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犬の膿皮症は人や他の犬にうつる?膿皮症の症状・原因・予防法を徹底解説

犬の膿皮症は人や他の犬にうつる?膿皮症の症状・原因・予防法を徹底解説

犬の膿皮症とは?
膿皮症は人や他の犬にうつる?

犬の膿皮症は、皮膚に細菌が感染して炎症を引き起こす病気ですが、人や他の犬にうつるのか不安に感じている飼い主さんもいますよね

この記事では、犬の膿皮症の原因や発症リスク、膿皮症はうつるのか、治療法、予防策について詳しく解説します。

この記事の監修者

  • 有岡 直希

    ファイナンシャルプランナー

    大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。
    <保有資格>
    AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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グッドカミング編集部
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犬の膿皮症とは?

犬の膿皮症(のうひしょう)は、何らかの原因で皮膚のバリア機能が低下してブドウ球菌が過剰に増殖し、皮膚が化膿する皮膚病です。

症状

・かゆみ
・脱毛
・黒いかさぶた
・ニキビのような発疹
・湿疹 など

かゆみを伴い、犬が頻繁に掻くために脱毛やフケの増加が見られ、症状が進行すると、皮膚が硬く厚くなり広範囲に炎症が広がります

患部がただれる場合もあり、強い痛みを引き起こすケースもあるため、早期発見・治療が重要です。

細菌が繁殖しやすい高温多湿の季節に症状が悪化する傾向があり、子犬の時期の発症も多いため、梅雨の時期は気を付けてあげましょう。

膿皮症の種類と進行パターン

膿皮症は皮膚の深さによって、「表面性膿皮症」「表在性膿皮症」「深在性膿皮症」の3つの種類があり、治療法も異なります。

表面性
膿皮症
皮膚表面で細菌が過剰増殖した状態。外用薬やシャンプーだけでも治療が可能
表在性
膿皮症
皮膚の中や毛穴の中などの表皮内に細菌が侵入し、増殖した状態。外用薬や抗菌性の内服薬が必要
深在性
膿皮症
表皮内よりも更に奥に細菌が侵入し、増殖した状態。外用薬や抗菌性の内服薬が必要

犬で多く見られるのは、皮膚の中や毛穴の中などの表皮内に細菌が侵入し、増殖する「表在性膿皮症」です。

表在性膿皮症は、比較的軽度で治療もしやすいですが、深在性膿皮症は皮膚の深部まで感染が進行し、膿や血液が滲み出るケースも。

進行が早く、治療には長期間を要するケースも多いため、早い段階での適切なケアが重症化の防止しましょう。

犬の膿皮症はうつる?

膿皮症は他の犬にうつる?

犬の膿皮症は、通常、犬同士で直接感染する病気ではありません

ただ、免疫力が著しく低下している犬や、皮膚に傷がある場合は二次感染するケースも考えられます

密接な接触や不衛生な環境が感染のリスクを高める要因となるため、多頭飼育している家庭では、清潔な環境の維持が重要です。

適切な衛生管理と早期治療で感染拡大を防ぎましょう。

膿皮症は犬から人にうつる?

通常、膿皮症は人へ直接感染する病気ではありませんが、免疫力が低下している乳幼児や高齢者、持病のある人は注意が必要です。

皮膚の傷口に膿皮症の患部が直接触れると、稀に皮膚トラブルを引き起こすケースも。

愛犬との触れ合い後は、手洗いや消毒を徹底が予防に繋がります

健康な人であれば、基本的に日常生活で感染する心配はありません。

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犬の膿皮症の原因

犬の皮膚にはもともと常在菌(ブドウ球菌)が存在しており、皮膚が健康な状態では悪さはしません。

しかし、免疫力の低下の原因となる基礎疾患や外傷などによってブドウ球菌が異常に増殖してしまうと、膿皮症を発症します。

皮膚環境の悪化によって発症リスクが高まるため、以下のような病気によって膿皮症が引き起こされるケースも多いです。

● アトピー性皮膚炎
● 食物アレルギー
● 脂漏症
● ニキビダニ症
● 腫瘍
● 糖尿病
● クッシング症候群
● 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

膿皮症を発症しやすい犬種はいる?

膿皮症は、どんな犬にも発症のリスクはありますが、遺伝的に皮膚トラブルを抱えやすい犬種は発症しやすいです。

柴犬、フレンチブルドッグ、シーズー、ゴールデンレトリバーなどは、膿皮症を発症しやすいとされています。

犬の膿皮症の治療法・治療費

犬の膿皮症の治療法

膿皮症の治療は抗生物質や抗菌外用薬で治療が進められます

軽度の膿皮症であれば、外用薬だけで改善が期待できますが、深在性膿皮症は内服薬を併用し、長期間の治療になるケースが少なくありません。

再発や悪化のリスクを避けるために、獣医師の指示通りに薬を正しく使用し、定期的な通院が必要です。

犬の膿皮症の治療費

膿皮症の治療費は症状や動物病院によって異なりますが、診察料・検査費・内用薬・消毒薬などで1回3,000~1万円程度かかります。

高額な治療費が不安な方は、愛犬の万が一に備えてペット保険への加入も検討しましょう。

犬の膿皮症を予防するためのポイント

膿皮症を予防するための生活習慣
✅ 日常的な皮膚ケア
✅ 食事・栄養管理を徹底
✅ ストレス管理・生活環境の改善
✅ 定期的に健康診断を受ける

日常的な皮膚ケア

膿皮症の予防には、日常的な皮膚ケアが重要になるので、定期的なブラッシングや犬の皮膚に合ったシャンプーを使用しましょう。

乾燥しやすい季節は、皮膚の潤いを保つ保湿スプレーが効果的です。

日頃から皮膚の状態を観察し、赤みやかゆみなどの異常が見られたら、早めに獣医師に相談してください。

食事・栄養管理を徹底

バランスの取れた食事は、健康な皮膚を維持するための基本と言えます。

オメガ3脂肪酸など、皮膚のバリア機能をサポートする栄養素を積極的に取り入れるのがおすすめ。

アレルギーが疑われる場合は、獣医師の指導による除去食やアレルゲン管理が効果的です。

新鮮な水や適切な栄養管理で免疫力を高め、膿皮症の発症リスクを抑えましょう。

ストレス管理・生活環境の改善

ストレスは犬の免疫力の低下を招き、膿皮症の発症リスクを高めてしまいます。

日々、適度な運動や遊びを通じて、心身のバランスを整えてあげるのが重要です。

高温多湿な季節は、室内の湿度管理を徹底し、環境の変化に敏感な犬には、安心できるスペースを確保してあげましょう

定期的に健康診断を受ける

年に1~2回の定期的な健康診断は、膿皮症だけでなく、様々な病気の早期発見・予防に繋がります

6歳までは年に1回程度、7歳を過ぎたシニア期は年に2回程度受診しておくと安心でしょう。

ペット保険で愛犬の万が一に備えよう

ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。

ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。

保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。

グッドカミング公式LINEに登録すると、無料でペット保険の相談ができます。
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1歳:2,910円
2歳:2,960円
※トイ・プードルの場合
補償
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50%・70%・90%
※ミニプランは70%のみ
100%
※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり
特徴 0歳~4歳まで保険料変動なし満10歳まで加入可能
ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く
全国の動物病院が対象
休日診療費・時間外診療費も補償
スマホでいつでも保険金請求ができる
見積
申込
B24-011(240717) JACAP202400079

犬の膿皮症はうつる?:まとめ

犬の膿皮症は、直接的に人や他の犬へ感染する病気ではありませんが、免疫力が低い犬や人の場合、二次感染のリスクがあるため注意が必要です。

膿皮症の発症には、免疫力低下、皮膚のバリア機能の低下、環境要因などが関係しているため、日常的なスキンケア、バランスの良い食事、清潔な環境が再発予防に効果的です。

日頃から皮膚の状態を観察し、赤みやかゆみなどの異常が見られたら、早めに獣医師に相談しましょう。

また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。