブルがあります。
通常、FX会社の出金手数料は数百円~数千円程度ですが、悪質な業者では出金額の50%以上を手数料として差し引くなど、極端な設定も。
最低出金額が高すぎる、または特定の条件を満たさないと手数料が割高になるケースもあるため、入金前に出金条件を確認しておきましょう。
突然、会社と連絡が取れなくなる
海外無登録業者は業務の実態等の把握が難しく、口座開設後に突然閉鎖される事例もあります。
「取引口座に資金を入れた後、FX会社のサイトにアクセスできなくなった」「サポートに連絡しても一切返答がない」なら要注意です。
詐欺業者が資金を集めた後、運営を停止して逃げる手口もあるので、金融商品取引業者の登録を受けているFX会社を利用しましょう。
友人やSNSで勧められて大損
「確実に稼げる」「絶対に儲かる」といった勧誘を受けて口座を開設し、取引を始めたものの、損失を被るケースもあります。
FXに限らず絶対に勝てる投資は存在しません。
FX会社を選ぶ際は、SNSの情報を鵜吞みにせず、金融庁の登録状況や利用者の評判を事前に確認しましょう。
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危ないFX会社に関わってしまったら
金融庁は、日本国内で未登録の会社との取引によるトラブルに関する相談窓口を設けています。
☎ 0570-050588(平日 10:00~17:00)
※ FX取引や市場の公正性・透明性の確保や投資者保護の上で問題があると思われるような情報は、以下でも受け付けております。
✅ 証券取引等監視委員会 情報提供窓口:
☎ 0570-00-3581
FX取引に関する問題は、金融庁の相談窓口や証券取引等監視委員会に相談すると、適切なアドバイスを受けられます。
特に、出金拒否や詐欺的な勧誘を受けた場合は、速やかに通報しましょう。
危ない取引をしないために
・自己防衛のための情報収集
・余剰資金で取引
自己防衛のための情報収集
FXに限らず投資はリスクを伴うため、正しい知識の習得は欠かせません。
会社の選定だけでなく、相場の分析やリスク管理の方法についても学ぶと損失を許容範囲内に収めながら取引を続けられます。
定期的に最新の情報を収集し、常に慎重な姿勢で取引に臨みましょう。
余剰資金で取引
生活費を圧迫しない範囲で、余剰資金を使ってFXを運用するのが賢明です。
資金に余裕がない状態で取引をすると、損失が発生したときに冷静な判断ができず、無理な取引や損切りの遅れに繋がる危険があります。
焦らず、余裕を持った資金管理を心がけながら、無理のない範囲で運用しましょう。
危なくないFX会社一覧
日本の法律を順守し、安全に取引できるFX会社は多数存在します。
100円から取引できる会社や自動売買が可能な会社など、特徴は多種多様です。
いきなり大きな金額を動かすのではなく、まずは2~3社の口座を開設し少額で取引を試しながら使い勝手を確認すると後悔のない選択ができるでしょう。
危ないFX会社を避けて取引しよう
危ないFX会社を避けるには、金融庁の金融商品取引業者の登録を受けているかを確認するのが得策です。
登録を受けている会社には、松井証券やSBI FXトレード、FXブロードネットなどがあります。
厳格な基準で運営されているFX会社を利用し、利益を積み上げていきましょう。
・ 松井証券
・ FXブロードネット
・ みんなのFX
・ DMM FX
・ LIGHT FX
・ GMOクリック証券
・ GMO外貨
・ 外為どっとコム
・ LINE FX