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猫の目が赤い・涙が出るのは病気?考えられる病気と予防するポイントを解説
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猫の目がしょぼしょぼしてるのは病気?
猫が涙や目やにが出ている時の対処法は?
猫の目が赤く腫れていたり涙が出ていると、目の病気?と心配になってしまいますよね。
今回は、猫の目の病気の症状や考えられる病気、目の病気を予防するポイントと万一に備えられるペット保険を詳しく解説していきます。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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この記事の目次
猫の目にみられる病気の症状
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猫の目は、結膜炎や角膜炎、ウイルス感染症が発生しやすく、目やにが増えたり充血や腫れがみられる場合は早めに動物病院を受診する必要があります。
初期段階では軽症に見えても、気づかず放置してしまうと悪化する可能性が高く、視力に影響を与えるリスクもあるため注意しましょう。
特に子猫は免疫力が低く感染症を発症しやすく、ホコリなどで汚れた空間では目の炎症が発生しやすいため、清潔でストレスを感じにくい環境を作ってあげましょう。
目が赤く腫れている
目に充血や腫れがある場合は、細菌感染やアレルギーで炎症を起こしている可能性が高いです。
軽症であれば点眼薬や清潔を保っていれば改善するケースもありますが、腫れがひどい場合は早めに動物病院を受診しましょう。
涙や目やにが多い
涙が異常に増えていたり目やにが多く出ている場合は、ウイルス感染や結膜炎、異物混入などが原因として考えられます。
特に黄色や緑色の目やにが出ている場合は細菌感染の可能性が高いため、点眼薬などでの治療が必要となるケースが多いです。
片目だけ閉じている
猫が片目だけを閉じたり開けにくそうにしている、しょぼしょぼしているなどの場合は、目の表面に異常が起きている可能性が高いです。
角膜炎や異物の混入、アレルギー反応などで目に痛みやかゆみを感じている場合、目を執拗にこするなどの仕草もみられます。
目をこすり続けると目の表面に傷がついてしまう可能性があるため、カラーをつけて目をこすらせないようにするなどで応急処置し、動物病院を受診するのがおすすめです。
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年01月01日~01月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
猫の目に異常がある時に考えられる病気
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結膜炎
結膜炎は猫の眼科疾患では最も多い病気で、「猫風邪」と呼ばれるヘルペスウイルス・カリシウイルス・クラミジア・マイコプラズマなどの感染症やアレルギーなどの刺激で、結膜が充血し白目の部分やまぶたの内側が赤くなります。
悪化すると細菌感染を伴って膿のような目やにが出る症状がみられるため、抗生剤やウイルスを抑える点眼薬での治療が必要です。
角膜炎・角膜潰瘍
角膜とは目の前面を覆っている透明な膜で、目の表面に傷がついたり異物混入、細菌やウイルス感染などで角膜に炎症が起こると角膜炎となります。
頻繁に目を閉じたり、涙や目やにの量が増えるなどの症状がみられ、角膜に傷がついている場合は悪化すると角膜潰瘍となり、手術が必要になったり最悪のケースでは視力が失われる危険も。
軽症であれば点眼薬などで回復もしやすいため、猫の目に異常を感じたら早めに動物病院を受診してください。
白内障
白内障は、目の中の水晶体が白く濁り視力が低下する病気で、猫は犬と比べると発症率は低いですがかかる可能性はあります。
白内障の原因は先天性の場合もありますが、猫同士のケンカによる外傷やぶどう膜炎などから続いて引き起こされるケースも。
目が白くなり視力が低下するなどの症状からさらに進行すると、緑内障を併発する場合もあるため、早期治療が重要となります。
緑内障
目の中には眼房水と呼ばれる液体があり常に生産・排出されていますが、眼房水の流れが何らかの原因で疎外されて眼球内の圧力が上がってしまう病気が緑内障です。
緑内障は他の目の病気から発症するケースが多く、進行すると視神経が圧迫されて失明してしまうため、早急な治療が必要となります。
初期症状としては、目を気にする・目やにが出る・目の表面が白く濁るなど、進行すると眼圧上昇に伴う痛みと瞳孔が大きくなる、目全体が大きくなるなどの症状がみられ、数日から数週間で視力を喪失する恐れも。
緑内障は一度発症すると完治が困難なケースも多いため、目に異常を感じたら早急に動物病院を受診しましょう。
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猫の目の病気を予防するポイント
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猫の目を清潔に保つ
涙のあとや目やにがついたままの状態では細菌が繁殖しやすくなるため、ぬるま湯で湿らせた清潔なガーゼやコットンで優しく拭きとってあげましょう。
拭き取る際は眼球に触れないように気を付け、感染が広がらないように片目ずつ違うガーゼまたはコットンを使用するのがおすすめです。
動物病院で点眼薬を処方された時は、獣医からの指示に合わせて定期的に点眼しましょう。
ストレスを軽減して免疫力低下を防ぐ
猫はストレスが増えると、免疫力が低下しウイルスや細菌などに感染しやすくなります。
猫がリラックスできる静かで落ち着いた場所を用意し、免疫力の低下を防いでいれば猫風邪の症状や目の病気にかかるリスクも軽減できるでしょう。
目を傷つけないように注意する
猫同士でのケンカや、猫風邪などの影響で目がかゆくて執拗にこすってしまうなどが原因で目に傷がつくケースは少なくありません。
もし猫の目に異物が混入した場合は、無理に取ろうとはせずにぬるま湯や人口涙液で洗い流す方法が安全です。
猫の目に異常を感じた時は猫が目に触らないようカラーをつけるなどで対処し、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。
愛猫の万が一に備えられるペット保険
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ペット保険とは、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをしても、治療にかかる費用は基本的には飼い主が全額自己負担する必要があります。
ペット保険に加入していれば万一の際の経済的負担を軽減できるので、大切な家族のためにペット保険の加入を検討するのはおすすめです。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
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保険 対象 |
犬・猫
|
犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
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猫の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:800円 ライト:610円 ミニ:140円 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,880円 1歳:3,540円 2歳:3,160円 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
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B24-011(240717) | JACAP202400079 |
猫のペット保険に加入する時のポイント
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できるだけ若いうちに加入する
ペット保険への加入を検討している場合は、できるだけ猫の年齢が若いうちに加入しておくのがおすすめです。
高齢になると加入できる保険が限られてきたり、病気やケガなどの既往歴があると補償範囲が限定されたり加入を断られる可能性が出てきます。
病気・ケガなどの万一に備えるには、若くて健康なうちに加入しておく方が良いでしょう。
インターネットで加入する
ペット保険の多くはインターネットから加入が可能で、中にはインターネットからの加入限定の商品もあります。
インターネットのみで加入できるペット保険は種類が多く、保険料が安い商品や割引がある商品も。
インターネットからの加入は場所や時間を選ばずに、パソコンやスマホで申込みができるので忙しい人にもおすすめです。
割引が適用できるか確認する
ペット保険は、商品によっては様々な割引を設けているため、活用できる割引がないか事前にチェックしておきましょう。
・インターネット割引
・マイクロチップ割引
・多頭割引
割引制度があるペット保険の中には、もともと保険料が高めに設定されている商品もあるので注意が必要です。
補償割合を確認する
ペット保険には「補償割合」を選択できる商品もあり、一般的には『50%』や『70%』などから補償の割合を選べます。
補償割合が70%の場合、病気やケガで治療費が10万円かかった時の補償額は7万円、自己負担額は3万円です。
商品によっては『100%』補償の商品もあり、補償割合が大きいほど治療費の自己負担額は少なくなりますが、その分保険料が高くなるため、家計とのバランスなどを見て考えましょう。
窓口精算と後日精算がある
ペット保険には『窓口精算』ができる商品と『後日精算』の商品があります。
精算方法 | 概要 |
---|---|
窓口精算 | 保険会社が発行する保険証を動物病院の窓口で提示すると、支払い額が自己負担額のみで済む精算方法 |
後日精算 | 動物病院の窓口で治療費全額を支払った後に、保険会社へ保険金を請求する精算方法 |
窓口精算ができるペット保険に加入していれば、動物病院に行くたびに毎回保険金を請求する手間が省けます。
しかし、窓口精算に対応していない動物病院もあり、保険料も後日精算の商品に比べると割高のため、かかりつけの動物病院が窓口精算できるか確認してから検討しましょう。
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月払保険料¥1,560※トイ・プードル0歳ペットほけんマックス70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,550※トイ・プードル0歳ペットほけんフィット70%補償プラン|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
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月払保険料¥1,998※トイ・プードル0歳プラン70スタンダード|保険期間:1年 | 保険料払込期間:1年
ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年01月01日~01月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
猫がペット保険に加入する時の注意点
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ペット保険への加入は猫の医療費用の負担を軽減できますが、加入する際の注意点があるためチェックしておきましょう。
✅ 保険更新時には審査がある
✅ 動物病院で推定年齢を確認しておく
✅ 補償対象外の費用もある
持病や病歴は事前申告が必要
ペット保険に加入するには、対象のペットの健康状態が良好である必要があります。
加入時には健康状態を告知しなければならず、重度の持病や既往歴がある場合は加入を断られるケースも少なくありません。
・生年月日
・体重
・ペットの種類
・ワクチンの接種状況
・過去にかかった病気やケガの有無
・現在治療中の病気やケガの有無
・他のペット保険への加入状況
・糖尿病
・慢性腎臓病
・椎間板ヘルニア
・悪性腫瘍
・甲状腺疾患
既往歴があっても病気やケガの再発の可能性が低いと判断されれば条件付きで加入できる保険もあるため、加入検討時には確認しておきましょう。
保険更新時には審査がある
ペット保険は1年ごとに更新が必要ですが、加入後にはそのまま終身継続が可能な商品が多いです。
しかし、中には一定年齢以上は更新できない場合や、保険加入中の病歴や保険金請求の有無に基づいた審査によって、更新時に保険料の増額や継続条件が追加されるケースも。
保険加入前に、補償対象の病気やケガ、更新時の条件などもしっかりと確認しておきましょう。
補償対象外の費用もある
ペット保険は病気やケガの際に動物病院でかかった費用を補償してくれますが、補償対象外の費用もあるので注意しましょう。
● 健康診断
● ワクチン接種
● 去勢・避妊手術
● 妊娠・出産
● ノミ・ダニ・フィラリア予防
● マイクロチップ装着
● 療養食・サプリメント
上記以外にもペット保険の商品によって補償対象外の項目は違うため、検討時にはしっかりと確認しておきましょう。
猫の目の病気:まとめ
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猫の目の病気は、猫風邪などウイルスや細菌が原因の場合や、目に異物や傷が入ったりして発症する場合があるため、目の状態は日頃からチェックしておきましょう。
猫の目に異常が起きている時は、放置すると炎症が悪化し最悪のケースでは視力を失うリスクもあるため、早期発見・早期治療が重要です。
日常的に涙や目やにを優しく拭き取り目を清潔に保ち、異変に気づいたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。
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