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犬の血尿の原因は病気?病院に行くべき?考えられる病気と対処法を解説
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犬の血尿は病気?
病院に行くべき症状は?
犬の尿に血が混じっていたら、慌ててしまう飼い主さんは少なくないですよね。
この記事では、犬の血尿の確認方法や血尿の原因と考えられる病気、犬の血尿と勘違いしやすいケースを解説します。
症状によってはすぐに手術が必要になるケースもあるため、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
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有岡 直希
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、Webマーケターを経て外資系生命保険会社に転職。 個人のライフプラン・コンサルティングに携わり、顧客のニーズと社会保障制度を加味した論理的な提案に定評あり。 各生命保険商品を徹底的に分析し、価値ある商品の選別と保険の効果を高める活用法を提案します。- <保有資格>
- AFP、2級ファイナンシャルプランニング技能士
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犬の血尿とは?
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血尿とは、泌尿器から何らかの理由で出血したものが尿と一緒に排泄された状態を指します。
軽微な血尿はすぐに命には関わりませんが、中には重篤な病気やケガをしている可能性もあるため、注意が必要です。
尿に混ざる血液の量が少なく、ピンク色だったり色が薄かったりすると、はっきりと血尿だと判断できないケースもあります。
いつもよりトイレの回数が多い、トイレの様子がおかしいなど普段と違う様子があり血尿が疑われる時は、トイレの後にティッシュを押し当ててみるなどして確認してみましょう。
自分で判断するのが難しい時は、いつから血尿が出ているか、血尿の状態を記録しておき、かかりつけの獣医に相談すると安心です。
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犬の血尿の原因と考えられる病気
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膀胱炎
犬の膀胱炎は、細菌感染や外傷、ストレス、膀胱結石などが原因で膀胱の粘膜に炎症が起き、血尿を引き起こす病気です。
オスよりメスでよく見られ、元気や食欲はあるのに、以下のような症状が出るのが特徴。
● 血尿
● 排尿時に痛がっている
● 排尿量が少ないが回数が多い
● 排尿困難
細菌感染が原因のケースは、2~3週間程度の薬の服用で治りますが、治療せず放置してしまうと非常に危険な状態に陥るケースも。
治るまで時間がかかったり、繰り返してしまう場合もあるので、愛犬の様子がおかしいと感じたら早めに動物病院へ連れていきましょう。
尿路結石症
犬の尿路結石症はメスによく見られ、細菌感染や食事のアンバランス、ストレスなどが原因で、泌尿器のどこかに結石ができる病気です。
結石の種類によりますが、療法食による食事療法や止血剤などの投与、結石を取り除くための手術が必要になる場合も。
● 血尿
● 排尿時に痛がっている
● 頻尿
血尿が見られなくても、結石が詰まって尿道閉塞を起こしていて、重症化している恐れもあるため、注意が必要です。
泌尿器の腫瘍
膀胱腫瘍は高齢のメスに多く見られる病気で、泌尿器に腫瘍ができ、血尿を引き起こす原因になります。
● 血尿
● 排尿時に痛がっている
● 頻尿
症状は膀胱炎とほぼ同じのため、膀胱炎の治療で一時的に症状が良くなりますが、治療が遅れるとリンパ節や肺に転移し、腫瘍で尿路が塞がれて急性腎不全を発症するケースも。
ほとんどが悪性の腫瘍のため、治療方法は抗がん剤の投与や放射線治療、手術による膀胱摘出が必要です。
前立腺疾患
前立腺はオスにだけ見られる腺で、以下のような前立腺疾患は血尿の原因に。
前立腺炎:細菌感染によって発症。血尿や膿が混じった白っぽい尿が出る。
前立腺腫瘍:まれに高齢犬での発症が見られる腫瘍。ほとんどが悪性。
犬の尿道が塞がると、尿が出なくなり重症化する危険性があるため、去勢手術やホルモン剤の投与などの治療が必要になります。
急性腎不全
腎臓は、体の中で不要になった老廃物や毒素を尿の中に排泄したり、血圧を調節するなどの役割を担う臓器です。
腎臓病(腎不全)は、何らかのきっかけで腎臓の機能が低下する病気で、膀胱腫瘍、心疾患や薬・重金属などによる中毒、尿路結石症による尿路の閉塞などが原因で発症します。
● 排尿の量が減少・全くでない
● 下痢・嘔吐・脱水症状がある
● 元気がない・食欲がない
● 痙攣 など
腎臓病は一般の動物病院でも早期発見が難しく、気づいたときにはかなり病気が進行しているケースも少なくありません。
一度ダメージを受けた腎臓の組織は元の状態には戻らないので、早期発見・早期治療が重要になるので、健診を欠かさず、症状が見られたらすぐに動物病院を受診しましょう。
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ランキングは各保険商品の優劣や推奨を示すものではなく、2025年01月01日~01月31日の申込件数、資料請求件数、及びアクセス数に基づいて作成したものです。
犬の血尿と勘違いしやすいケース
避妊手術をしていないメスだと、単なる発情期の出血がおしっこに混じって血尿と勘違いする可能性も。
発情期には以下のような症状も見られるケースがありますが、基本的には治療の必要はありません。
● 元気がない
● 食欲不振
● 落ち着きがなくなる
下記のような病気も血尿と勘違いしやすいですが、命に関わる危険があるため、見分けがつかない時はすぐに病院へ行きましょう。
● 子宮蓄膿症:血の塊が混じった膿が混じって血尿に見える場合がある
● ネギ中毒による血色素尿:尿が赤やピンク、茶色がかって見える場合がある
ペット保険で愛犬の万が一に備えよう
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ペット保険は、ペットが病気やケガをして動物病院を利用した際の治療費や入院費、手術費の一部を補填するための保険です。
ペットが病気やケガをした場合の治療費は、基本的に飼い主さんが全額自己負担しなければなりません。
保険金が必要になってから加入しても、補償は受けられないため、病気や怪我をしてしまう前に加入しておきましょう。
ペット 保険 |
日本ペット | SBIプリズム少短 |
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保険 対象 |
犬・猫
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犬・猫・小動物・鳥類・爬虫類
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犬の 保険料 (月額) |
【0歳~4歳】 ネクスト:1,550円 ライト:1,220円 ミニ:380円 ※トイ・プードルの場合 ※50%補償・インターネット割引・免責額適用特約あり |
【バリュー】 0歳:3,980円 1歳:2,910円 2歳:2,960円 ※トイ・プードルの場合 |
補償 割合 |
50%・70%・90% ※ミニプランは70%のみ |
100% ※入院・通院・手術の1日(1回)の上限金額および年間上限回数あり |
特徴 | 0歳~4歳まで保険料変動なしで満10歳まで加入可能 ネクストプランは歯科治療・パテラ・ガン・泌尿器疾患も補償※歯石取りは除く |
全国の動物病院が対象 休日診療費・時間外診療費も補償 スマホでいつでも保険金請求ができる |
見積 申込 |
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B24-011(240717) | JACAP202400079 |
犬の血尿の原因は病気?:まとめ
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軽微な血尿はすぐに命には関わりませんが、以下のような重篤な病気の可能性もあるため、注意が必要です。
避妊手術をしていないメスだと、単なる発情期の出血がおしっこに混じって血尿と勘違いする可能性も。
自分で血尿かどうか判断するのが難しい時は、いつから血尿が出ているか、血尿の状態を記録しておき、獣医に相談しましょう。
また、愛犬の病気やけがに備えられるように、ペット保険への加入も検討してくださいね。
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